2017年7月14日発売
メタル大国ドイツより、女性シンガーを擁する期待の超新星! 古き良き80年代テイスト、ハイレベルなポップセンス、そして溢れるメタル愛が溶け合い、 生み出された新型メタル・バンド、その名はスーパーノヴァ・プラズマジェッツ! “ジャーマン・メタル”という言葉の持つ響きは、やはりハロウィン登場以降のメロディアスでスピーディなパワー・メタルを連想させる。 事実、現在もその流れにある音楽が盛んであるけれども、ドイツのメタルはそれだけではない。ソドム、デストラクション、 クリエイターのいわゆる“スラッシュ三羽烏”や、ラムシュタインのような超個性派も含めて、世界に通用する優秀なバンドを多数輩出してきたという 歴史がある。そして、大規模なフェスティヴァルが毎年開催されることからもわかるように、深い“メタル愛”に包まれた国なのだ。 昔からHR/HM人気が高い上に、メジャーもアンダーグラウンドも常に活発な動きをみせており、次々に新しいバンドが現れている。 そんなドイツのシーンに突如現れたニューバンドを紹介しよう。女性シンガー、ジェニファー・クラッシュを擁するスーパーノヴァ・プラズマジェッツの 登場だ。まず容姿に注目して欲しい。パッチGジャンにメタルTシャツを着用したメンバー。若さと“メタル愛”を体中から発散させた男たちに囲まれ、 紅一点のジェニファーがカラフルな存在感を発揮している。なぜか中央には大きなラジカセが置かれており、これが不思議なレトロ感を醸し出している。 このバンドが徹底して楽しさにこだわろうという姿勢を持っていることがなんとなくわかるはずだ。 彼らは2014年にファースト・シングル “Reign In Plasma” をリリースすると、すぐにドイツ国内で評判を呼び、様々なバンドのオープニング・アクトを 務めていった。例えば、スクリーモ系のエスキモー・コールボーイ、パロディ・メタルのJ.B.O.、ソドムのリーダーであるトム・エンジェルリッパーの ソロ・プロジェクトOnkel Tom、イタリアはミラノのニュー・メタル・バンドExilia、1982年より活動を続けている正統派メタル・バンドの マット・シナー率いるシナー等々。ライヴの本数をこなして地力をつけていたようだ。 そしてこのデビュー作の登場となった。彼らのサウンドは一言でいえば、“80年代型のハードロック・バンド”かも知れない。 だがしかし、アルバムを聴けば一言では表わしきれないサウンドを身に纏っていることに気づくだろう。LAメタル的ギター・サウンドが作り出す ハードなドライブ感に、フックの効いたメロディライン。曲よっては80’sメロハー的でありながらも古臭さを感じさせない絶妙のポップセンスも 感じられる。シンプルだがドラマティックな楽曲に、あの頃を知る世代は心を躍らせ、知らない世代には新鮮に響くはずだ。 ジェニファー・クラッシュの綺羅びやかでしなやかな歌声もインパクト十分。彼女はレコーディング時、ハーゲン・クロエという人物に 歌唱レッスンを受けたという。ちなみにこのハーゲンはドイツ人で、2009年発表のジョー・ペリー・プロジェクトのアルバム 『ハヴ・ギター、ウィル・トラヴェル』に参加した、あの人物だ。エンジニアは元ビヨンド・ザ・ブラック、現Cypecoreのニルス・レッサーである。 80’sメタルがリバイバルの気運を見せているのかどうかは謎だが、このスーパーノヴァ・プラズマジェッツというハイセンスなバンドの登場をきっかけに、 いきなりブームが巻き起こることも、十分あり得るだろう。80年代の懐かしさを感じさせながらも、その先の広がりまでも感じさせてくれる期待の超新星だ。 【メンバー】 ジェニファー・クラッシュ(ヴォーカル) マニー・マクフライ(ギター) アレクシス・ローズ(ドラムス) ランディー・スターダスト(ギター) クリフ・バーボン(ベース) <収録内容> 01. リーヴ・フォーエヴァー 02. スーパーノヴァ・チーム 03. ホールド・ユー・クロース 04. ターン・オフ・ザ・ライツ 05. ウィル・アイ・エヴァー・ノウ 06. ナッシングズ・ゴナ・ストップ・ミー・ナウ 07. ハンギン・オン・マイ・リップス 08. ファスター 09. フォーリン・バックワーズ 10. フィール・ユア・フィア 11. ターン・アラウンド 《日本盤限定ボーナストラック》 12. マニアック(マイケル・センベロ カヴァー)
ニューヨークのハードコア・シーンから登場したクロスオーヴァー/メタル・バンド、 プロングの新作が久々に日本盤として登場!オリジナル・アルバムとしては通算10枚目となる 最新アルバム『ゼロ・デイズ』で聴かせる、これまでのキャリアを総ざらいした強力無比なサウンドを受け止めよ! PRONGは1986年、ヘヴィ・メタルとハードコア・パンクがまさに核融合していた時代に登場した ハードコア/クロスオーヴァー/メタル・バンドだ。ニューヨークの有名なパンク/ハードコア・クラブ『CBGB』にて サウンド・エンジニアとして働いていたトミー・ヴィクター(ヴォーカル/ギター)、同じく『CBGB』のスタッフだった マイク・カークランド(ベース)、前衛ロック・バンド、SWANSの元メンバーであるテッド・パーソンズ(ドラムス)の トリオ編成で、EP「PRIMITIVE ORIGIN」とアルバム「FORCE FED」を1987年にレコーディング(レーベルの問題により 「FORCE FED」が発表されたのは1989年だった)、そのストレートでアグレッシヴなハードコア/スラッシュ・サウンドは アンダーグラウンド・シーンでじわじわと人気を高めていった。 1989年、クラブ・シーンでのPRONGの評判を聞きつけたメジャー『Epic』が彼らと接触、両者の間での契約がまとまり、 翌1990年に通算2枚目のアルバムであり『Epic』からの第1弾である「BEG TO DIFFER」がリリースされた。 ソリッドでパワフルなギター・リフとリズムで叩きつけ、迫真の言葉を吐き出すような作風のこのアルバムは 瞬く間に評判を呼び、日本リリースも実現してスラッシュ・メタルやハードコアのリスナーの間で高く評価された。 その後、彼らは「PROVE YOU WRONG」(1991年)、「CLEANSING」(1994年)、「RUDE AWAKENING」(1996年)といった 力作を続々とリリース、重厚で濃密なハードコア/スラッシュ・サウンドにインダストリアル・ミュージックの要素を 取り入れながらその音楽は漸次進化を遂げていったのだが、「RUDE AWAKENING」のツアー中にポール・レイヴンが脱退。 代役を立てながらライヴを行なっていたが、1997年、トミーの決断によりPRONGは一旦解散した。 PRONGが活動を再開させたのは2002年。オリジナル・メンバーはトミー1人だけだったが、2003年発表の復活第1弾にして 通算7枚目のアルバム「SCORPIO RISING」で再びシーンの最前線に躍り出た。2012年、新たにドイツの『Long Branch Records/SPV』と 契約した彼らは、通算8枚目のアルバム「CARVED INTO STONE」を発表。その後『SPV』に正式に籍を置くことになり、 「RUINING LIVES」(2014年)、カヴァー・アルバム「SONGS FROM BLACK HOLE」(2015年)、 「X (NO ABSOLUTES)」(2016年)といったアルバムを発表している。 このたび発売されるのは、前作「X (NO ABSOLUTES)」からわずか1年のブランクで完成した通算10枚目の オリジナル・スタジオ・アルバム「ZERO DAYS」だ。最初のEP「PRIMITIVE ORIGINS」での登場から今年でちょうど30年。 PRONGのこれまでの軌跡を集大成させたサウンドが火を噴き唸りを上げる会心作に仕上がった。 【メンバー】 トミー・ヴィクター(ヴォーカル/ギター) アート・クルーズ(ドラムス) マイク・ロングワース(ベース)
藤井隆の過去ヒット曲を精鋭クリエイター達がリミックス&リアレンジ。 徹底的なクリエイティビティで遊び倒し、最強にリライトされたリミックスアルバムが完成! 女性DJとしてMIX CD売上世界一を誇る女王「DJ KAORI」がTommy february6プロデュース曲「OH MY JULIET!」を。 2014年クラブヒット「ディスコの神様feat. 藤井隆」を手掛けた若手トラックメーカーNO.1「tofubeats」が、 KIRINJI堀込高樹の名作「わたしの青い空」をACID HOUSEに。fazerock&haraによる重低音サウンドチーム「HyperJuice」が 「ナンダカンダ」を。NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバー「MACKA-CHIN」が「絶望グッドバイ」を。 DAOKOのメジャーデビュー作のプロデュースを手がける「PARKGOLF」が「Quiet Dance feat.宇多丸」をリミックス。 インドネシアのシティポップバンド「Ikkubaru」が「未確認飛行体」を逆輸入型CITY POP解釈でリアレンジ! 最強のアーティスト達が藤井隆をブーストアップ! <アーティストプロフィール> 2000年に「ナンダカンダ」でデビュー。松本隆、筒美京平、本間昭光、堀込高樹などとの作品を重ね音楽的評価を高める。 2014年9月自身のレーベルSLENDERIE RECORDを設立し音楽活動の場を広げる。 2015年6月、アルバム「Coffee Bar Cowboy」リリース。ドラマ、舞台、バラエティーに積極的に出演する傍ら、 年間30箇所以上のクラブツアーを行うなど精力的に音楽活動を行っている。