2020年7月17日発売
四半世紀ぶりにツインギター体制となり、さらにパワーアップしたデストラクションのライヴ・アルバムが登場! 19年に行われた地元ドイツの大型野外フェスでのステージ模様をフル収録。 【日本語解説書封入】 デストラクションに多くの説明は必要ないだろう。 クリエイター、ソドム、タンカードらとともに、ジャーマン・ス ラッシュのビッグ4の一員として、スラッシュ・メタル創成期からシーンの最前線を突っ走ってきたデストラクション。 昨年リリースされた15枚目のスタジオ・アルバム『ボーン・トゥ・ペリッシュ』も大好評。 また本作では、セカンド・ ギタリストが加入。 99年のシュミア復帰以来守られてきたトリオ体制に終止符が打たれたことも、大きな話題となっ た。 この度リリースになるのが、『ボーン・トゥ・スラッシュ』と銘打たれたライヴ・アルバム。 87年の傑作『Live without Sense』に始まり、『Alive Devastation』( 03年)、『 The Curse of the Antichrist - Live in Agony』(09年)と、 ライヴ・アルバムはデストラクションのお家芸という感もあるが、 今回の作品は2019年8月10日、ドイツの大型野外フェス、パーティー・ザン・メタル・オープン・エアーでのステージ模様をフル収録したもの。 『ボーン・トゥ・ペリ ッシュ』の発売日が2019年8月9日であったから、その翌日、まさにリリース・パーティといった様相のこの日の ステージ。 演奏されたのは全10曲。 希代の名曲「カース・ザ・ゴッズ」で始まり「ベスティアル・インヴェイジョン」 で締めるという、実にデストラクションらしいセットリストである。 本作は四半世紀ぶりにツインギター体制となった、 新生デストラクションの初ツアーのドキュメントという点でも非常に興味深い。 そもそももう1人ギタリストを加えたのも、ライヴのパワーアップを図ってのこと。 それがいかに功を奏しているかを、本作は見事に証明している。 スラッシュ・ファンならこれを聞き逃す手はない。 やはり4人体制でレコーディングされた名作『Live without Sense』と 聴き比べてみるのも面白いだろう。