音楽むすび | 2022年12月2日発売

2022年12月2日発売

スピリット・オブ・エクスタシースピリット・オブ・エクスタシー

あっという間にアヴァンギャルド・メタル界を制圧したニューヨークのインペリアル・トライアンファントがついに日本デビュー。 世界最先端のエクストリーム・メタルを聴き逃すな!80 年代に大活躍したスムースジャズの第一人者ケニー・G を始め、 アレックス・スコルニック(テスタメント)、スネイク(ヴォイヴォド)等、多数のゲストが参加。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 彗星の如く登場し、あっという間にアヴァンギャルド・メタル界を席巻した感のある ニューヨークのインペリアル・トライアンファントであるが、その歴史は意外と長い。 05年、Zachary Ezrin を中心に結成された彼らであるが、アルバム・デビューを果たしたのは、12 年になってからのこと。 『Abominamentvm』と題されたわずか 25 分の本作は、不協和音や奇妙なメロディあふれるテクニカルなエクストリーム・メタル作品であり、後の彼らの アヴァンギャルドな方向性を十分に示唆する力作であった。 15年にセカンド・アルバム『Abyssal Gods』を、18 年にサード・アルバム『Vile Luxury』をリリースした後、大手のセンチュリー・メディアとの契約を手にしたことで、俄然彼らに注目が集まるようになる。 そしてついにそのセンチュリー・メディアからリリースされた 4th アルバム『Alphaville』では、エクストリーム・メタルにジャジーなトランペットから和太鼓までを取り込み、インペリアル・トライアンファントはあっという間にアヴァンギャルド・メタル界の寵児となったのだ。 そんな彼らが、センチュリー・メディアからは 2 作目となるアルバム『スピリット・オブ・エクスタシー』をリリース。 不協和音の嵐、複雑な展開、シンフォニックなアレンジメントにジャズと、当然相変わらずのアヴァンギャルドぶりを見せつけている本作だが、何と言っても驚きなのは、あのケニー・G がソプラノ・サックスでゲスト参加していること。 80年代に大活躍したスムースジャズの第一人者、あのケニー・G だ。 さらにはテスタメントのアレックス・スコルニック、ミスター・バングルのトレイ・スプルーアンス、ヴォイヴォドのスネイク、ブラッディ・パンダの日本人女性ヴォーカリスト、Yoshiko Ohara 等、多数のゲストが参加。 海外ではすでに大きな話題になっている彼らが、ついに今回日本デビュー。世界最先端のエクストリーム・メタルに触れるチャンスを逃すな︕ 【メンバー】 ザッカリー・エズリン(ヴォーカル、ギター) スティーヴ・ブランコ(ベース) ケニー・グロハウスキー(ドラムス)

デッド・アゲインデッド・アゲイン

故ピーター・スティールが率いたタイプ・オー・ネガティヴの 7枚目にして最後のアルバムが 2枚組で再発! スラッシュ・メタル、ハードコア、ゴシック、ドゥーム、そしてビートルズに至るまで、すべてを吸収・消化し、たどりついた境地。 ピーターの魅⼒的なヴォーカルは、時を経ても⼀切色褪せない。 【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 2010年、フロントマンのピーター・スティールの逝去により解散してしまったタイプ・オー・ネガティヴ。 もともとはカーニヴォアという賛否両論渦巻く過激なスラッシュ・メタル・バンドをやっていたピーターであるが、 90年にタイプ・オー・ネガティヴを結成。91年には『Slow, Deep and Hard』でアルバム・デビューを果たす。 ブラック・サバスとビートルズから大きなインスピレーションを受けていたと語るピーターであるが、 その音楽性はゴシック・メタルとでも言うべきものであり、彼らはメインストリームで大きな人気を獲得していく。 93年の『Bloody Kisses』、96 年の『October Rust』は、ロックの歴史に残る名盤である。 また90年代、ピーター・スティールはプレイガール誌でヌードを披露するなど、セックス・シンボルとしても活躍をした。 この度、そんなタイプ・オー・ネガティヴが 07年にリリースした、7枚目にしてラスト・アルバムである『デッド・アゲイン』が再発となる。 本作リリース後、レコード会社が倒産。続いて前述のピーターの死。さらに本作の曲作りをしたリハーサル・スタジオが、 ハリケーン・サンディで倒壊。なんていう曰く付きの傑作が、リリースから 15年の時を経て、再び日の目を見ることになったのだ。 スラッシュ・メタル、ハードコア、ゴシック、ドゥーム、そしてビートルズ。すべてを吸収・消化し、 たどりついた境地。ピーター・スティールの魅力的なヴォーカルは、時を経ても⼀切色褪せない。 あまりに早い死が本当に悔やまれる。 2枚組仕様で、ボーナス・ディスクにはライヴ・トラック 10曲を収録。 【メンバー】 ピーター・スティール(ヴォーカル/ベース) ケニー・ヒッキー(ギター) ジョシュ・シルヴァー(キーボード) ジョニー・ケリー(ドラムス)

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