著者 : イスラーフィール
「そなたらには指一本触れさせぬ」シリーズ累計140万部突破!(電子書籍含む)公家に転生した基綱が信長と共に天下を目指す!大人気戦国サバイバル「淡海乃海 水面が揺れる時」の外伝第5弾!コミカライズ好評連載中!
1587年。朽木家が九州再征を果たした年。西日本から抵抗勢力を完全に排除したことで、残すは関東・奥州のみ。乱世の終焉までもう一息のところまで来ていた。だが、そんな折に宣教師たちが日本侵攻を企てているという報せが舞い込む!どうやら支援者であった大友の没落で切支丹が苦境に立たされている現状を打開するため、拠点のマニラから軍船を呼び寄せるのだという。これを放置しては朽木の支配体制が揺らぐだけにとどまらず、最悪スペインによる植民地化につながる危険性もある。天下統一を目前にして現れた海外からの脅威を前に、果たして基綱の打つ手は如何に…!?弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊!
1586年。龍造寺が大友領へ侵攻を開始した年。大地震での負傷も癒えた基綱は、今度こそ九州の完全平定に乗り出した。再び十五万の大軍を動員し、三方向から破竹の勢いで進軍していく。しかし、敵の総大将・龍造寺隆信の本隊は動かず、不気味な沈黙を保ったまま。基綱の首のみに狙いを定め、朽木勢が肥前に踏み込んでくるのを虎視眈々と待っているのだ。天下を賭けたこの勝負に、敗北は許されない。知略の限りを尽くした壮絶な駆け引きを続けながら、いざ雌雄を決する戦いへ!弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊!
1561年、桶狭間で華々しい勝利を飾った織田が松平と同盟を結んだ年。一色・六角連合を相手取った信長の美濃攻めが遂に始まり、彼の上洛を画策する基綱は東海道の動きを注視していた。だが、その一方で京を取り囲む情勢が風雲急を告げる!三好と足利の和解によって平和が訪れるはずが、流れる噂は不穏な話ばかり。幕府は戦支度を整えており、しかも三好家重臣に毒殺の疑惑が!?このままでは京をめぐって大乱が起こりかねない。朝廷を戦火から守るため、基綱の知略が試される!大人気戦国サバイバル「淡海乃海 水面が揺れる時」の異伝、第4弾!
1585年。朝堂院の再建が始まり、朝廷の復興が一段と進んだ年。太平の世を見据えて国を豊かにするため、通貨作りや産業育成に東奔西走する日々。おかげで日本は空前の好景気に沸いていた。一方で明は深刻な不景気のさなかにあり、民衆の不満は今にも爆発寸前。しかもその原因は朽木の政にあって…?明と日本が争えば、西洋諸国からの介入は避けられない。敵は極東の大帝国“明”か、太陽の沈まぬ国“スペイン”か、それとも…?東アジアの安寧のため、基綱は複雑な舵取りを迫られる!世界と対峙する戦国サバイバル、待望の最新刊!
1584年。基綱が九州を平定し、太政大臣に就任した年。息子・堅絹を征夷大将軍に就任させることで、「幕府」という政の形に終止符を打った。そして新たに開いた政の府は相国府。相国として最初の仕事は外交ー対馬、琉球、朝鮮、そして、背後に存在する大帝国・明。“日本”としての舵取りに頭を悩ませる中、四国では動乱の兆しが…?ついに世界へと漕ぎ出した戦国サバイバル小説、最新刊!書き下ろし外伝×2本&もとむらえり描き下ろし漫画も収録!
ー竹中半兵衛、真田幸隆、九鬼嘉隆、蒲生定秀。皆、優れた見識を持ちながら、元々仕えていた主の下では不遇をかこち能力を発揮しきれていなかった。「自分を試したい、名を挙げたい、主のために役立ちたい」その切実な思いに背中を押され、彼らは朽木家の門を叩く。彼らの目に基綱の歩みはどう見えていたのか。これは本編では描かれなかった家臣達の目を通した戦国サバイバル!「仕官ー竹中半兵衛」「老雄ー三好長慶」など、完全書き下ろし短編3本も豪華収録!
1560年。織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を討ち取った年。信長の戦いを間近で見た基綱は、彼の躍進に向けて影で着々と手を打っていた。しかし将軍・足利義輝は織田の勝利はまぐれだと断じる一方、上杉家に大きな期待を寄せていたため、基綱との意見対立が鮮明に。足利家との関係は過去最悪へと陥る。そんな中、何者かの放った刺客が基綱の邸を襲撃する!婚約者である春齢にも危害が及びかねない状況に、基綱はどう動くか…!?「必ずそなたを守ってみせる」大人気戦国サバイバル「淡海乃海 水面が揺れる時」の異伝、第3弾!書き下ろし外伝×2本収録!
1583年。朽木家が九州征伐に乗り出した年。基綱は十五万もの大軍を従えて九州の地に上陸した。手始めに秋月を下し、その勢いのまま強敵・島津を攻略すべく南進してゆく。しかし味方なはずの大友は己の利益ばかりを追い求め、臣従の姿勢を見せたはずの龍造寺は虎視耽々と基綱の隙を狙う。両家はもはや獅子身中の虫と化していた…。油断ならない味方を牽制しながらの戦の行方は如何に!?弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊!「御家再興」「幼馴染」の書き下ろし外伝×2本、漫画:もとむらえり描き下ろし応援漫画も収録!
1581年。朽木家の当主・基綱が息子・堅綱に家督を譲った年。基綱は家督のみならず東海道五ヶ国を息子に任せ、後継者教育もいよいよ本格化していく。その一方、基綱は九州平定に向けて将軍・足利義昭の上洛の準備を進めていた。しかし、義昭が突如凶刃に倒れる。背後にいるのは一向宗か、それとも島津かー。九州を巡る情勢が混迷を深めてゆく中、中国でも騒乱の影が…?さらに、関東では怜悧狡猾な徳川の策が堅綱に迫る!弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊!書き下ろし外伝×2本+もとむらえり先生の描き下ろし応援漫画、コミックス6話を収録!
1559年。上杉家が2度目の上洛を果たした年。公家へと養子に出された元武家の後継・基綱は、新たな夢に向かって走り出していた。一度は諦めた天下布武の大願だったが、尾張の領主・織田信長と出会ったことで昂る気持ちを再燃させる。関白の懐刀として力を振るう一方、故郷の朽木へ献策したり、六角と浅井の戦いに視察へ出たりなど、暗躍を続けていた。そして、舞台は歴史の転換点へ。信長が今川家へ挑む桶狭間の戦いが訪れようとしていた。相棒の力を見定めんと、基綱もまた戦場へ足を運ぶ。決して楽ではない戦況を推察する中、勝利の鍵は天気にあり…?大人気戦国サバイバル「淡海乃海 水面が揺れる時」の異伝、第2弾!書き下ろし外伝×2本収録!
老雄ーそれは年老いた英雄。六角家の六角定頼、朝倉家の朝倉宗滴、朽木稙綱、毛利家の毛利元就、島津家の島津貴久、いずれも強大な指導力と影響力を持ちながら、この世を去った。俺こそが天下を獲るはずだったのに…そう夢見る彼らの野望を打ち砕いたのがそう、朽木家の当主・基綱である。「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」これは本編では描かれなかった偉人たちの目を通した戦国サバイバル!朽木へ仕官する決意を固める山内一豊、嫁いできたばかりの小夜、御家騒動に烈火する信長をはじめ、貴重な思い出が彩り豊かに蘇る!新規外伝×2を収録したシリーズ初の番外編!漫画:もとむらえり描き下ろし応援漫画も収録!
1580年。織田信長不在の激震がまだ関東全土へ及んでいた年。朽木の当主・基綱は悩んでいた。家督を譲る予定の息子・堅綱がまだ初々しく頼りないからだ。このままでは朽木に未来はない…そう危惧した彼は新大将・堅綱に未だ騒乱が続く美濃へ出兵を命じる。そして、舞台は関東の覇者を決める戦いへ。徳川との決戦で大将を命じられたのはまたしても堅綱だ。獅子の子落としが続く中、果たして初陣を迎えたばかりの彼が無事に任務を遂げられるのか?弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊!書き下ろし外伝×2本+漫画:もとむらえり描き下ろし応援漫画、コミックス5話を収録!
1579年。病に伏した織田信長がこの世を去った。強豪武将の訃報に関東全土が混乱し、朽木の当主・基綱もまた揺れていた。ようやく西の毛利との戦も落ち着いてきた矢先に東を任せていた同盟相手が欠落してしまったからだ。このままでは勝機ありと見た徳川家が西へ迫ってくる。坐して行方を見守るか、自らの手で織田家を喰らって東を牽制するかー想定外の事態に基綱の思いは如何に?弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊!書き下ろし外伝+漫画:もとむらえり描き下ろし4コマ漫画、コミックス4話を収録!
1577年。宿敵・足利義昭の挙兵から一年、義昭を擁する毛利家との戦に意欲を燃やす基綱は高松城を攻めることに。今回の作戦は水攻め。地の利と天気を生かした奇策で敵軍の打つ手を奪っていく。また、今回の戦は元服を済ませたばかりの長男・堅綱の初陣である。尊敬する父の役に立ちたいと緊張が止まらないーそんな彼に与えられたのは意外な任務で…?息子よ、強く逞しくあれ!新時代天正へ向け、父から子へ想いを繋ぐ戦国サバイバル小説、最新刊!書き下ろし外伝+漫画:もとむらえり描き下ろし4コマ漫画、コミックス3話を収録!
1550年、足利将軍家が三好家に追放され、室町幕府の崩壊が始まった歴史的な年。近江にある小領地・朽木の次期当主・竹若丸(2歳)には領地を豊かにし民を笑顔にする夢があった。実は歴史好きな現代日本人の生まれ変わりである彼にはそのための知識もある。だが、父晴綱の戦死によってその願いは脆くも崩れ去る。次期当主の座も住まいも剥奪され、公家へと養子に出されたからだ。生きる意味を失った諦念の中、彼に怖いものなどない。大家に啖呵を切り、関白の懐刀として名を轟かせていく。その折、竹若丸はとある男と出会う。-天下人も夢半ばで散った武将、織田信長。この邂逅が新たな天下布武を作り出す。最強の武将と異端の軍師の誕生の瞬間を刮目せよ!大人気戦国サバイバル「淡海乃海 水面が揺れる時」の異伝、開幕!!書き下ろし外伝×2本収録!
1576年。天下統一を目指す朽木の当主・基綱は愛娘・竹を苦渋の想いで上杉家との政略結婚へ使うことにした。せめて、婚儀を華やかにーそう願う基綱へ更なる試練が降りかかる!東への侵攻を進める毛利が三村や宇喜多とともに襲ってくるばかりか、復権に焦がれる義昭との溝は深まるばかり。対抗策は朽木・織田・上杉の結束にあり?今こそ三国の同盟を結成せよ!激動の戦国サバイバル小説、待望の最新刊!書き下ろし外伝×2本、漫画:もとむらえり描き下ろし4コマ漫画も収録!
1573年。上洛戦を終えた朽木の当主・基綱が近江少将の官位を得た年。彼は天下統一へ向けて次々と領地の拡大を狙う傍、家族と過ごす束の間の安寧に心安らいでいた。だが、そこへ他家の悪意が朽木と彼を襲う。暗殺者が基綱に迫るばかりか、波多野の忍の襲撃に八門衆が倒れていく。更には本願寺・足利家・毛利家は反朽木連合を築くー。「喰うか、喰われるか」他家を滅ぼさねば、朽木家が滅ぶのみ。全ては愛する人々を守るため。戦国の理を胸に、基綱は鬼神のごとく激動の時代を駆け抜けて行く。書き下ろし外伝×2本、むらえり先生描き下ろし4コマ漫画&巻末おまけ漫画も収録!