小説むすび | 著者 : キャロル・モーティマー

著者 : キャロル・モーティマー

ひざまずいたプレイボーイひざまずいたプレイボーイ

誘惑は熱心に。別れは冷淡に。 女泣かせのギリシア大富豪が、ついに……? インテリアデザイナーのエバに、大きな仕事が舞いこんだ。 大企業の副社長マルコス・リオネデスの住むペントハウスの改装だ。 噂によれば、彼は興味を抱いた女性を熱心に追いかけるけれど、 いったんものにして冷めてしまうと、とたんに残酷になるという。 それは単なる噂ではなく、エバの従妹がそんな仕打ちを受けたばかりだ。 だからエバは顔合わせの約束を二度までキャンセルし、 従妹に代わって、傲慢な大富豪にせめてもの仕返しをした。 ところがあるパーティで、エバはマルコスの興味を引いてしまい、 自己紹介された際、「エバ」とだけ名乗ってクールにあしらった。 ほどなく正体がばれ、彼のオフィスに呼び出されるとは思いもせずに! HQプレゼンツ作家シリーズ別冊より、キャロル・モーティマーの2部作〈ギリシアからのプロポーズ〉2話目をお贈りします。冷酷なはずのプレイボーイが見せる予想外の素顔に、ヒロインのみならず読み手も魅了されること請け合いです!

スター作家傑作選〜キャロル・モーティマー珠玉選〜スター作家傑作選〜キャロル・モーティマー珠玉選〜

伯爵家のパーティに招かれたトゥルーディは、国で最も人気の独身貴族バスティアンも滞在中と知り、心を弾ませた。だが、彼に途方もない賭けを持ちかけられ、赤面するー彼は心に愛がなくても、ベッドでの歓びは与えられることを証明してみせるというのだ!-『罪深き賭け』社交界に復帰した公爵未亡人ソフィア。自宅で開いた舞踏会に現れた、放蕩伯爵として悪名高いダンテの姿を見て、彼女の心はかき乱された。10年前、未婚のわたしにつきまとい、あろうことか唇まで奪った不埓な彼が、なぜここに?招待なんてしていないのに!-『放蕩伯爵と白い真珠』巨万の富を誇るルーファスは数週間前に公爵位を継いだばかり。領地の管理人が夜逃げしたという知らせを受けて現地に向かったところ、森の池のほとりで若く美しい娘と出会い、思わず口づけをしてしまう。相手が教区牧師の品行方正な妹アンナだとは知らずに。-『奔放な公爵の改心』公爵マーカスは親友の妹ジュリアナの言葉に耳を疑った。訳あって、彼に愛の手ほどきをしてほしいというのだ。マーカスは堕天使のように美しい顔に悪魔の笑みを浮かべた。4年前に伝えるはずだったこの想いを今、彼女にわからせるのだー身も心も虜にして。-『高潔な公爵の魔性』

ロスト・ラヴロスト・ラヴ

仕事を失い、子も奪われ、夫の愛も消えた。 私は“別人”になり、愛し愛される道を選んだーー 事故で顔を激しく損傷したジャッキーが望んだのは、 顔を復元する手術ではなく、別人に生まれ変わること。 整形手術で新しい顔を手に入れた彼女は、過去の弱い自分を捨てた。 ブルック・アダムソン。それがいまの彼女の名前だ。 夫のレイフに奪われた息子との再会を果たすため、強くならないと! 大企業のトップで仕事人間の夫との結婚はつらい思い出ばかり。 何がいけなかったの? どこを間違えたのだろう? そこにあると思っていた愛は、最初からなかったのかもしれない……。 でも、どんなことをしてでも息子に会いたい。 たとえレイフにどう思われ、どれほど邪魔をされようとも。 大スター作家たちの名作を厳選してお届けする《プレミアム・セレクション》。初版の刊行当時、感動の嵐を巻き起こした話題作をお贈りします。ジャッキー改めブルックと会ったレイフは、元妻とは気づきませんが、ときおり目の色や表情に類似点を見つけ……。

氷の富豪と愛の魔力氷の富豪と愛の魔力

切ないのは、あの夜に彼が求めたものが 私じゃなく、亡き妻の面影だったこと……。 若きマーリンは仕事で湖水地方へ向かっていた。 妻を悲劇的に亡くした実業家のブランドンに会い、 彼の妻の生涯を描く映画に同意してもらうのだ。 でも、彼は映画関係者の訪問を毛嫌いしているという。 道中、嵐に見舞われて道に迷ったマーリンは、ホテルと勘違いして ブランドンの館を訪れてしまい、やむなく素性を告げずに泊まることに。 その夜、妻の写真を暖炉にくべながら憂愁に包まれる彼を目撃し、 昼間の傲慢さが消えたその姿に、マーリンは胸を衝かれたーー 彼を慰めたい一心で、求められるまま純潔を捧げてしまうほどに。 だが翌朝、彼女が素性を明かすと、ブランドンは豹変した! 傲慢か、繊細かーー昼夜、別の顔を見せる大富豪に猛然と映画化を突っぱねられ、傷つくマーリン。後日、彼の申し出にさらに翻弄されることに。「今後もぼくと大人の関係を続けるんだ」英国女王も認めた稀代の大スター作家、C・モーティマーの貴重な初邦訳長篇!

貴公子と清らな薔薇貴公子と清らな薔薇

高貴な身分のあの人に、 身のほど知らずの恋をした。 「僕の弟が戦死したばかりなのに、次の獲物を探しているのか?」 牧師の養女リリーは世界一会いたくない人物と最悪の再会を果たした。 亡き幼なじみが崇拝していた兄である麗しの将校ーー 公爵位を継ぐために帰還したジャイルズ・モンタギュー卿だ。 彼はリリーを金目当てで弟をたぶらかした悪女と決めつけ、 顔を合わせるたびに捨て子だったことを持ち出して嘲るのだ。 深く傷つきながらもなぜか彼を憎みきれずにいたある日、 またもやジャイルズ卿と言い合いになり、偶然体が触れ合った。 その瞬間、胸のうずきを覚えたリリーは彼への想いに気がついた。 貴族の彼と結ばれるなど、万にひとつの望みもないのに。 エリザベス女王やアメリカロマンス作家協会からも賞賛される大スター作家、C・モーティマーのピュアでホットなリージェンシー。“身分卑しき悪女”の無自覚な色香に翻弄される傲慢ヒーロー、不遇なヒロインの出自の真相……。読みごたえたっぷりの力作です!

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