小説むすび | 著者 : ジェニー・ルーカス

著者 : ジェニー・ルーカス

靴のないシンデレラ靴のないシンデレラ

シンデレラに靴はいらない。 探しているのは愛だけ。 「助けて! 雇い主に私たちの赤ちゃんを奪われそうなの!」 教会に駆け込んだ身重のスカーレットは、花婿に向かって叫んだ。 祭壇で花嫁と誓いのキスを交わす寸前の富豪ヴィンが振り返った。 8カ月前、スカーレットは彼と出会った瞬間に恋に落ち、 純潔を捧げた翌朝、彼の身分を知って名前も告げず姿を消したのだ。 まさかヴィンの子を身ごもっていようとは思いもせずに。 辣腕実業家らしくヴィンはその場で政略結婚を取りやめると、 彼女を追ってきた雇い主を叩き出し、子のDNA鑑定と婚前契約を 要求した。この人に愛はないの? これはビジネスじゃないわ! 憤然とするスカーレットを、ヴィンは傲慢にも腕にかき抱き……。 感情が豊かで一途に愛をそそぐヒロインの登場で、冷酷無比なヒーローが振り回され、仮面がしだいに剥がれていく様子を、ジェニー・ルーカスがドラマティックに描きだします。ときにコミカルで、ほろりと涙も誘う、出色のロマンスをお楽しみください。

愛なき富豪と孤独な家政婦愛なき富豪と孤独な家政婦

この世にお金で買えないものがあると、 大富豪は初めて知った。 妊娠してしまった──家政婦のエマは呆然とした。 世界的なホテル王チェーザレの従順な家政婦として仕えて7年。 料理や掃除はもちろん、ときには彼のベッドに居座る美女たちを 追い払う役目まで担ってきた。でもまさか私自身がそのベッドで 一夜を捧げ、病身にもかかわらず宝物を授かるなんて。 だがチェーザレはエマの告白に耳も貸さず、愛人になるよう迫り、 失望した彼女が退職を申し出ると、怒って札束を投げつけたのだ。 エマは深く傷つき、黙って彼のもとを去るしかなかった。 10カ月後、チェーザレはようやくエマを捜し出し、迎えに行くが、 彼女が抱く愛らしい赤ん坊が自分と瓜二つだと気がついて……。 根強い人気を誇るジェニー・ルーカスが描く、シークレットベビー・ロマンスの金字塔! “愛した人はみな消えていなくなってしまう”ゆえに愛を恐れ、拒み続けるヒーロー。ヒロインと小さな息子の存在が、しだいに彼の凍てついた心をとかし始めて……。

十万ドルの純潔十万ドルの純潔

たとえどんなに傷つけられても、 この子だけは守ってみせる。 「きみは10万ドルで、バージンを売ったんだ」 最愛の人から刃のような言葉と小切手を投げつけられ、 レティは凍りついた。やはり彼は私を許してはいなかった……。 10年前、彼女はギリシア富豪ダレイオスと駆け落ちを誓ったが、 直前に反故にしたのだった。ずっと音信不通だった彼が突然現れ、 夢にまで見た情熱の一夜を過ごしたというのに、こんな手ひどい 仕打ちを受けるなんて。みじめに捨てられた貧しいレティは、 数週間後、ダレイオスの子を身ごもったことに気づいた。 この子を守りたい。あの日、彼を守ったように── レティは真実を伝えるため、ダレイオスのもとへ向かった。 ドラマティックな展開と健気なヒロインを描いて人気のジェニー・ルーカス。彼女の魅力が詰まった珠玉のロマンスをお届けします。父を養うため、ウエイトレスとして働くヒロイン。妊娠を知ったヒーローから、父との絶縁が条件の便宜結婚を申し込まれて……。

孤独な城主と誘惑の9カ月孤独な城主と誘惑の9カ月

愛を拒まれた惨めなシンデレラは、 本当に幸せになれるの? 理学療法士のダイアナは、謎めいた依頼を受けた。 イギリスの古城に隠遁する億万長者のもとで、住み込みの仕事が あるという。雇用期間は無期限。リハビリの報酬は破格だが、 守秘義務は絶対厳守──気難しいご老人なのかしら? 訝しみながらも彼女は受諾する。薄暗い城内に足を踏み入れると、 冷たい声が響いた。「きみで4人目。2人目は2日でくびにした」 氷河のような目の若き城主エドワードが、彼女を睨みつけていた。 それでもダイアナは心身ともに傷ついた彼に寄り添い続け、 やがてそれは熱い恋心へと変わっていく。そしてついにある夜、 エドワードの誘惑に抗えず、純潔を捧げてしまうことに……。 大人気作家ジェニー・ルーカスが描く、身分違いの二人がすれ違いを乗り越えて結ばれるドラマティックな純愛ロマンス! 大スター作家リン・グレアムも太鼓判の王道作です。ヒロインの妊娠を知ったヒーローの、隠しきれないメロメロな姿にご注目ください。

伯爵との離れがたき絆伯爵との離れがたき絆

人生のどん底で、私は身ごもった。 顔も知らない伯爵の子を。 妊娠7カ月のロザリーは執事に案内され、おどおどしながら まるで宮殿のようなベネチアの邸宅へ足を踏み入れた。 場違いすぎて泣きそうだ。まさか依頼主が伯爵夫人だったなんて。 代理母は引き受けたけれど、やっぱり自分の子でもあるから、 おなかの子は渡せないと言いたい。断られるに決まっていても。 だが、見たこともないほど魅力的な伯爵は彼女の妊娠すら信じず、 奥さまに確認してほしいと言っても蔑みの目を向けつづけた。 伯爵夫人は夫に内緒で代理母を雇っていたの? それはなぜ? そのとき、伯爵が言った。「妻は死んだんだ。愛人と一緒にね」 両親を火事で失い、失意の中で代理母となったヒロイン。彼女はヒーローから金めあての女とののしられ、出ていけと言われます。だがその後ヒロインの話が本当だったと知って、ヒーローは彼女を追いかけ、子供をベネチアで一緒に育てるよう強引に迫るのでした。

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