小説むすび | 著者 : ミランダ・リー

著者 : ミランダ・リー

ウエディング・ナイトウエディング・ナイト

1日だけの元花嫁は愕然としたーー 今も変わらず、彼を愛していることに。 ある日、ウエディング・コーディネーターのフィオーナのもとに、 息子の結婚式をお願いしたいと資産家の女性から依頼が。 驚くことにその息子とは、フィオーナの元夫フィリップだった! 元夫と言っても、たった1日だけの。10年前、二人は結婚式を挙げたが、 その日の夜には婚姻無効の手続きがとられたのだから。 当時、妊娠した若き花嫁のフィオーナを歓迎しなかった義理の母、 つまり今回の依頼人である彼の母は今、彼女の正体に気づいていない。 複雑な思いを抱えながらも仕事を引き受けたフィオーナだったが、 打ち合わせに現れたフィリップはすぐに気づき、冷たく言い放った。 「こんな芝居はすぐにやめるんだ。いったい何を企んでいる?」 10年前、息子には不釣り合いだとフィオーナを見下した元義母、そして10年前より魅力的になったフィリップと再会し、フィオーナは思い出すのでしたーー結婚式をしたあの日、赤ちゃんを失ったあの日、心の一部をむしり取られたような喪失感を味わったことを。

ボスの愛人候補ボスの愛人候補

失恋の傷を癒やす最良の薬は、 セクシーな富豪との秘密の情事!? 婚約者に裏切られ、会社を辞めて失意の日々を送るビビアン。 そんな彼女に、以前から仕事で取引のあった会社社長ジャックが 突然、依頼を持ちかけてきた。彼がひと目惚れで購入した 屋敷のインテリアデザインをビビアンに任せたいという。 とびきりのハンサムだけれど、傲慢で仕事中毒のジャックは苦手。 でも、気がまぎれるならいいわ。彼女は軽い気持ちで引き受けた。 ところが、ある出来事がきっかけで二人の関係は一変する。 屋敷のバルコニーから転落しかけたビビアンは彼に抱きとめられ、 ふいに熱い感情が高まり、そのまま一夜を共にしてしまったのだ。 しかもあろうことか、この関係を続けたいと口走ってしまい……。 一方的に婚約を破棄されて、すっかり女性としての自信を失ってしまったヒロイン。ずっと苦手で遠ざけてきたはずのヒーローのことが、なぜか気になり始めて……。男女の心の機微を描かせたら右に出る者なしの人気作家ミランダ・リー、渾身の逸作です!

カサノヴァの素顔カサノヴァの素顔

ファンに選ばれたベストヒーローが再び! 一途に愛されたい女性必読の、不朽の名作。 ある日、ミッシェルのもとに、結婚式の招待状が送られてきた。 差出人はなんと、彼女の10年来の恋人! いつのまに別の女性と? いきなりの仕打ちに泣き崩れたミッシェルを慰めてくれたのは、 学生時代からの友人で大富豪のタイラーだった。 昔からプレイボーイとして名を馳せ、有能で容姿端麗で完璧すぎる彼に かえって反発を感じて、喧嘩ばかりしていたのに。 彼のおかげで少し元気の出たミッシェルは、ある計画を思いつく。 タイラーに頼んで、一緒に結婚式に出席してもらおうーー 私のとびきりすてきな新しい恋人のふりをして! 見せかけのはずが、本当に彼の虜になってしまうとも知らずに。 大好評企画《不朽のファン・セレクション》より、2001年下半期ベストヒーロー賞第2位に輝いた作品をお贈りします。女性なら誰もが好きになってしまうような完璧すぎるヒーローが登場! 物語のテンポの良さでは右に出る者がいないミランダ・リーの名作です。

運命の夜に運命の夜に

エマ・ダーシー&ミランダ・リー姉妹が、 共にお気に入りと推した貴重な名作! 子供が欲しい! 結婚なんてしなくても、赤ちゃんは産めるわ。 幼いころ父親に捨てられたマディーの辞書に“結婚”の文字はない。 親友の赤ん坊を抱くうち母性が急に目覚めても、それは変わらなかった。 ただ、子供を授けてくれる男性が必要だし、誰でもいいわけじゃない。 英国貴族で金融会社の重役マイルズと再会したのは、そんなときだった。 昨年のパーティで出逢い、強く惹かれるものを感じていた。 優秀な頭脳と、女性を蕩けさせるルックス、そして高貴な生まれ……。 愛は望めなくても、マイルズは子供の父親としては理想の男性だ。 けれども問題は、昨年マディーは勇気を出して彼を誘ったのに、 その誘いを丁寧な、しかし見下すような口調で拒まれたことだった! 本作はミランダ・リー自身が最もお気に入りとし、姉のエマ・ダーシーも太鼓判を押した作品です! ミランダは、この物語を書くことを純粋に楽しめたのは、ヒロインが強く、自分の欲しいものをわかっていて、それを追求する現代的な女性だからと語っていました。

裏切りののちに裏切りののちに

この胸が痛いのは、捨てられた記憶と、 あの頃のままの、あなたのせい……。 シドニーのさる裕福な実業家が隣の屋敷を買ったと聞いたキャシー。 屋敷内の品々が競売にかけられるというので行ってみると、 新しい主としてそこにいたのは、なんとダン・マッケイだったーー 9年前、妻の存在を隠し、二十歳のキャシーに甘い恋を経験させながら、 突然〈ぼくのことは忘れてくれ〉という手紙一つで彼女を捨てた男! でも、精悍な黒い瞳も、長身の体も、胸が痛くなるほど昔のままだ。 思わぬ再会に動揺するキャシーをもてあそぶように、ダンが唇を奪う。 だめよ、二度と彼を信じたり、近づけたりしては。 私には守るべき者がーーダンに知らせずに産んだ子がいるのだから。 するとそこへ、父親譲りの漆黒の目をした息子が駆けてきた。「ママ!」 大ベテラン作家ミランダ・リーによる、シークレットベビー物語。裏切られた心の傷はまだ癒えていないと、ダンを遠ざけようとするキャシーですが、たった一度のキスであの頃の感覚がいっきに目覚めてしまい……。ダンが彼女のもとを去った理由とは、いったい?

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