著者 : 小泉八雲
人の心の弱さと醜さを映す 奇奇怪怪な物語の世界へ NHK朝ドラ「ばけばけ」で話題の小泉八雲の怪談が1話5分で読み切れる短編集。珠玉の名作17篇をその世界観が際立つ現代超訳に。気鋭のアーティスト6名が描く、ずっと眺めていたくなる神秘的なイラストとともにお届けする。 参加アーティスト:カワグチタクヤ/さとま/すり餌/HER/橋賢亀/Minoru 【収録話】 1.鏡と鐘と 2.猫を描いた少年 3.忠五郎のはなし 4.幽霊滝の伝説 5.死霊 6.生霊 7.常識 8.轆轤首 9.食人鬼 10.因果ばなし 11.破られた約束 12.お貞のはなし 13.青柳の話 14.閻魔大王の法廷にて 15.鮫人の恩返し 16.耳なし芳一 17.雪女
怪談集! 怪談話が大好き! 小泉セツと八雲がつくった18のこわい話。 主人公のモデル、小泉セツによる怪談執筆の裏話を書いた『思い出の記』も収録。 原文を読みやすく現代仮名遣いで編集部注をつけて掲載しました。 こんなにこわい話、あなたは知っていました? 『耳無芳一の話』『雪女』『ろくろ首』など18篇と『思い出の記』小泉セツを収録。
名作「怪談」の新訳版。小泉八雲氏が妻セツから聞いた日本各地に伝わる幽霊話を再話し、独自の解釈を加えた情緒豊かな作品。翻訳家・小宮由氏が10篇をセレクトし、朗読に適した美しい日本語訳でお届けします。
【新訳】これまで一度も訳されたことのない作品も収録 明治37年小泉八雲は亡くなりました。来年は没後100年に当たります。 八雲が死んだ年は日露戦争が始まった年でもあります。 それ以降の日本は、八雲が愛した多くのものを消し去って行きました。 八雲が愛した日本の心とは何だったのか? 無くしてしまった大事なものとは何なのか? この本を読めば、それが分かります。
定評ある名訳の全面改訂版と半数以上の新訳作品とで贈る個人完訳・決定版。その訳文は、ハーンが基にした怪談・奇談の原拠に出てくる日本語表現や固有名詞の表記をハーンの英文に即して巧みに活かしながら、最新のハーン研究の成果を反映。従来、ほぼ割愛されてきたハーンによる原註をすべて訳出。詳細な訳註・解説を巻末に付す。
日本を深く愛しつづけたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)1890年に来日以来、日本の物語や民間信仰、風習等を通して、西洋至上主義に捉われることなく日本を理解しよと務め、数多くの秀れた作品を残した。本巻は八雲の作品の中でも「耳なし芳一」「轆轤首」「雪女」等、一般に親しまれている怪談・奇談42篇を、気鋭のハーン研究者達の新訳で収録。さらに巻末にこれらの原拠30篇も翻刻した。 1 耳なし芳一 2 おしどり 3 お貞の話 4 乳母桜 5 策 略 6 鏡と鐘と 7 食人鬼 8 貉(むじな) 9 轆轤首(ろくろくび) 10 葬られた秘密 11 雪 女 12 青柳の話 13 十六桜 14 安藝之介の夢 15 宿世(すくせ)の恋 16 因果話 17 天狗の話 18 和 解 19 普賢菩薩(ふげんぼさつ)の伝説 20 死骸にまたがった男 21 菊花の約(ちぎり) 22 破られた約束 23 閻魔の庁で 24 果心居士(かしんこじ)の話 25 梅津忠兵衛 26 夢応の鯉里(りぎょ) 27 幽霊滝の伝説 28 茶碗の中 29 常 識 30 生 霊 31 お亀の話 32 蠅の話 33 忠五郎の話 34 鏡の少女 35 伊藤則資の話 36 美は記憶なり 37 美の悲哀 38 薄明の認識 39 破 片 40 振 袖 41 夜光るもの 42 ゴシックの恐怖 43 解 説 44 原 拠