小説むすび | 著者 : 連城三紀彦

著者 : 連城三紀彦

絶望書店絶望書店

夢をあきらめるのは、よくないことですか? 古今東西から「夢のあきらめ方」にまつわる物語を集めたアンソロジー。 夢をあきらめた人へ、夢をあきらめようとしている人へ、そして夢をもつことさえできなかった人へ……。 「絶望書店」書店主からのご挨拶  書店にぶらりと立ち寄って、そこで思いがけない本と出会う。  それこそ、書店の楽しみではないでしょうか。  うちも、そういう書店でありたいと思っています。  ただ、小さな書店ですから、どんな本でも置いてあるわけではありません。  うちに並んでいるのは、「夢のあきらめ方」に関する本だけです。 「なぜそんな本を?」と思われるかもしれません。  でも、「夢をかなえる本」や「夢をあきらめない本」なら、他の書店さんにたくさんあります。  ですから、一軒くらい、こういう書店があってもいいのではないでしょうか?  夢がかなわなかったとき、夢をあきらめなければならないとき、この書店をぶらりと訪れてみてください。  本なんか読む気になれないかもしれません。でも、ひとつの物語との出会いが、もしかすると、あなたにとって、とても大切なものになるかもしれません。

連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集

逆転に次ぐ逆転、超絶トリック、鮮烈な美しさ。死してなお読者を惹きつけてやまないミステリーの巨匠、連城三紀彦を敬愛する4人が選び抜いた究極の傑作集。“誘拐の連城”決定版「ぼくを見つけて」、語りの極致「他人たち」、最後の花葬シリーズ「夜の自画像」など全6編。巻末に綾辻×伊坂×米澤、語りおろし特別鼎談を収録。 どれも超高密度(綾辻) 普通は書けない。(伊坂) 驚きは屈指のもの。(小野) その「技」は魔法的(米澤) 四人の超人気作家が厳選した究極の傑作集。 特別語りおろし巻末鼎談つき! 逆転に次ぐ逆転、超絶トリック、鮮烈な美しさ。死してなお読者を惹きつけてやまないミステリーの巨匠、連城三紀彦を敬愛する4人が選び抜いた究極の傑作集。“誘拐の連城”決定版「ぼくを見つけて」、語りの極致「他人たち」、最後の花葬シリーズ「夜の自画像」など全6編。巻末に綾辻×伊坂×米澤、語りおろし特別鼎談を収録。 【目次】 「ぼくを見つけて」 「菊の塵」 「ゴースト・トレイン」 「白蘭」 「他人たち」 「夜の自画像」 特別鼎談  ミステリー作家連城三紀彦の魅力をさらに語るーー綾辻行人×伊坂幸太郎×米澤穂信

女王女王

出版社

講談社

発売日

2014年10月29日 発売

戦後生まれの荻葉史郎の中にある東京大空襲の記憶。だが彼を診察した精神科医・瓜木は思い出す、空襲の最中にこの男と出会っていたことを。一方、史郎の祖父・祇介は旅先で遺体となって発見された。邪馬台国研究に生涯を捧げた学者の祖父は、なぜ吉野へ向かい、若狭で死んだのか? 瓜木は史郎と彼の妻・加奈子と共に奇妙な記憶と不審な死の真相を探る旅へ。だが彼らに立ちはだかったのは、魏志倭人伝に秘められた邪馬台国の謎!? 東京大空襲、関東大震災、南北朝時代、そして邪馬台国…… ある男の奇妙な記憶と、女の告白、ひとりの老人の不審死が 壮大な歴史の謎へと導く。 「序章を拝読したときに、どこへ連れて行かれるのだろうと驚いた」(田中芳樹) 戦後生まれの荻葉史郎の中にある東京大空襲の記憶。だが彼を診察した精神科医・瓜木は思い出す、空襲の最中にこの男と出会っていたことを。一方、史郎の祖父・祇介は旅先で遺体となって発見された。邪馬台国研究に生涯を捧げた古代史研究家の祖父は、なぜ吉野へ向かい、若狭で死んだのか? 瓜木は史郎と彼の妻・加奈子ととともに奇妙な記憶と不審な死の真相を探る旅へ。だが彼らに立ちはだかったのは、魏志倭人伝に秘められた邪馬台国の謎であった。 衝撃の展開、男女の情愛…… 連城ミステリのすべてが織り込まれた傑作! 序章  5 一章  66 二章  290 三章  411 終章  518 解説 香山二三郎  526 特別収録<最後のインタビュー> 「男と女の物語」に魅せられた作家生活ーわが人生最高の10冊ー 連城三紀彦(構成・朝山実)  529 連城三紀彦さんのことについて 朝山実  533

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