小説むすび | 著者 : 鈴ノ助

著者 : 鈴ノ助

この恋は叶わない 〜最後の姫と堅物将軍は熱砂の夜に夢を見る〜この恋は叶わない 〜最後の姫と堅物将軍は熱砂の夜に夢を見る〜

期限付きの恋だった。--それでも、夢を見た。 閉ざされた熱砂の姫×傷を抱えた堅物将軍のすれ違いから始まる運命の恋物語 ※入らない場合は一行目のみご使用ください。 涙が宝石に変わるという体質のせいで、迫害された歴史をもつラハム一族。 族長の娘レイラは瞳の色が不吉だと言われ婚期を逃していたが、ようやく嫁ぎ先が決まり、幸せな結婚生活を夢見ていた。 そんな彼女は輿入れ前のある日、怪我を負った軍人サイードを助ける。 看病をする内、不器用ながらも誠実なサイードに心惹かれていくレイラ。 サイードも献身的なレイラに好意を滲ませ、ある夜二人は熱を交わすーー。 けれどレイラを想うサイードは一夜の夢だと身を引き、レイラ自身も期限付きの叶わぬ恋だと想いを飲み込もうとした。 しかし、とある事情でレイラの縁談がなくなり、それを知ったサイードはレイラを本国に連れて帰ろうとする。 差し伸べられた手に未来を見るが、一族を捨てられず拒むレイラ。 すると、それまでの熱を捨てたサイードは「化け物がどんな夢を見られると思う」と冷たく言い放ちーー? 閉ざされた熱砂の姫と、傷を抱えた堅物将軍のすれ違いと衝突からはじまる物語。

長い夜の国と最後の舞踏会 3 〜ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊〜長い夜の国と最後の舞踏会 3 〜ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊〜

再び開かれた舞踏会への扉。 紡がれるは新たな夜の国のお話。 最後の舞踏会で復讐を遂げた公爵令嬢ディア。 傍で見届けたノインに連れられファーシタルを後にした彼女は、物語の森にある屋敷で新たな生活を始めていた。 人ならざる者達の常識に翻弄されつつもノインの隣に立つために、少しずつ自分にできることを増やそうと努力するディア。 周囲からも優しく見守られ、穏やかな時間を過ごしていた。 一方、ノインはディアを伴侶として迎えるための準備を進めていた。 向かったのは夏至祭の森ーーファーシタルの民と深い因縁がある夏至祭の王サーレルのもと。 交渉の後、ディアに手を出さないという言質を取ることに成功するノインだったが、サーレルとの因縁を抱えているのはディアだけではないようで……? ひとりぼっちだった公爵令嬢と真夜中の精霊が紡ぐ、新たな夜の国の物語ーー。 『長い夜の国と最後の舞踏会』の短編小説の他、リベルフィリアを舞台とする『来訪者』を収録。

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