出版社 : オーバーラップ
夏を迎えた「何でも屋」に、聖女来訪!? 季節のお悩みも、仲間の困り事も全部解決してみせます! 魔王討伐の褒美として、自由に生きることを願った暁の魔女レイシー。 プリューム村で何でも屋「星さがし」をはじめるが、なかなか依頼の来ない日々が続いていた。 丘の上にある屋敷で悩んでいると、見かねたアレンに連れられ村に下りることに。 そこでは……夏の「暑さ」というお悩みが待っていた! 話を聞くと、暑い時期は食糧の保存に困っているという。 特に畑に出る村人に持たせる昼食が味気ないものになっているらしい。 その話を聞いたレイシーは依頼として引き受け、「保冷温バッグ」という魔道具を作りあげる! 冷気や暖気を閉じ込める鞄は、村人のお悩み解決はもちろん、商人の手で国中に広がっていきーー!? その頃、レイシーからの手紙を受け取った聖女ダナがプリューム村に向かっていた。 癒やしの力を使い活躍しているダナだが、自分では癒やせない、ある悩みを抱えているようで……? 臆病な最強魔女の『何でも屋』ライフ、第二幕!
導かれた先で待つは女神との邂逅!? ルベリア王国の王太子となり、公爵令嬢エリナと結婚したアルヴィス。 側妃問題を乗り越えた二人は、アルヴィスの生誕祭を迎えていた。そこでエリナの懐妊も公表し、仲睦まじい二人の姿を見た周囲からもたくさんの祝福を受ける。 ーー生誕祭後、王太子妃の懐妊という吉報に王都はお祝いの空気に満ちていた。 しかし、国境からは隣国マラーナの荒廃した現状が知らされる。 同時に妙な胸騒ぎに悩まされるアルヴィス。 女神の眷属であるウォズからもその不安は正しいと告げられ、焦燥感は増すばかり……。 そこで近衛隊の遠征に同行し、女神ルシオラが眠る王家の墓所に足を運ぶことを決める。 国とエリナを守る意思を抱え、墓所に向かうアルヴィス。その先で待っていたものとはーー? これはとある王国のお話。 ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
未来からの手紙と最強の時空魔法で、運命を切り開け!! 己の立場を笠に着て生きてきた元『神童』の公爵令息・ヘルベルト。 傲慢さとその見た目から周囲に豚貴族と馬鹿にされてきたが、平民マーロンとの決闘を控えた前日、謎の手紙が目の前に現れる。 その手紙は二十年後の自分から送られてきたもので!? さらに、このままでは誰一人としてヘルベルトを認める者がいなくなる悲惨な未来が綴られていた! ーーだが、そこには希望も書き記されていた。ヘルベルトにはかつての大賢者が使った時空魔法の素質があること。 行動を変えれば周囲の人の見る目も変わること。 ヘルベルトはこれまでの行いを悔い改め、手紙のアドバイスを元に未来を変える行動を始める! まずは凋落の契機である、マーロンとの決闘に敗北する未来を変えることに。 特訓を経て迎えた決闘の日。 果たしてヘルベルトは勝利を掴み取り、未来を変えられるのかーー!? 人生やり直しファンタジー、ここに開幕!
花嫁修業で希少な才能開花!頑張る花嫁に、竜王陛下の溺愛は加速中!? 竜王カインに嫁ぐこととなった弱小国の姫ミレーユ。 求婚相手が違うという勘違いも解決し、二人は少しずつ距離を縮めていた。 早く結婚したいカインにより結婚式の準備も進められていたが、膨大な量の衣装制作や先代王の行方不明など問題は山積みだった。 一方、穏やかな時間を過ごすミレーユは、ドリスの誘いで術の検証を行うことに。 彼女曰く「石に魔力を込め、術を発動させられる」性質は、初代竜王の遺産である魔石に似ているという。 用意されたたくさんの石に順調に魔力を込めていくミレーユ。 最後に魔石に触れたところ、そこに刻まれた記憶が流れ込みーー、ミレーユは自身の術を理解し、能力を最大限使えるように! そんな中、祖国グリレスが崩壊の危機との情報がもたらされる。 さらには妹エミリアが嫁ぎ先に戻らず引きこもっているとも。 ずっとエミリアのことが気がかりだったミレーユは渋るカインを説得し、祖国へ足を運ぶことにするのだが……?
宿敵を前に夫婦の絆が試される!? 前世は伝説の魔女だった伯爵夫人ラム。 隣国の訪問中、転生していた弟子のエペに捕まってしまうが、シャールたちにより無事救出! しかし騒動の中でシャールに前世の正体がばれてしまう。 屋敷に帰ったラムが覚悟を決め、自身の口から真実を打ち明けたところ…… 「お前がお前であればなんでもいい」 と受け入れられーー!? そんな折、隣国視察の報告のために王宮へ召還されたラムたち。 そこには国王の他にモーター教の司教がおり、揃って無茶な要求を突き付けてくる。 その態度に怒ったラムは悪臭魔法で反撃! 今後は依頼を受けないことを宣言するーー! 帰宅後、他国への引っ越しを考えていると、再び王宮からの手紙が届く。 内容は教皇の訪問を祝う歓迎パーティーに招待するというもの。 怪しく思いつつも教皇のことが気になったラムはシャールとともに参加するのだが、そこにいたのはかつての三番弟子で……!?
国の英雄にして“S級冒険者”の称号を持つルーク・オットハイド。その絶大な力を危険視された彼は、仲間に寝首をかかれ命を落とした。そして場所は変わり、寂れた田舎村アーゼマ。この村にやって来た「ルーゴ」なる人物は、規格外の剣技と魔法を行使し周囲の魔物をあっさりと一掃。妖精王すら倒したことで、シルフと共生することとなった村は大きく賑わうことに。だがルーゴを欲し、ルークの仲間であった聖女リーシャが村を訪れることになり…?
不死者の弟子、護衛依頼を受ける。 王都で諸々の依頼を終えたレントとロレーヌは、総冒険者組合長ジャン・ゼーベックと合流し、彼を連れてマルトへ帰還することに。 一方マルトでは、アリゼとともにイザークの指導を受ける鉄級冒険者リナの姿があった。 しかし周囲の実力者と比べてしまい強くなった実感を得られず、少し自信喪失気味のリナ。 見かねたイザークによって、一人で冒険者組合の依頼を受けることを勧められる。 シェイラの助けもあり、女性行商人ドロテアの護衛依頼を受注したリナ。 父親の反対を押し切って実家の商会から独り立ちしたドロテアだったが、多数のトラブルに遭っているために護衛を依頼したのだという。 行商の旅を無事に終えるべく、リナは己の技術、そして“吸血鬼”の力を振るうと決めーー!? 強大な魔物と戦い、多くの謎を解き、そして強くなる。 死してもなお遙かなる神銀級を目指す、不死者レントの『冒険』、第12弾ーー!
温泉旅館で最強の癒しを!? 異世界へと召喚されたものの、未開の地に追放されてしまったキダン。 彼が農場として地道に開拓を続けていた土地は、ギフトと呼ばれる力《至高の担い手》と仲間達によって大きな発展を遂げていた。 魔王ゼダンは農場で体験した温泉の素晴らしさを魔国に広めようと、温泉旅館をつくることに! しかし、ノウハウがない未知の事業ゆえ、計画は遅々として進まず頓挫寸前……。 そんな魔王ゼダンを見かねたキダンは、日頃のお礼も兼ねて彼を手伝うことに。 農場に温泉を掘った時のようにレタスレートやホルコスフォンの力を借り、さらには旅館建築のためにオークたちを動員! そして、温泉旅館の風物詩である浴衣や卓球、温泉卵も用意!? お出迎えの準備を整えるキダンだったが、陰ではヴィールがこっそりと何かを仕掛けていてーー? 未開の土地を賑やかな隣人たちと開拓していく、異世界スローライフ、第14幕!
虐げられていた少女が冷酷公爵と契約結婚!? 不遇な令嬢が溺愛され、誰よりも幸せになるシンデレラストーリー。 不義の子として伯爵家に生まれたアメリアは、幼い頃より家族から虐げられて育ってきた。 まともな食事を与えられず、奴隷のような扱いで……。 いつしか、その貧相な見た目から社交界でつけられた名が“醜穢令嬢”。 そんなアメリアが十七歳になったある日、縁談の話が舞い込む。 相手は公爵家の当主であるローガン・ヘルンベルク。 多くの令嬢が婚約を辞退し、暴虐無慈悲と噂される公爵だった。 だが家の汚点が消えるという理由でアメリアは嫁ぐことになり……!? 不自由な生活から離れられると、公爵家を訪れたアメリアだったが、一方的に契約結婚であるということをローガンから告げられ!? しかしアメリアはローガンと過ごしていくうちに、彼が噂とは違い、不器用ながらも優しい一面があることを知る。 多忙な中でもアメリアとの時間を作ろうとする姿に少しずつ信頼を寄せていきーー。 これは家族から愛されなかった少女が、誰よりも幸せになる物語。
レンゲの故郷である砂漠の国・ロウカクで発生した地龍の騒動を解決したイツキたちは、アインズヘイルの街に戻ってきていた。そんなイツキの元に、領主・オリゴールが依頼をもっと訪ねてくる。その内容は、間近に控えた収穫祭を盛り上げて欲しいというものだった。収穫祭といえばハロウィン!ということで、定番のジャック・オー・ランタンを模したお面を彫ったり、お祭りで配るお菓子を作ったりと、賑やかに準備を進めていく。さらには、聖女・テレサや英雄・隼人の力も借りた演劇も企画。準備万端で収穫祭が幕を開けるー!一方、アインズヘイルから少し離れた地にある廃城で、とある少女が十数年ぶりに目を覚まし、活動を開始していたー。「我は夜天の女王にして『吸血鬼の真祖』である!…なんちゃって」スキルを駆使して美少女たちと送る賑やかの異世界スローライフ、第10幕!(願望)
どんぐり頭の少年によって異世界へ転移させられてしまった間宮悠人ことロキ。得られたのは『若返った身体』と『ステータス画面』を見られる能力だけ。放り込まれた樹海から抜け出して現地の人々と出会ったロキは、ベザートの町を拠点としてハンター活動を始める。パルメラ大森林で魔物を狩るうちにこの世界にも慣れ、次なる舞台はロッカー平原。そこで何の気無しに行った動作で異世界の魔法を初体験!?さっそく効率重視ならではの定点狩りを開始するが、その成果に目を付けたハンターが近づいてきてー。ギルドマスターであるヤーゴフの仲裁を受けるも、『ある言葉』を機に、ロキが異世界人である疑惑が深まってしまい…!?強さを実感として得られる世界で、ひたむきに効率を追求し『成長』していくロキの行く末は…!?“廃神”ゲーマー式異世界攻略譚、第2幕!
創造神の使徒、はじめました!? 「勇者召喚」に巻き込まれ、現代日本から異世界へとやってきたサラリーマン、ムコーダ。 彼は創造神デミウルゴスから、人族至上主義を掲げるエセ宗教「ルバノフ教」をとっちめてほしいと頼まれる。 ルバノフ教からは度々迷惑を被っていたこともあってフェル達がノリノリなため、デミウルゴスの頼みを引き受けるムコーダ。 一行はルバノフ神聖王国にあるルバノフ教の総本山に向かうが、それはまるでお城のように巨大で豪華な教会だった。 そこで悪事を重ねて懐を肥やしていた教皇たちに対して、デミウルゴスの神託によるお叱りと、フェル達「創造神の使徒」によるお仕置きが行われーー。 瓦礫の山を後にしたムコーダ一行は、次の目的地であるロンカイネンの街へ。 壊れた魔道コンロの代わりを探すのが目的だけど、その前に冒険者ギルドから厄介な依頼が持ち込まれて……? 「小説家になろう」12億PV超のとんでも異世界冒険譚、世界に轟く14巻!
手作りご飯でみんなを癒やします! 女神の加護を持つ聖女が生まれる伝承があるレスト神官家。 その家では、義妹と違い魔力を持たないリディアが「要らない子」として虐げられていた。 さらに、愛を誓っていたはずの婚約者から婚約破棄されたことを機に家を出奔。 聖都アスカリットで出会った素性不明の占い師に店を貸してもらい、【大衆食堂ロベリア】をオープン! 第二の人生をスタートさせる。 食堂をのんびり経営しながら平和に暮らしたいリディアだったが、なんとリディアの作る料理に癒やしの力があることが判明しーー!? 美味しい上に、力がみなぎる「奇跡のごはん」と噂になり、聖都を守護する聖騎士団団長を筆頭とする騎士たちから大人気に! さらにはもふもふ動物や超美形の宮廷筆頭魔導師もリディアの癒やしの力を頼りにやってきて!? 孤独だったリディアは「奇跡のごはん」でみんなと一緒に幸せいっぱいの時間を過ごしていくーー癒やしのグルメファンタジー開幕です!
異世界は音楽で魔力回復! 落第ヴァイオリニストが騎士団の救世主!? エリート街道から脱落し、特技のヴァイオリンで日銭を稼ぐマスミ。 バイト帰りに駅の階段から落ちた彼女は、気がつくと異世界にいた! さらにはスパイとして騎士団に捕まってしまう! 当然、弁明を試みるマスミだったが、騎士団長アークに詰め寄られ、疑いは晴れないまま……。 すると、ヴァイオリンに目を付けたアークから、スパイ容疑が晴れるまでは騎士団で「楽士」として働くよう求められる。 なんと、そこはヴァイオリンの演奏で魔力が回復する世界だったのだ! 行き場のないマスミは要求を受け入れ、早速仕事に取り掛かることに。 しかし初仕事を前に、楽士の仕事は騎士の魔力が大きいほど過酷だということ。 そして、彼らが「最強」ゆえに楽士に逃げられ続けた騎士団だと発覚してーー!? 訳ありヴァイオリニストが最強騎士団を救う『異世界再就職物語』、開幕!
林間合宿で最大の危機到来!! 皆を守るための切り札は、最上級魔法!? 召喚術に関する騒動を落着させたシャーロット。 これで自由気ままな夏休みを過ごせると思ったのも束の間。 風紀委員として林間合宿に参加することに! しかし林間合宿では、皇太子・レオナルドをはじめ、シャーロットの並外れた魔法の才に目を付け、自身の勢力に引き入れようとする面々による策略が水面下で張り巡らされていて……!? さらに何者かの手引きにより、一度死んだはずの動物の群れから急襲を受けてしまう!! 生徒達を守るため、隣国の第三王子・グレイソンと共に立ち上がるシャーロット。 危機を回避するために選んだ一手はーー帝国内でも極めて少数の人間しか使えない最上位魔法の使用。 だがそこには大きなリスクもあって……!? 「頼むからーーもう二度と、心配させないでくれ」 かつてない危険が迫るなか、グレイソンとの関係にも変化の気配……? 様々な思惑が絡み合う学園ファンタジー、第三弾!!
ハズレ適性の生産系魔術で、敵地のど真ん中に最強の砦を建造!? “役立たず”の生産系魔術適性により、侯爵家を追放された少年・ヴァンは、前世の知識と生産系魔術を活用し、村を大きく発展させていた。 一方、婚約者であるアルテは忌み嫌われる傀儡の魔術により、自らの故郷に差し向けられたイェリネッタ王国の軍を退けることに成功。 ヴァンの村へと帰還を果たし、父親であるフェルディナット伯爵との関係も改善の兆しを見せていた。 2人がのんびりとした日常を送ったのもつかの間。 ヴァンは国王によって、再びイェリネッタ王国との戦争に招集されてしまう。 ヴァンが命じられたのは、生産魔術を活用した進軍の助けとなる仮拠点の設営。 そして、戦地のど真ん中に即座に砦を築くことでーー!? そんなヴァンの活躍を疎ましく思った国内の貴族が暗躍を始める。 しかし、ヴァンの築いた拠点が強固すぎて、襲撃すら叶わずーー!? 追放された幼い転生貴族による、お気楽領地運営ファンタジー、第4幕!
貴族の矜持を胸に、魔物と踊れ。 太っちょな貴族の三男、ミトロフ・ド・バンサンカイ。 食う寝るしか能がないと父に見限られた彼は、家を追放されてしまう。 ミトロフは“食費”のため、冒険者として迷宮に足を踏み入れるが、そこは死と隣り合わせの世界だった。 迷宮を探索する中で、偶然出会ったエルフ族の少女・グラシエと成り行きで共闘することになったミトロフ。 死闘の末にコボルドを倒した2人は、生物としての位階の上昇ーー“昇華”を果たす。 迷宮の遺物に呪われてしまった少女・カヌレもパーティに迎え、三人は迷宮に潜る日々を送る。 順調に攻略を続けるミトロフたちの前に現れたのは、本来ならば深層に生息するはずのトロルだった。 しかも、トロルは迷宮の守護者を"喰らった"異常個体でーー。 絶体絶命の状況下で、ミトロフは"貴族"としての矜持を胸に細剣を振るうーー! 追放された"太っちょ"な貴族による"優雅"な迷宮攻略譚、第1幕!
魔人の脅威を退け、戦友と共に平和を取り戻せ!! 12歳になったロイ・アヴェイラム。 アルティーリア学園に進学し、本格的な魔法の授業が始まっていた。 入学して初めての夏休み前、ロイのもとに大学教授から魔法学の講演会の招待状が届く。 貴重な機会だと、ロイはペルシャ、エベレスト、マッシュを連れて参加することに。 しかし、この講演会は悪夢の始まりだったーー。 講演会の当日、ロイたちは最先端の研究発表を満足しながら聞いていたが、突如事件に巻き込まれてしまう! 会場にテロリスト集団が襲撃をかけてきたのだった……。 参加者が次々と襲われ、会場は混乱の渦となる中、ロイも標的にされてしまう。 絶体絶命のピンチかと思われたが、ロイの放った魔法で窮地を脱する!!襲撃事件の後、普段の生活に戻るロイ。 しかし、テロリストを恐れる学園は、学園祭を急遽中止することに決めた。 そんな犯罪者の恐怖に怯える学園に反発したロイは、対抗派閥のヴァンと手を組み、学園祭を復活させるため動き出す!
異世界の知識で薬を作って、街の人々のお悩み解決!! 侯爵家の次女として生まれたセレスティーナにはある秘密がある。 それは異世界のあらゆる知識をもつ「ウィンダリアの雪月花」であることだった。 彼女は、癇癪持ちの姉にかかりきりな両親からいつしか存在を忘れられていたが、周囲の人に愛情深く育てられる。 そんな彼女は幼少期から、苦しんでいる人を救うため、薬学の知識を役立てたいと願っていたーー。 薬師ライフを楽しむ計画をしていたセレスだったが、彼女に執着する第二王子に婚約を迫られる。 自由が奪われると予感したセレスは、正体を隠し平民として暮らしていく!! 薬師ギルドで働くことになったセレスが任されたのは、薬屋と薬草園の管理。 新生活の中で、セレスは異世界の知識を活かして薬を開発しながら、スローライフを謳歌し始める!! そんなある日、ギルドに呼ばれたセレスが出会ったのは謎の冒険者リドだった。 リドを護衛として一緒に薬草探しへ出かけることになるが……? これは家族から忘れられた少女が幸せになる物語。
勇敢で才気に溢れる君のことを誰にも取られたくない。 他国をも巻き込んだ陰謀の首謀者を見つけ出すことに成功したミネルバ。 次々に功績をあげ、帝国内での味方を着実に増やしていくなかーー 「才能豊かな君のことを、誰にも取られたくない」 冷酷と噂される皇弟殿下・ルーファスとの愛も日ごとに深めていた。 皇弟妃として彼の隣に立つにふさわしい自分となるための努力を重ねながら、穏やかな日々を過ごしていたがーー急遽、事態は一転! 解決かと思われた他国との陰謀に関し、新たな事実が発覚する!! どうやら首謀者は、第三者からの特殊能力によって操られていたようで……? 大切な人たちを守るため、陰謀の渦中に飛び込む決断をするミネルバ。 真相の究明に向けて調査を進めていくとーー大昔に異世界から召喚された聖女とも関係があることが判明し!? 「私も、守られるだけの存在にはなりたくないわ」 冷酷皇弟と互いに手を取り合いながら、差し迫る危険に立ち向かう緊迫の第三巻!!