小説むすび | 出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

迷子の秘書をさがして迷子の秘書をさがして

愛しの社長に片思いの秘書は、 恋の分かれ道で迷子になり……。 父の死後、家族を支えるため身を粉にして働くプリシラは、 昼間は社長秘書、家に帰れば家事や姉の子育てを手伝う毎日。 そんな生活も、姉の再婚を見届けた1年後に終わりを告げた。 悩んだ末に、社長のピーター・B・ロックハートに辞職を願い出たのだ。 それは、届かぬ恋心を隠して彼のそばで働くのがつらかったから。 心機一転、プリシラはさる老婦人の屋敷で住み込みの子守りの職を得る。 老婦人が言うには、知人の子を預かることになったはいいが、 “いやみなバーナバス”と陰で呼んでいる甥から反対されているらしい。 ある日、玄関前に派手な新車が停まり、噂の人物の登場かと思われた。 だがそこに現れたのは、その名もピーター・バーナバス・ロックハート、 彼女が未練を断ち切ったつもりでいた元上司の姿だった! 往年の名作家エッシー・サマーズの未邦訳旧作をお贈りいたします。気丈でがんばり屋なヒロイン像が好感を呼ぶ、ちょっぴり切なくてあたたかなシンデレラストーリーをお楽しみください。

公爵とシンデレラ公爵とシンデレラ

結婚もせず公爵家を支える娘の前に、 疎遠だった“次期公爵”が現れーー 令嬢ヘスターの血のつながらない祖父である公爵が病の床で、 アメリカに住む疎遠の孫を呼び戻して跡継ぎにすると言いだした。 しかも、ヘスターが彼に上流社会の礼儀作法を教えるのだといい、 公爵家の行く末を憂える彼女はそこはかとない不安を覚えるのだった。 一方、老公爵から呼び出しの手紙を受け取ったジャレッドは、 不作法でみすぼらしい身なりの人間と決めつけられ腹を立てていた。 実際は教養も財産もあり、こんな礼を欠く要請など断ってもよかったが、 ふと、顔も知らぬ親戚たちをからかってやりたい遊び心が湧いた。 はたしてイギリスの地を踏んだ彼は、“教育係”のヘスターに言った。 「ぼくにマナーを教えてくれ。ぼくはきみにキスの仕方を教える」 少女から老婦人まで、今まで魅了できなかった女性はいないと自負するジャレッドが、血のつながらないいとこの無垢なヘスターの心を翻弄します。はらはらどきどきの展開が得意なアン・ヘリスが描く、19世紀イギリスが舞台のドラマティック・ロマンスです!

選ばれたシンデレラ選ばれたシンデレラ

魔法が消える時刻は迫っているけど……。 シンデレラが見た、うたかたの恋の夢。 ある日、企画会社で働くジェマが一人きりで仕事をしていると、 目の前に突然、目もくらむほど美形で長身の男性が現れた。 トリスタン・マルコという名を聞き、彼女は息をのんだ。 最高級ホテルでのパーティを予算無制限で依頼してきた謎の大富豪! はるばる欧州のモントヴィア国から打ち合わせにやってきたという。 やがて思いがけずクルージングに誘われ、ジェマの心は舞い上がった。 悲しい過去のせいで恋には慎重になると心に決めたけれど、 彼の魅力に抗えるかどうかはわからない……。 恋に惑うジェマは知る由もなかったーー 彼の本当の名は、モントヴィア皇太子トリスタンで、 高貴な生まれの女性との結婚を義務づけられている身であることを。 『一夜にできた秘密』で鮮烈な日本デビューを果たした人気急上昇中の作家キャンディ・シェパード。本作は、作者が満を持してお贈りするロイヤルロマンスで、『大富豪の秘密の婚約者』の関連作にもなっています。身分違いの恋に悩むヒロインにご声援を!

天使を抱いた氷の富豪天使を抱いた氷の富豪

富豪の彼としがない店員の私ーー 身分違いの恋は友達にも秘密だった。 「どうして僕に息子がいることを教えてくれなかったんだ?」 怒りに燃えるジェイクを前に、ケイトは途方に暮れていた。 2年前、ケイトは名家の御曹司である彼と切なくも激しい恋に落ちた。 将来の約束をしないというただ一点を除いては、彼は理想の恋人だった。 だが、妊娠に気づいてすぐにジェイクの祖父から悪質な脅しを受け、 町を追い出されたケイトは独りで赤ん坊を産み育てていたのだった。 家族の不幸をきっかけに町へ戻ってきたケイトに、ジェイクは 自分にも息子と同居する権利があるはずだと主張する。 今まで子どもの存在を隠していた償いとして、ケイトは彼を受け入れた。 二度とこの人を愛したりしないと、固く心に誓いながら。 北米の人気作家D・ウェイドの記念すべき日本デビュー作をお届けします! ジェイクがケイトを“日陰の女”扱いしていたのは、実は彼女への愛ゆえでした。引き裂かれた恋、命の芽吹き、運命の再会ーードラマチックで情熱的な、至福のシンデレラストーリー。

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