小説むすび | 出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

大富豪とかりそめの花嫁大富豪とかりそめの花嫁

愛する人と暮らす夢はかなった。 残酷な、期限付きの結婚として。 ラナは密かに恋をしていた。相手は職場のボスーーホテル王のカル。 長身を高級スーツに包んだ黒髪の彼は、独身主義で有名だ。 愛する人と温かい家庭を築くというラナの夢はかないそうもなかった。 貧しい家の出のわたしなんて、大富豪の彼にはふさわしくないわ。 部下なのに友人のように接してくれる今の関係で満足しなければ……。 そんなとき、ラナは誤解から逮捕された姉の赤ん坊を預かることに。 だが正式な夫婦でない男女ではだめだと知り、困り果ててカルに相談する。 「では、ぼくと結婚しよう……赤ん坊を預かるあいだだけ」 この結婚はかりそめのもの。いくらそう自分に言い聞かせても、 海辺の結婚式で誓いのキスを交わすと、ラナの胸は高鳴って……。 D-1743『億万長者と秘密の愛し子』も大好評だった、ディザイアの人気作家アンドレア・ローレンスの、常夏の国ハワイはマウイ島が舞台の作品です。バカンス気分を存分にお楽しみください。

サマー・シズラー2017 灼熱のシンデレラ・ストーリーサマー・シズラー2017 灼熱のシンデレラ・ストーリー

『償いの花嫁』-好きでもない年上の婚約者との結婚式を目前に控えたエマは、エキゾチックな容貌の富豪ミゲルに窮地を救われ、心を奪われた。そして愛なき結婚の前に最初で最後の自由を味わいたくて、ミゲルとのデートに。だが、それを知った婚約者の差し金で彼は大怪我をさせられてしまった。激怒したミゲルに脅され、エマは形だけの花嫁になる。『誘惑のローマ』-“情熱のないお堅い女”-元夫に与えられたそんな汚名を返上しようと、ベサニーは傷心旅行でローマへの一人旅を敢行した。現地でアンドレというハンサムな銀行の理事長と知り合い、急速に彼に惹かれていく。しかし情熱を分かち合った直後、なんの説明もなく彼は姿を消した。そんなとき、ベサニーは妊娠に気づいて…。『プリンスにさらわれて』-ある晩、帰宅したプルーはハンサムな侵入者に遭遇する。彼の名はカリム。行方不明の妹の手がかりを求めて彼女に会いに来た、アラブの国のプリンスだった。困惑する彼女を彼は尊大な口調で脅した。「いっしょに来なければ、君は後悔することになる」

獅子と醜いあひるの子獅子と醜いあひるの子

よってたかっての“職場いじめ”。 路頭に迷った醜いあひるの子は……。 役員秘書として一流企業に入社したカーラは希望に満ちていた。 順風満帆な暮らしはしかし、たったの3カ月で潰えてしまう。 秘書室の同僚らに陰湿な嫌がらせをされ、退職を余儀なくされたのだ。 さらには家主からも住み慣れた小さな家を追い出されそうになり、 カーラは思わずにじんだ涙をぐっとこらえた。 わたしを私立学校に入れるために大きな犠牲を払った田舎の両親には、 こんな姿は見せられないーー入社を誰よりも喜んでくれていたから。 新たな職を求め、従姉に紹介された実業家マックスの豪邸を訪ねると、 美しき獅子のような鋭い瞳の男性が現れ、カーラは震える声で懇願した。 「今日1日無給でいいので、あなたの手足となるチャンスをください」 マックスはカーラを秘書に雇ったとしても、せいぜい1カ月と心に決めています。一方、カーラは心ないいじめを受け、路上に放り出されそうになって身も心も限界なのに、なんとしても職を得ようとがんばります。けれども、ある日とうとう過労がたたって……。

秘密の絆秘密の絆

愛すればこそ、あきらめた愛。 けれど小さな絆がこの身に宿り……。 看護師のアビーはかつて、恋人トムを深く愛していながら別れを選んだ。 9歳のときに不慮の事故で両親を亡くした彼女は、愛すればこそ、 救急の現場で危険な任務に進んで飛びこむ彼を見ていられなかったのだ。 その後にトムの子を身ごもっていることに気づいたが、 独りで産み育てる覚悟を決め、ひっそりと遠くへ引っ越した。 ところが6年後、アビーの暮らす地に天災が起き、 救助隊として現れたトムと思いがけない再会を果たす。 ああ、あの頃と変わらない頼もしい体つき、威厳のある声……。 かつて私を不安にさせた彼に安心感を覚えるとは、なんて皮肉なの? 心乱されながらも、アビーは“秘密”を守りとおすつもりでいたがーー 幼い頃に両親を亡くしたことから心配性になってしまったアビーと、危険な職務に命をかけるトム。アビーが密かに産んだ息子が、日に日に父親に似てくるのは外見だけではなく……。命の現場を舞台に繰り広げられるロマンスで感動を呼ぶアリスン・ロバーツの秀作!

公爵と裸足のシンデレラ公爵と裸足のシンデレラ

見えない監獄のような暮らしの果てに、 裸足のまま放り出されたシンデレラ。 母亡き後、父に捨てられ、冷たく無情なおばと暮らすプルーデンス。 良縁を探してくれると言うおば夫婦に連れられ旅をしていたとき、 プルーデンスは一人部屋に泊まることになっていたはずが、 翌朝目覚めると、見知らぬ男性の部屋に横たわっていた。 姪が汚されたと叫ぶおばの声が、宿じゅうに響き渡る。 まるで身に覚えがないし、体も痛んでいないけれど……いったい、何が? 状況もわからず自室へ戻ると、彼女の荷物はおば夫婦と共に消えていた。 文字どおり着の身着のままで放り出されたプルーデンスは、 見かねて手をさしのべてきた例の見知らぬ男性を頼るほかなかったーー まさか彼が、旅人に身をやつした、第7代ハルステッド公爵とも知らず。 高貴な身分ながら訳あって人知れず巷を旅する公爵と、勝手のわからない土地で無一文になってしまった娘。おたがい一つのベッドにいた理由が謎のまま、気まずい思いをしつつも行動を共にして……。大人気作家A・バロウズが贈る、至福のリージェンシー・ロマンス!

花嫁泥棒花嫁泥棒

美しく礼儀正しき貴公子の正体は、 手並み鮮やかな“花嫁泥棒”-- 4年前、父が命を奪われた日を境に、イザベルの運命は一変した。 母があとを追うように亡くなると伯父に引き取られたが、 美しくも性悪な従姉にいじめられ、召使いのようにこき使われていた。 ある日から、従姉のもとに求婚者ジャスティンが日参するようになる。 聞くところによると、彼はひと月以内に婚礼の儀をあげなければ、 いま治めている領地も城も没収されてしまうのだという。 好条件を引き出そうと返事をもったいぶる狡猾な従姉のかたわらで、 イザベルはこの礼儀正しい貴公子に淡い恋心を抱くようになっていった。 だが残り2日に迫った夜、とんでもない事態に巻き込まれるーー 粗末な小部屋で眠るイザベルを、ジャスティンが強引に連れ去ったのだ! くる日もくる日も疲れ果てるまで働かされているイザベルに狙いを転じたジャスティン。よそで奴隷のように扱われている彼女の弟も引き取ると約束して、結婚を申し込みます。彼の大胆な実力行使に呆然としつつも、イザベルは弟のために一世一代の決断をし……。

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