小説むすび | 出版社 : 小学館

出版社 : 小学館

上流階級 富久丸百貨店外商部(2)上流階級 富久丸百貨店外商部(2)

著者

高殿円

出版社

小学館

発売日

2019年8月6日 発売

ドラマ化ヒット小説続編、待望の文庫化! 高卒からのたたき上げ、敏腕プランナー鮫島静緒(38)が、富久丸百貨店芦屋川店の外商部で働き始めて早一年が過ぎた。日本一の高級住宅街・芦屋に住む本物のセレブたちにお買い物をしていただくため、静緒は今日も国内外を奔走する。 登校拒否ぎみの孫を心配する祖母。暴力団幹部の子を妊娠し、手切れを望む愛人。外商部の本格的な立て直しプロジェクトに、バツイチの女をさいなむ男社会の古い体質。そこに同居人である枡家の元彼まで登場。 そのうえ枡家の母親が、バツイチ独身の静緒に息子との再婚を勧めてきて!? 竹内結子、斎藤工、草刈正雄ら豪華キャストでドラマ化された話題作の続編。『トッカン特別国税徴収官』『政略結婚』などヒット作を次々生み出す著者による究極のハイクラス・エンタメ、続々文庫化! 帯推薦文は宇垣美里さん。 【編集担当からのおすすめ情報】 大好評につき、特製表紙柄ポーチ&マスキングテープの特別プレゼント企画を第2巻でも実施することになりました! 詳細は帯の内側、および小説丸ツイッターアカウント(@shosetsumaru)をご覧ください。

ヴァンパイア探偵 --禁断の運命の血ーーヴァンパイア探偵 --禁断の運命の血ーー

史上最も血液を愛する探偵、ここに誕生! 森に囲まれた紅森市は、昔から殺人事件が多いことで有名だ。紅森署に勤める刑事の桃田遊馬は、日々、難事件と格闘している。そんな彼が頼りにするのは、古い屋敷で血液の研究をしている幼なじみの天羽静也。血液のスペシャリストである静也は、遊馬が半ば強引に持ち込んでくる事件の血液分析を担当し、捜査に協力している。華奢な長身に実験用の黒衣をまとった彼を人は”ヴァンパイア”と呼ぶが、本人はその渾名をひどく嫌っている。 絞殺された大学教授と衣服に付いた血痕の謎。同棲していた女を殺して逃亡中の男と巡査刺殺事件の謎。バラバラ殺人と思われる”リストマン事件”と「運命の血」の謎。殺された女性の首に残された痕と監視カメラに映ったヴァンパイアのような風貌の人物の謎ーー そして、ついに明かされる静也自身の”秘密”とは!? イケメン刑事&ミステリアスな血液研究者の幼なじみコンビが”血”を手がかりに難事件に挑むブラディ・ミステリー開幕! 【編集担当からのおすすめ情報】 『化学探偵Mr.キュリー』『死香探偵』シリーズが絶好調の著者による新シリーズ。装画はTHORES柴本さん。

返却はお早めに あやかし文庫へようこそ返却はお早めに あやかし文庫へようこそ

出版社

小学館

発売日

2019年8月6日 発売

呪いの解決法が書かれた本は延滞中!? 術師を生業としていた兄の命日に部屋へ黒い風が入り込んで以来、あやかしの姿が見えるようになってしまった有末かなで。ふわふわした喋る埃の塊のようなものに「呪い」だと言われ、対価(チョコレート)と引き換えに、「ひいらぎ文庫」に行けば呪いを解ける方法が書かれた本があるはずだと教えてもらう。 次の日の放課後、枯れ草だらけの原っぱと林を越えてなんとか「ひいらぎ文庫」にたどりついたかなでだったが、玄関前に寝ていた金色のキツネのしっぽをうっかり踏んづけてしまう。そのキツネに男の声で文句を言われ、喋るキツネなのか動物の言葉までわかるようになったのか混乱するかなで。そんなかなでを「ひいらぎ文庫」の中へ招き入れてくれたのは、「ひいらぎ文庫」の室長で浮世離れした美貌の長谷川柊だった。 ところが、かなでの目的の本は延滞中! 困るかなでを見かねた長谷川の厚意で、長谷川の式神だという喋るキツネの未明(みはる)を留守番役に、かなでは長谷川と一緒に延滞本を取り立てに行くことに。しかし、本の借主と一緒に本の行方がわからなくなっていて!? あやかし×本がもたらす、心に響く思い出の物語。

君はレフティ君はレフティ

著者

額賀澪

出版社

小学館

発売日

2019年8月6日 発売

200%ピュアな恋愛小説、待望の文庫化! 夏休み中、交通事故に遭った古谷野真樹(高2)。命に別状はなかったが後遺症ですべての記憶を失った。新学期が始まり、現在では見知らぬ人ばかりになってしまった学校生活に復帰する古谷野。友人達は温かく迎えてくれるが妙な孤独感は否めない。 同じクラスで同じ写真部の生駒桂佑と春日まどかとの友情を支えに、古谷野の日常は戻りつつあった。そんなある日、文化祭の準備に明け暮れる高校で謎の落書き事件が勃発。当初、他愛ないいたずらかと思われていた落書きだったが、体育館の壁→クラス日誌→クラスの黒板→文化祭の公式Twitter、とどんどんエスカレートしていく。そして、その落書きはあたかも古谷野に向けられたメッセージのようだった。 最初はとまどっていたが、自分を取り戻す大切な秘密が隠されているのでは、と気づき、落書きの謎を追い始めた古谷野。その謎を追っていくうちに次々に見えてきてしまった親友の秘密。そして、最後の最後に見えてきた真相とは……。 疾走感のある文章に引っ張り込まれ、ラスト、驚きの展開が待っている。学園ミステリーの向こうに見えてくる切ない切ない想いが胸に迫る、極上の一冊。 【編集担当からのおすすめ情報】 切ない!とにかく切ない!そして、単行本発刊当時から話題となったラストの展開。こんなにピュアな恋愛小説があるでしょうか。そして、あらゆる意味で現代を表している……。 巻末、吉田大助さん(書評家)の解説原稿にはこうあります。 「この小説を読んだという記憶はきっと、自分自信の人間性を新しく作り替えていくための礎になる」 まさに、今、読むべき恋愛小説です!!! 目次 序章 その日、少年が失ったもの 1 メッセージ、もしくは 2 君の優しさの理由 3 彼と彼女と彼女の秘密 4 遠のく背中、遠回りする嘘 5 手の届かない数字 6 死んでしまえばよかったんだ 7 彼を二度も失うなんて 終章 その日、少年が取り戻したもの 解説 ミステリーのビートにのせて、愛についての物語を。 吉田大助

魔王です。女勇者の母親と再婚したので、女勇者が義理の娘になりました。(3)魔王です。女勇者の母親と再婚したので、女勇者が義理の娘になりました。(3)

出版社

小学館

発売日

2019年7月19日 発売

「私、お姉ちゃんになるのね」 魔王。それがワシ、ガルトー・リューゼンの職業だ。妻と死別してからは、仕事一筋の毎日ーーだった。ひょんなことから女勇者アンジェリカの母親レイティアさんと再婚し、ワシたちは三人の家族になった。 義理の娘とは以前より自然な父娘になれたと思っている、のだが……じつはレイティアさんのおめでたが発覚した。アンジェリカは、どう思うだろうか。 「アンジェリカよ……赤ちゃんが、できた……」 「……魔王に?」 「違う! レイティアさんにだ!」 「そう、なんだ……」 「アンジェリカはお姉ちゃんになるのよ〜」 「ふふっ。そっか。なら、お姉ちゃんが素晴らしい勇者だって教えないといけないわね」 初めての実子だ。正直、不安もある。しかし、魔王として、父親として! 必ずやワシは素晴らしい家庭を築いてみせる! 異世界式アットホームコメディ、待望の第3弾☆ 【編集担当からのおすすめ情報】 『物理的に孤立している俺の高校生活』や『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』の森田季節が送る、イマドキ魔王の異世界式アットホームコメディ第3弾!「マンガワン」にて連載中のコミカライズ第1巻(漫画:郁橋むいこ)が同時発売予定です!乞うご期待!

お願いおむらいすお願いおむらいす

出版社

小学館

発売日

2019年7月11日 発売

心に美味しい、人生応援小説全5編! ★「お願いおむらいす」 音楽への夢を捨てきれないまま、追い詰められて就職した太一。音楽雑誌の出版社に就職したはずが、全然違う仕事に就くハメに。それでも頑張ってしまうマジメな太一が気づく大切なこととは。 ★「キャロライナ・リーパー」 久しぶりに会う大好きな姉と疎ましい父親。突然聞かされた姉の悲しいニュースに、心は乱れる。対照的に歩んだ女性の生き方、悩みをホロ苦く描く。 ★「老若麺」 ラーメンの名店「紅葉」ぐるフェス店を任された天翔と崇。だが、どうしてもあの味を出せず客は集まらない。そんなとき事件が起こり、ある秘密が解き明かされることに。 ★「ミュータントおじや」 美優は自他共に認める崖っぷちアイドル。大ファンだという女子中学生と出会い、行きがかり上その子の面倒をみることに。自分を押し殺して生きてきた美優の思いとは。 ★「フチモチの唄」 50代後半にしてまさかのリストラになってしまった浩。大切な家族を守り切れない自分に苛立つ。最愛の母の命が長くないことを知り、彼が下した決断とは……。 秋のある日、「ぐるフェス」に集う人々の人生模様を生き生きと描く。心がほわっと温まる全5編。 【編集担当からのおすすめ情報】 人物描写が生き生きとして、台詞が冴えている。今回の作品では、その中澤さんの魅力が全開です。 人間の「生きる」ことへの葛藤や課題がぎゅっと詰め込まれ、登場人物たちのキラキラした瞳が見えるようです。 仕事、家庭、健康、介護……悩み、傷つき、葛藤を続ける登場人物の中には必ず共感できる人物がいるはずです。 ポップで明るくて熱い!でも、そこには確かな人間の息づかい、想いがあります。読後、元気になれる、人生の応援歌をお届けします。 目次 お願いおむらいす・・・・・・・・・・・・5 キャロライナ・リーパー・・・・・・・・51 老若麺・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97 ミュータントおじや・・・・・・・・・・145 フチモチの唄・・・・・・・・・・・・・189

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