小説むすび | 出版社 : 春陽堂書店

出版社 : 春陽堂書店

猛獣ども猛獣ども

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2024年8月7日 発売

「愛の行方」を書きながら、そもそも「愛」ってなんなのだろうとずっと考えていました。 自分にとって大切な小説になりました。                               井上荒野 「姦通」していた男女が熊に殺されたーー。 閑静な別荘地で起きた事件は、愛に傷ついた管理人の男女と、6組の夫婦に何をもたらしたのか。 愛の行方の複雑さを描く傑作長編! 運命の人からきらわれたり捨てられたりすることもある。 「このふたりは姦通していた」何度読んでも笑ってしまう。まるで私宛の手紙みたいだ。                               --小林七帆 伽倻子と七帆はひと続きなのか? 結局俺は、伽倻子を愛したときから、ずっと同じことをしているだけなのか?                               --小松原慎一 そりゃあそうよね。男と女のことなんて、全部間違いみたいなものよね。                               --柊レイカ ふたりはとんでもなくうまくいっている、幸せな夫婦なのだから、相手の挙動の変化には敏感なのだ。みどりはアトリエに忍び込むことになった。そして知った。                               --神戸みどり テントの外には熊が、人食い熊がいるのだ。だが純一は、再び愛の体に没頭する。そう、愛に没頭するのだ。                                                         --野々山純一 装丁 大久保伸子 装画 杉本さなえ

合作探偵小説コレクション6 諏訪未亡人/猪狩殺人事件合作探偵小説コレクション6 諏訪未亡人/猪狩殺人事件

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2024年3月26日 発売

横溝正史参加作品6本&戦前の傑作4本を収録 書籍初収録作品あり 「朝から夜中までの彼と彼女」  阿部知二/北村壽夫/横溝正史/ささきふさ/佐左木俊郎/尾崎士郎 「諏訪未亡人」  延原謙/吉岡龍/海野十三/角田喜久雄/横溝正史 「三太郎とヘナ子」  失名氏/吉岡龍/大下宇陀児/横溝正史/池田忠雄/横山隆一/岸鏋三郎 「探偵作家コンクール」  小栗虫太郎/横溝正史/海野十三/久生十蘭/木々高太郎/甲賀三郎/大下宇陀児 「毒環」  横溝正史/高木彬光/山村正夫 「病院横町の首縊りの家」  横溝正史/岡田鯱彦/岡村雄輔 「楠田匡介の悪党ぶり」  大下宇陀児/水谷準/妹尾韶夫/角田喜久雄/山本禾太郎/延原謙 「天賞堂金塊事件」  大下宇陀児/水谷準/甲賀三郎 「五本の手紙」  乾信一郎/延原謙/甲賀三郎/水谷準/大下宇陀児 「猪狩殺人事件」  覆面作家(小栗虫太郎)/中島親/蘭郁二郎/大慈宗一郎/平塚白銀/村正朱鳥/伴白胤/伊志田和郎/萩一之介 * 編者解説 日下三蔵 執筆者プロフィール

合作探偵小説コレクション5覆面の佳人/吉祥天女の像合作探偵小説コレクション5覆面の佳人/吉祥天女の像

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2024年1月10日 発売

横溝正史参加作品集!5作品+座談会1本 *正史・乱歩の連名で発表された新聞連載小説「覆面の佳人」を再編集  ・新聞3紙(北海タイムス・九州日報・いはらき)と春陽文庫版を照合して本文テキストを決定  ・春陽文庫版で生じた改変、脱落を大幅に修正 *初の書籍化「一九三二年」を収録 *正史が孝子夫人と共に参加した貴重な座談会を収録 「覆面の佳人」 江戸川乱歩 横溝正史 「吉祥天女の像」 甲賀三郎/牧逸馬/横溝正史/高田義一郎/岡田三郎/小酒井不木 「六大都市小説集」 国枝史郎/江戸川乱歩/渡辺均/長谷川伸/小酒井不木/横溝正史 「越中島運転手殺し」 大下宇陀児/横溝正史/甲賀三郎/浜尾四郎 「一九三二年」 北村小松/佐左木俊郎/中村正常/岩藤雪夫/舟橋聖一/平林たい子/水谷準/横溝正史/井伏鱒二/ささきふさ/里村欣三/尾崎士郎 【資料篇】 探偵作家はアマノジャク…--探偵小説50年を語るーー 横溝正史/横溝孝子(夫人)/高木彬光/山田風太郎 * 編者解説 日下三蔵 執筆者プロフィール

合作探偵小説コレクション 3 空中紳士/南方の秘宝合作探偵小説コレクション 3 空中紳士/南方の秘宝

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2023年3月30日 発売

合作の組合・耽綺社(たんきしゃ)作品集。 1927年からわずか2年間の賑やかな活動を一冊に集結。 メンバー:江戸川乱歩/小酒井不木/国枝史郎/長谷川伸/土師清二/平山蘆江 小説4作品+脚本2作品+資料7本を収録。 初の書籍化作品あり ■シリーズ概要 *「合作探偵小説」とは 複数の作者によってひとつの作品を成す探偵小説の形態。 作者ごとの執筆箇所が明らかなリレー式の合作と、連名だが執筆分担のはっきりしない合作とがある。 本コレクションには、未完に終わった作品、中断した作品も含めた。 *春陽堂書店と合作探偵小説 最初の合作長篇「五階の窓」(1926年)について、江戸川乱歩は「当時合作といふものが流行し始めた頃であつた」(「探偵小説十年」)と書き残している。戦前・戦後を中心に『新青年』や『探偵実話』などの文芸誌に連載された合作探偵小説は、執筆陣には当代気鋭の作家が名を連ねたものの、作品が単行本に収録されることは稀だった。 春陽堂書店は1993年、江戸川乱歩生誕100年に合わせ、乱歩の関わった作品のみを集めた〈合作探偵小説シリーズ〉を春陽文庫で刊行。執筆者の個性際立つ競演はミステリファンを魅了し、シリーズ全10冊は愛読され好評を博した。 2022年、〈合作探偵小説コレクション〉として新版を刊行開始。各作品の初出・原文に準拠し再編集、初収録作品を多数加えた集大成・全8巻をお届けする。  ◉初出誌を底本とした原文に忠実な校訂  ◉春陽文庫10冊の収録作品はすべて再校訂  ◉本コレクションの半数は当社初収録作品  ◉現在では読めないレア作品多数  ◉合作ならではの思いがけない展開  ◉軽くて読みやすい、物語に没頭できる装丁 ■全8巻 3ヶ月ごと・年4冊刊行予定  平均450ページ 4,180円/各巻 「空中紳士」 江戸川乱歩/小酒井不木/国枝史郎/長谷川伸/土師清二 「ジャズ結婚曲」 江戸川乱歩/小酒井不木/国枝史郎/長谷川伸/土師清二  「南方の秘宝」 江戸川乱歩/小酒井不木/国枝史郎/長谷川伸/土師清二/平山蘆江 「白頭の巨人」 江戸川乱歩/小酒井不木/国枝史郎/長谷川伸/土師清二/平山蘆江 「意外な告白」 江戸川乱歩/小酒井不木/国枝史郎/長谷川伸/土師清二/平山蘆江 「残されたる一人」 江戸川乱歩/小酒井不木/国枝史郎/長谷川伸/土師清二 【資料篇】 「合作長篇を中心とする探偵作家座談会」 江戸川乱歩/小酒井不木/国枝史郎/長谷川伸/山下利三郎/横溝正史 「耽綺社同人諸氏の新進作家集観」 江戸川乱歩/小酒井不木/国枝史郎/甲賀三郎 「耽綺社座談会」 江戸川乱歩/小酒井不木/国枝史郎/長谷川伸/土師清二/平山蘆江/小田富彌/大竹憲太郎/渡辺均 「耽綺社打明け話」 土師清二 「耽綺社の指導者」 長谷川伸 「耽綺社の頃」 土師清二 「合作組合「耽綺社」」 江戸川乱歩 * 編者解説ー日下三蔵 執筆者プロフィール

合作探偵小説コレクション2 畸形の天女/女妖合作探偵小説コレクション2 畸形の天女/女妖

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2022年12月27日 発売

■2巻概要 1990年代春陽文庫で反響を巻き起こし、復刊が望まれていたリレー式ミステリ・合作探偵小説がついに新版で復活!昭和のミステリ黄金期を彩った豪華執筆陣・約80名による60作品、全8巻。 2巻は江戸川乱歩参加作品集・戦後篇。希少な11作品と座談会7本を収録。 ■シリーズ概要 *「合作探偵小説」とは 複数の作者によってひとつの作品を成す探偵小説の形態。 作者ごとの執筆箇所が明らかなリレー式の合作と、連名だが執筆分担のはっきりしない合作とがある。 本コレクションには、未完に終わった作品、中断した作品も含めた。 *春陽堂書店と合作探偵小説 最初の合作長篇「五階の窓」(1926年)について、江戸川乱歩は「当時合作といふものが流行し始めた頃であつた」(「探偵小説十年」)と書き残している。戦前・戦後を中心に『新青年』や『探偵実話』などの文芸誌に連載された合作探偵小説は、執筆陣には当代気鋭の作家が名を連ねたものの、作品が単行本に収録されることは稀だった。 春陽堂書店は1993年、江戸川乱歩生誕100年に合わせ、乱歩の関わった作品のみを集めた〈合作探偵小説シリーズ〉を春陽文庫で刊行。執筆者の個性際立つ競演はミステリファンを魅了し、シリーズ全10冊は愛読され好評を博した。 2022年、〈合作探偵小説コレクション〉として新版を刊行開始。各作品の初出・原文に準拠し再編集、初収録作品を多数加えた集大成・全8巻をお届けする。  ◉初出誌を底本とした原文に忠実な校訂  ◉春陽文庫10冊の収録作品はすべて再校訂  ◉本コレクションの半数は当社初収録作品  ◉現在では読めないレア作品多数  ◉合作ならではの思いがけない展開  ◉軽くて読みやすい、物語に没頭できる装丁 ■全8巻 3ヶ月ごと・年4冊刊行予定  平均450ページ 4,180円/各巻 「畸形の天女」 江戸川乱歩/大下宇陀児/角田喜久雄/木々高太郎 「女妖」 江戸川乱歩/香山滋/鷲尾三郎  「大江戸怪物団」 江戸川乱歩/城昌幸/角田喜久雄/土師清二/陣出達朗 「秘中の秘」 江戸川乱歩/香山滋/鷲尾三郎/岡田鯱彦 「魔王殺人事件」 江戸川乱歩/島田一男/千代有三/楠田匡介 「宝石商殺人事件」 木々高太郎/江戸川乱歩/水谷準   「精神分析医の死」 江戸川乱歩/大下宇陀児 「屍を」 江戸川乱歩/小酒井不木 「ラムール」 江戸川乱歩/小酒井不木 「空気男(二人の探偵小説家)」 江戸川乱歩 「悪霊」 江戸川乱歩 【資料篇】 「探偵小説の出来上るまで」 甲賀三郎/江戸川乱歩/水谷準/横溝正史/大下宇陀児  「海外探偵小説 四方山話」 江戸川乱歩/木々高太郎/水谷準 「翻訳小説の新時代を語る」 江戸川乱歩/水谷準/城昌幸/岩上啓一/武田武彦 「探偵小説三十年」 江戸川乱歩/大下宇陀児/水谷準/萱原宏一 「怪談・恐怖談 座談会」 徳川夢声/江戸川乱歩/水谷準 「「連作について」の座談会[畸形の天女]」 江戸川乱歩/角田喜久雄/木々高太郎/大下宇陀児/城昌幸/永瀬三吾 「戦後十年の探偵小説を語る座談会」 江戸川乱歩/島田一男/中島河太郎 編者解説 執筆者プロフィール

合作探偵小説コレクション1 五階の窓/江川蘭子合作探偵小説コレクション1 五階の窓/江川蘭子

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2022年10月12日 発売

1990年代春陽文庫で反響を巻き起こし、復刊が望まれていたリレー式ミステリ・合作探偵小説がついに新版で復活! 昭和のミステリ黄金期を彩った豪華執筆陣・約80名による全64作品、全8巻。 1巻には江戸川乱歩が参加した初期4作品を収録。 「春陽文庫から出た計十冊の〈合作探偵小説シリーズ〉によって、江戸川乱歩が参加した「合作」「連作」の全貌に、容易に接することが出来るようになったのは、日本ミステリ界にとって大きな事件だったといっていい」(1『五階の窓/江川蘭子』「編者解説」より) ■目次とあらすじ 「五階の窓」 江戸川乱歩/平林初之輔/森下雨村/甲賀三郎/国枝史郎/小酒井不木 会社社長がビル街の路上で横死……自殺か他殺か? 大正期の合作探偵小説第一弾。 「「五階の窓」執筆に就いて」 「江川蘭子」 江戸川乱歩/横溝正史/甲賀三郎/大下宇陀児/夢野久作/森下雨村 幼くして事件で両親を失った江川蘭子。後年復讐を目論む妖魔・蘭子の悪夢とは? 「殺人迷路」 森下雨村/大下宇陀児/横溝正史/水谷準/江戸川乱歩/橋本五郎/夢野久作/浜尾四郎/佐左木俊郎/甲賀三郎 完全犯罪は可能かー議論をたたかわす二人の男に届けられた挑戦状の謎は? 「黒い虹」 江戸川乱歩/水谷準/大下宇陀児/森下雨村/海野十三/甲賀三郎 棺桶殺人事件に始まる連続猟奇殺人事件。蛇とルビーの指輪にまつわる謎とは? 編者解説 執筆者プロフィール

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