小説むすび | 出版社 : 集英社

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こぼれ落ちる欠片のためにこぼれ落ちる欠片のために

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集英社

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2024年11月5日 発売

真実を見抜き、罪を償わせる。 たった、それだけ。それだけのことが、なぜこんなにも難しいーー? マンションの一室で発生したある殺人事件の現場に向かった、県警捜査一課の和泉。 そこで出会った女性警官・瀬良の第一印象は、簡単に言えば「最悪」だった。 しかし、上の命令で瀬良とタッグを組み殺人事件を捜査することになり、 和泉は彼女の類い稀な観察力を知ることになる。 二人の懸命な捜査により、事件のかたちは徐々に輪郭を現していくが、 待ち受けていたのは「正しい刑罰」の在り方を問う、予想外の真相だったーー。 和泉と瀬良が立ち向かった最初の事件「イージー・ケース」ほか、 事件に関する証言を頑なに拒み続ける容疑者の謎を追う「ノー・リプライ」、 解決の糸口が見えない誘拐事件を描く書き下ろし中編「ホワイト・ポートレイト」を収録。 心揺さぶる結末に息を呑む、圧巻の警察ミステリー! 【著者略歴】 本多孝好 (ほんだ・たかよし) 1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。 1994年「眠りの海」で第16回小説推理新人賞を受賞。1999年同作を収録した『MISSING』で単行本デビュー。「このミステリーがすごい! 2000年版」でトップ10入りするなどの高い評価を得て一躍脚光を浴びる。 著書に『MOMENT』『WILL』『MEMORY』『FINE DAYS』『真夜中の五分前』『正義のミカタ I'm a loser』『チェーン・ポイズン』『at Home』『ストレイヤーズ・クロニクル』『Good old boys』『dele』『アフター・サイレンス』などがある。

チェーン・ディザスターズチェーン・ディザスターズ

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集英社

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2024年11月5日 発売

【災害シミュレーション小説の第一人者の集大成!】 【推薦コメント続々!】 ●地球科学の最新予測がふんだんに盛り込まれ、必ず来る激甚災害がリアルにイメージできる! 鎌田浩毅 (地球科学者・京都大学名誉教授) ●破滅的な大惨事を描くリアルな予測小説であり、政治家の的確な判断と行動力を描く優れた政治小説だ。 池上冬樹 (文芸評論家) ●その日は近い。生き残りたければ、これを読め! 解答はすべてここにある。 郷原宏 (文芸評論家) 202×年7月。 長年危惧されていた南海トラフ巨大地震が発生し、日本列島の太平洋岸は壊滅状態に。 若き環境大臣・早乙女美来は、特に被害が大きかった愛知へ向かった。 名古屋では、地元IT企業「ネクスト・アース」がAI技術を駆使して開発した〈エイド〉によって、迅速な行方不明者の捜索と救助、避難所運営がおこなわれていた。 追い打ちをかけるように東京直下型地震が発生。 さらに8月には、過去最大級の大型台風が首都圏を襲う。 東京のビル群は崩れ落ち、閣僚の大半が亡くなり、緊急事態に対応するため美来が史上最年少で総理大臣に抜擢される。 しかし、絶望的な状況で、ついには富士山噴火の予兆が見え始め…… 初の女性総理・早乙女は、ネクスト・アースのCEO・利根崎に協力を仰ぎながら、日本最大の危機に立ち向かう。 崩壊に向かう日本を救うことが出来るのかーー。 【著者略歴】 高嶋 哲夫 (たかしま・てつお) 1949年岡山県生まれ。慶應義塾大学工学部卒業、同大学院修士課程修了。日本原子力研究所研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。79年、日本原子力学会技術賞を受賞。 94年「メルトダウン」で第1回小説現代推理新人賞、99年「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞。 他に『ミッドナイト イーグル』『M8 エムエイト』『TSUNAMI 津波』『原発クライシス』『東京大洪水』『首都感染』『富士山噴火』「沖縄コンフィデンシャル」シリーズなど著書多数。

邪鬼の泪 浮雲心霊奇譚邪鬼の泪 浮雲心霊奇譚

著者

神永学

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2024年10月25日 発売

【浮雲一行の京への長き旅。シリーズ最終章突入!】 霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲。 おのれの運命と対峙するために、土方歳三らとともに京の都へと向かう旅をしていた。 辿り着いた岡崎宿で、歳三たちは子どもの生首と抉り出された腸を目にする。ここ半年、いくつも骸が発見されているらしく、村人たちは鬼の仕業だと噂していた……。 一方、別行動を取っていた浮雲も寺の住職から”人を喰らう鬼”の伝承を聞いた直後、その寺の小僧の惨たらしい死体を発見し……。 恐ろしい伝承の裏に隠された哀しき真実とはーー。 人は誰しも鬼の一面を持っている。 怪異の謎とともに明かされる土方歳三の秘められた過去。 累計750万部突破の「心霊探偵八雲」と双璧をなす 幕末ホラーミステリシリーズ、最終章突入! 【著者略歴】 神永学(かみなが・まなぶ) 1974年山梨県生まれ。日本映画学校(現日本映画大学)卒。 2003年『赤い隻眼』を自費出版。 同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で2004年プロ作家デビュー。 「心霊探偵八雲」「心霊探偵八雲 INITIAL FILE」の他に「天命探偵」「怪盗探偵山猫」「確率捜査官 御子柴岳人」「悪魔と呼ばれた男」「殺生伝」「革命のリベリオン」などのシリーズ作品、その他『イノセントブルー 記憶の旅人』『ラザロの迷宮』『悪魔の審判』『マガツキ』などの著書がある。

白猫、黒犬白猫、黒犬

奇想の天才が放つ、7つの童話を基にした万華鏡のような新作短篇集、 2024年のローカス賞短篇集部門受賞作品。 親切な白猫の大麻農園(『白猫の離婚』)、 妖精の婚約者が眠る地獄の底(『地下のプリンス・ハット』)、 主人だけは絶対に入れてはいけない家(『スキンダーのヴェール』)……。 夢と幻想、誘惑と謎に満ちた摩訶不思議な物語。 変幻自在の物語の魔術師、ケリー・リンクの世界へようこそーー。 原題:White Cat, Black Dog 装画:ヒグチユウコ 【著者略歴】 ケリー・リンク(Kelly Link) フロリダ州マイアミ生まれ。コロンビア大学を卒業後、ノースカロライナ大学で修士号を取得。「黒犬の背に水」で作家デビュー。1998年刊『スペシャリストの帽子』で世界幻想文学大賞を、本書で2024年のローカス賞短篇集部門を受賞した。その他の作品に『マジック・フォー・ビギナーズ』、『プリティ・モンスターズ』(以上早川書房)など。作家活動のほかマサチューセッツ州ノースハンプトンを拠点に出版社Small Beer Pressを夫と共同経営している。 【訳者略歴】 金子ゆき子(Yukiko Kaneko) 横浜国立大学経済学部卒、英仏文学翻訳家。主な訳書にオリヴィエ・ブルドー『ボージャングルを待ちながら』、ニー・ヴォ『塩と運命の皇后』(以上集英社)ほか、共訳書にケリー・リンク『スペシャリストの帽子』(早川書房)など。

不機嫌な青春不機嫌な青春

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集英社

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2024年10月4日 発売

切なくてまぶしい、残酷でもどかしい、思春期(あのころ)のすべてが詰まった胸疼く青春×SF短編集。 アニメ化もされた大人気スポーツ小説『2.43 清陰高校男子バレー部』著者、デビュー20周年記念作! 病院から飛んできた青い風船に結ばれていた手紙によって、思いがけず始まった文通。そこから芽生える、淡い恋と切ない嘘の行方。「零れたブルースプリング」 全ての感覚を周囲に拡散してしまう特殊能力を持ったヒツギ。彼がボランティアとして連れてこられたのは、生まれつき、痛みや温度を感じられないイオリの屋敷だった。「ヒツギとイオリ」 誰かに「ウザい」と思われると、その場から強制的にテレポートしてしまう。中学2年生のナオは、望まない超能力に苦しんでいた。「flick out」 妻を失い、心を閉ざして生きる宮内の前に突然現れたソバージュヘアの不良少女。彼女は亡き妻の名を名乗る。「ハスキーボイスでまた呼んで」 上記4編収録。 【著者略歴】 壁井ユカコ (かべい・ゆかこ) 第9回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、2003年『キーリ 死者たちは荒野に眠る』でデビュー。青春スポーツ小説「2.43 清陰高校男子バレー部」シリーズ、「2.43」スピンオフ短編集『空への助走 福蜂工業高校運動部』、「五龍世界」シリーズ、『K -Lost Small World-』、『NO CALL NO LIFE』、『サマーサイダー』等、著書多数。

スターゲイザースターゲイザー

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集英社

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2024年9月26日 発売

コバルト短編小説新人賞&氷室冴子青春文学賞出身の著者が贈る、 令和の青春×アイドル文学が、今ここに生まれる! アイドル事務所「ユニバース」に所属するデビュー前の青年、通称「リトル」。 彼らはデビューに向けて、限られた時間の多くを費やしレッスンに励んでいた。 そんなある日、リトルたちが出演するイベント「サマーマジック」で最も活躍した一人を、デビュー間近のグループ「LAST OZ」に加えるという噂が流れだす。 この噂をきっかけに皆が熱を帯びていく中、リトルの一人である加地透は疑問を抱いていた。 “恋心も、学校生活も、自分の体も、全てを捧げなければデビューは叶わないのか?” デビューに対して人一倍強い野心を抱いている持田、 わずか14歳にしてソロデビューを打診された遥歌、 誰よりもストイックで自分の見え方を計算し尽くした振る舞いをする葵、 芸能人一家の複雑な環境で育った問題児の蓮司、 デビューができる期限まで残り一年を切った若林、そして透。 デビューを目指すこと以外はすべてバラバラの6人が出会った時、 彼らの未来は大きく変わるーーかもしれない。 【著者略歴】 佐原ひかり (さはら・ひかり) 1992年兵庫県生まれ。大阪大学文学部卒業。2017年「ままならないきみに」で第190回コバルト短編小説新人賞受賞。2019年「きみのゆくえに愛を手を」で第2回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞し、2021年、同作を改題、加筆した『ブラザーズ・ブラジャー』で本格デビュー。他の著書に『ペーパー・リリイ』『人間みたいに生きている』『鳥と港』、共著に『スカートのアンソロジー』『嘘があふれた世界で』がある。

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