出版社 : Jパブリッシング
一目惚れしたキルシュネライト卿との婚約が決まった、末っ子王女のアンネリーゼ。彼にせっせとアプローチする一方で、DV婚約者に悩む令嬢たちに名助言しているうちに、なぜか「恋愛の達人」として人気者に。その反面、事情を知らない人たちからは「悪徳王女」と呼ばれてしまう。しかし肝心の想い人からは、頑なに「誰とも結婚できない」と言われるが、どうやら彼には秘密があるらしく!?
異形を操る影王子の企みにより王太子は攫われ、義兄のリーンハルトや人事室長アイゼン、多くの騎士たちも行方不明。国王は急遽救出隊を編成し、コニーも〈黒蝶〉の一員として加わることに。敵の妨害や無能な味方の後始末に追われつつ、アベルや〈黒蝶〉とともに歩みを進めていく。だが事ここに至って貴重な戦力の彼らが魔法薬で子供化してしまった! 戦闘に加えて子守りとか勘弁してくれませんか!? 一方同じ頃、仲間とともに捕らえられたリーンハルトは王子救出のチャンスを狙いつつ再びコニーに会うことを願っていたが、実は彼の身体の中でもある“変化”が起こり始めていてーー。囚われの王子も騎士も、子供化した仲間も皆まとめてお助けします! 大人気ヒロインの快進撃、緊迫の第5巻!
女学校の卒業式の日に、王太子アレクシスと一緒に「一目惚れする呪い」に巻き込まれてしまったリーナ。しかし極度の女嫌いな彼は恋に落ちず、代わりにリーナに触れなければ毒に侵される体に!訳あって借金を抱えているリーナは、報酬と引き換えにアレクシスの「毒消し係」として契約を結ぶ。最初は無愛想で冷たいアレクシスだったがー「君にそばにいてほしくてたまらない。君に触れたい。…俺は、君が好きだ」いつの間にか熱く迫られていて!?
「命に替えてもあなたを守ります」--幼い頃、王女ヴィヴィアにそう誓いながらも、なぜか王家に敵対する大聖教会の聖騎士となった美しき従兄、レイナート。ヴィヴィアはそんな彼への想いを長年断ち切れずにいたが、ある時大聖教会の老枢機卿との結婚話が持ち上がる。国のためになるならと了承しかけるものの、彼女を迎えに来た使者はよりにもよってレイナートだった! けれど彼はヴィヴィアに冷たく接するばかりで、裏切った理由も心の内も明かさず居心地が悪い。せめて枢機卿との結婚を先延ばしにすべく、戦場での奉仕活動に向かったところ、なぜかレイナートも戦場での任務を志願し、ヴィヴィアのもとにやってきてーー?
血液から希少な魔石を生み出せる特殊体質をもつ伯爵令嬢ローゼ。それに目をつけた悪辣な義母たちに非道の限りを尽くされ、気づけば余命わずかとなっていた。そんな彼女が嫁がされた相手は、天涯孤独で借金まみれの没落貴族レオ・ロスティールド。「ローゼ、ぼくは君がここに来てくれて嬉しいよ」絶望に打ちのめされたローゼの心を、彼のまっすぐな優しさと献身が解きほぐしていく。「少しでも長く、レオの側にいたい」祈るようにそう思い始めたローゼに、無情にも義母の魔の手が忍び寄る。しかし、レオには隠された秘密があってーー!? 第2回Jパブ大賞で大賞に輝いたムーンライトノベルズ屈指の感動作、大幅加筆して書籍化!
他国から出戻ってきた王女アメリアは、船旅の途中、再婚相手によって海に突き落とされてしまう。無人島に漂着し命は取りとめたが、旅に同行していた魔剣士マクスウェルも一緒だった。「姫様のナイト役を精一杯務めさせていただきます!」やたらサバイバル適性のある彼は、次々と食べ物や寝床、そして温泉まで確保していき……気づけば無人島とは思えないほどいたれりつくせりな生活に!? 控えめな出戻り王女が忠犬魔剣士にお世話される、7日間の無人島ラブ! 第1回Jパブ大賞金賞作『あっさり、物に釣られて。 騎士団長のお世話係を拝命しました』待望のスピンオフ登場!!
18歳のバースデイパーティーで、突然相手の好感度が見えるようになったリシェカ。その上、《青の騎士》と名高い侯爵令息ジェイドから縁談を持ちかけられて、大混乱! リシェカにからかうような言葉を言いながら、頭上で点滅する好感度だけはどんどんアップしていく。そんな二人が国を守護するクリスタルの調査に行くことに。えっ! 私、魔力ゼロの落ちこぼれなんですけど。初めての試練に気合を入れて挑みます!
おっとりした性格の男爵令嬢フローラは、名門侯爵家の一人息子アドルフと幼馴染。容姿端麗で何でも完璧にこなす彼だがーーどこにでもつきまとってくるわ、すぐ嫉妬して怒るわで、極めて厄介な存在だった。実はアドルフなりの愛情表現なのだが、フローラには逆効果で二人の気持ちはすれ違ってばかり。ついには「結婚してあげる」とドヤ顔でのたまったことで、フローラの鬱憤が大爆発!「私は貴方が嫌いです!! だから結婚なんて絶対に嫌ーー!!!」本気の拒絶を目の当たりにした彼は動揺し、プライドをかなぐり捨てて方向転換を決意するが!?
ある日、魔女の隠れ家に住むミチカが川で洗濯していたら、どんぶらこと流れてくる何かを発見。拾ってみればそれは大きな桃……ではなく縦にも横にも大きな領主様だった!? 彼ーーハングリードは長年見た目のせいで周囲から侮蔑されることに悩んでいたが、ミチカは己の持つチート能力でそれが呪いであることを見抜く。ついでに魔法薬を作って呪いを解いたら、彼は目も覚めるような美丈夫に変身! その上、こんな自分に優しくしてくれるなんてと熱烈アプローチが始まってーー? 追い払っても度々川を流れてきては、贈り物や可愛いモフモフ達を置いていくハングリード。訳あって一生引きこもるつもりだったミチカも彼の訪れを心待ちにするようになり……
無実の罪で国を追われた王太子・サミュエルの妃だったヴァネッサは、田舎に逃れて男を装い、小説を書いていた。その内容はサミュエルを主人公にした復讐譚。物語は、主人公が王太子に復権し国王にまでのぼり詰め、いよいよ最終章となる恋愛編へ突入。だが恋愛のわからないヴァネッサは続きが書けない。そこへ突如サミュエルが現れて!? 「君の望み通り、この国の王になったんだよ」なぜか彼に執着されて、恋愛編の続きを実践することになり…?
伯爵令嬢アネットは、国同士の絆を深めるべく魔人の国・アランダムに嫁ぐことに。恐ろしい魔神たちが棲む国……と噂されていたが、なんと結婚相手である魔王ゼルラクシュは、アネットが前世で全てを捧げていた推しだった! ひと目見た瞬間、あまりの萌え(と魔王のすさまじい覇気)で鼻血を噴出してしまう。このままでは推しに引かれてしまうし政略結婚のお役目も果たせない! 平常心を保つためにゼルラクシュのぬいぐるみを作って溢れる萌えをぶつけていたら、そこにまさかのゼルラクシュ本人の魂が入ってしまい!?
事故で国家魔術師の職を失ってしまったモニカ。実家からも見放され、魔術道具店で働き始めたところ、元同僚の魔術師・スヴェンが連日現れるように。彼は必ず月長石を買い、モニカに向かって不気味な笑みを浮かべるのだ。月長石の石言葉は「恋」。陰キャでコミュ障のスヴェンは石に託してモニカに思いを伝えようとする。しかしモニカには全く通じていないようで!?
断罪された直後に時間が巻き戻り、前世の記憶が蘇った悪役令嬢のアリアリリー。しかも婚約者であるマルス王子も一緒! 彼は、性悪のゲームヒロインに入れ込むハズが、なぜか自分にぐいぐい迫って溺愛してきてーーあなた、そんなキャラでしたっけ!? 予想外の事態に翻弄されながら、今度こそ処刑フラグを回避したい、稀代の悪女アリアリリーの大反撃!
キッチンカー開店初日、道に迷ったあげく接触事故を起こしてしまった花山瑚子。しかもどういうわけか異世界トリップまでしてしまった!? 事故のショックで運転もできず落ち込む彼女に手を差し伸べたのは、この国で一番の戦闘力を持つミランドラ公爵ノヴェル。彼は自らをオーナーとしてキッチンカーを営業することを提案、おまけに運転手も務めることに。以来、人と魔物の共存する世界で共に食材集めや営業活動に励むのだけれど、美味しい料理のため無茶をしては危険に晒される瑚子のせいで、ノヴェルの過保護モードは徐々に加速することになりーー「頼むから、私の見ていないところで危ない目に遭わないでくれ。心配で目が離せないな」最強かつ激甘な保護者に見守られるキッチンカーライフ、ただ今始動!
伯爵令嬢ノイリエにはうっすら前世の記憶がある。それは当時の夫に冷たい態度をとられ続けるというもの。その上今世は相手の心変わりで婚約破棄され、軽く嫁き遅れ状態。気持ちを切り替えるべく隣国へ向かったところ、なんとそこの公爵閣下に突然求婚されてしまった! しかも彼は自分を前世の夫と名乗り、結婚誓約書まで突き付けてくる熱愛ぶり。前世では塩対応で会話すらなかったのになぜ? まずは友達として付き合いを始めるが、時折愛情を暴走させつつも真摯に見つめてくるレイガルトに、ノイリエも次第に心揺れるようになりーー
《第2回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞銀賞受賞作》とある事情で女性であることを隠し、騎士として日々鍛錬を重ねるフローリア。彼女が少女に戻れるのは、夢の中だけ。美貌の夢魔ルティとの逢瀬が彼女の楽しみとなっていた。そんなある日、彼から告白され、現実でもフローリアを見つけると宣言される。「たとえどんな姿をしていてもひと目顔を見れば必ず君だとわかる」ルティにそう囁かれて、期待と不安に揺れるフローリア。だが、時を同じくして「氷の貴公子」の異名をもつ騎士隊長アルトゥールとも距離が近づいていき……? 夢と現実が交錯する純愛ファンタジー。
恋愛の神様に、生涯の伴侶を見つけないと無限ループというミッションを課されてしまったユスティーナ。しかし、転生してたった3年で婚約破棄! 焦る彼女が出会ったのは、「恋愛なんてくだらない」と吐き捨てる美貌の騎士ヴァルト。彼は爵位継承のために渋々だが結婚を急いでいるという。「これは運命の出会いです。あなたに恋しない私と結婚しませんか?」ユスティーナは勢いでプロポーズし、「恋愛しない」という契約で婚約。これでミッションクリア!と浮かれる彼女だったが、ヴァルトが「婚約者らしく振る舞おう」と言って距離を縮めてきて!? 互いが互いを振り回す、恋愛音痴たちによる仁義なきすれ違いラブコメディ!
「きれいなおにいちゃん」ではなく、生涯の伴侶となることをネイトにお願いしたユフィ。「ユフィが真面目で一生懸命で可愛いことは、俺が世界で一番よく知っている」ますますパワーアップするネイトの溺愛っぷりに照れつつも結婚の準備を進めていたがー隣国の王女が突然やってくることになり、なぜかユフィは王太子から王城の侍女に指名されてしまう。そして現れた御一行の中には、褐色の美男子が!しかもネイトの兄を自称していて!?
聖女の家系に生まれたエウリーネは、人や物の影に隠れて気配を消せるという能力持ちの真性コミュ障。人間怖い! 一生引きこもります! と誓い生きてきたのに、突然高潔と名高い第二王子ジリオスが求婚してきた! しかもコミュ障を奥ゆかしいとか、前向きに捉えすぎですが!? 断り方も分からず、気づけば彼の妻として王宮へ。いきなり夫婦生活!? と焦りまくるエウリーネに気付き、ジリオスは提案する。夫婦としてではなく、初めて出会った者同士として少しずつ関係を築いていこうと。それから手を繋いだりお茶をしたり、まったりと恋を育てる日々。こんな優しい旦那様を支えたいーー私もこの微妙な能力を使ってお役に立ちます! 彼女の斜め上の内助の功の行く末はいかに!?