出版社 : Jパブリッシング
国を荒廃させた偽聖女の取り巻きだったイルゼは、現在修道女として清く正しい奉仕の日々。そんな彼女がうっかり聖鳥を手懐けたことで「聖女代理」に任命されてしまった!?どうも聖鳥の力で国が立て直せるらしく、その救済の旅に同行する羽目にーそれも全身板金鎧の怪しい黒騎士リアンとともに。嫌々ながらも各地を飛び回るものの、無口ながらも懸命に支えようとするリアンの気遣いに、イルゼのひねくれた心も次第に解きほぐされていきー?
前世から筋金入りの腐女子で、侯爵令嬢に転生したフィニは、今日も今日とて国王ロランの“総受け”妄想に心血を注ぐ日々。兄王子たちに虐げられてきた出自と月のように冷たい美貌を持つ彼が、腹心の部下たちにだけ心を開き、身体も許すーーそんな物語を創作するだけで、腐女子の血が滾って仕方ない! それなのにある日、父である侯爵の勘違いによって、なんとロランの妃候補として後宮入りすることに!? ちょっと待って、私が推しの隣に立ってほしいのは素敵な“攻め”であって、私自身ではないんですけどーー!! 陰謀渦巻く後宮で、壁になって推しの幸せを見守りたい令嬢が、愛する国王と苦難を乗り越えるドラマティック宮廷ファンタジー。
伯爵令嬢クローディアは幼い頃、血筋と財産目当ての子爵家に嫁ぐ羽目になり、以来夫と顔を合わせることもなく七年放置状態。こんな男、自立の準備ができたら離婚してやる! と日々奮闘していたが、なぜか公爵令息セオドリックが近づいてきた。しかも「どうせなら派手に復讐してみないか?」って何ですか!? そこから離婚前に一流の貴婦人となりクズ夫一家を見返してやろうとの計画にのっとり、社交界デビューを果たすクローディア。それもセオドリックの想い人という設定でーーあれ? これお芝居よね? 最初は面白がって協力していた彼の瞳がいつしか真剣なものになっていることに、クローディアの心臓も高鳴ってーー。結婚で落ちぶれた令嬢と隠れ腹黒な貴公子との共同戦線ラブストーリー!
継母の策略で“人嫌いで常に仮面を被っている"そんな評判の辺境伯ジェラルドのところに嫁ぐことになったクリスタ。戸惑いながらも健気に尽くそうとする彼女に、ジェラルドは妻ではなく跡継ぎが欲しいと冷たく言い放つ。しかし秘密を抱え恋に臆病になっていたジェラルドは、彼女の優しさに触れて心を開き始めー。“信じてる、そして愛してる"恋に不器用な仮面伯爵と心の美しい花嫁が織りなす、すれ違いラブファンタジー。 ※こちらの商品は2016年5月27日に発売した「仮面伯爵は黒水晶の花嫁に恋をする」と内容は同じです。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気づいたアリーネは、自分の幸せより、推しであるヒロインを愛でたおすことを決意。推しの幸せを最優先に、美形王子であるアレックスとヒロインをくっつけることに奔走する。陰から見守り、推しの尊い姿に滂沱の涙を流すアリーネにアレックスはーー「見ていて飽きない。むしろ、目が離せない」。果たして孤軍奮闘する悪役令嬢の努力は実を結ぶのか!?
超美形な幼なじみのせいで散々な目に遭った女子大生が、乙女ゲームの悪役令嬢に転生。もう美形なんてまっぴら、地味なモブキャラが一番!なのに、なんでヒロインも同じモブ推し!? おまけに婚約者のイケメン王子からは執着されまくりで、こんなの話が違います!
魔法使いの家系に生まれながら、魔力を持たないお荷物娘として育った貴族令嬢エリーゼ。危うく好色な中年男の後妻として嫁がされそうになる直前、彼女に求婚したのは、なんとこの国一番の国王付き魔法使いであり、人嫌いと有名なアレックスだった。彼の魅力と真摯な眼差しに抗えず承諾したけれど、こんな落ちこぼれの私になぜ!? それでも新妻を喜ばせようと四苦八苦する不器用夫の姿に、エリーゼも素直に彼を愛するようになる。そんな中、彼女に「緑の精霊の生まれ変わり」と称される不思議な能力が発現したことで、二人の新婚生活にも波乱が起こり始めーー?
王太子リチャードに乞われて、やんちゃな末っ子王子の侍女をすることになったニーナ。ある日、目が覚めるとなんと王子と体が入れ替わっていた! 「だってお兄様が大好きなニーナを僕から取り上げるって言うから!」我が儘炸裂で泣きじゃくる自分の姿(中身は9歳児)に目の前が真っ暗に。一方リチャードはこれでは彼女を口説けないではないか! と頭を抱えて!?
「お前に一目惚れした。オレの恋人になれ」「はあ?お断りです」類稀なる美貌と王者の風格。そんなアルファ性の第一王子アークに告白されてしまった伯爵令嬢のサラ。ベータ性として平凡で穏やかな結婚を望んでいたのに、何故!?あろうことか恋人宣言までされてしまい、学園でも何かと絡んできて振り回されっぱなし。彼と結婚なんてありえないしまっぴらごめんーなのに目を離せない。こうなったら自分で恋人を見つけてやる!と決意するが!?
古の慣習のため、聖女のレーアは魔族の国に生け贄として差し出されることに。現れたのは凜々しい美貌の若き魔王エリク。レーアを優しくもてなし、その両親は可愛い娘が欲しかった! と大はしゃぎ。アレ? 思っていたのと違う? なんと魔族の国では聖女を代々魔王の妻として娶っていたのだ。婚約者となったエリクと次第に近付く距離にドキドキしっぱなし。ついに一目惚れだったと告げられて!?
王太子のため、国のため尽力したにもかかわらず、異世界から来た聖女に手柄を奪われ、挙句の果てに王太子から婚約破棄までされてしまった公爵令嬢レオノーレ。ついでに王太子妃となる聖女の侍女になるよう申しつけられーー。打ちのめされる彼女に優しく声をかけるのは、王太子の双子の弟ディートハルト。「ねえ……王太子、殺す?」「あなた何を言っているのか、理解していますの?」この物騒な幼馴染をどうにか制し、ひとまず離宮で一緒に暮らすことに。王家を捨て田舎暮らしを実現するため、農作業や洗濯、料理の修業にともに励むのだけれど、自分に懐きまくっていたディートハルトがふと見せる恋の駆け引きに胸が高鳴るようになりーー?
伯爵令嬢テティスは、社交そっちのけで魔導一筋の「珍獣令嬢」。宮廷魔導士になるための足がかりとして出場した魔導武闘大会で優勝するも、褒美として国王から直々に「愛され末っ子王子」として人気の高い第三王子ベリザリオの婚約者に指名されてしまう。令嬢教育を無視して魔導に打ち込んでいた自分が王宮暮らしなんて……と絶望していた彼女だが、ひょんなことから国家転覆の陰謀に巻き込まれ、国家機密に触れてしまう。その上、黒幕をおびき寄せるため、なぜかベリザリオと同居するはめに!? 押しつけられた婚約者同士、最初はギクシャクしていた二人だが、共に暮らすにつれて関係性に変化が……?
王位継承争いにも一応の決着がつき、ひとまず女中業に専念しつつ、経理・諜報も合間にこなすコニー・ヴィレ。その間も気になるのは、この争いの裏にいると思しき異形の影ーーと、最近〈求愛〉の意思を明らかにして毎日のように会いに来る義兄の存在。あくまで義妹の立ち位置であしらうものの、リーンハルトの方は恋敵である経理室長の接近に焦りを覚えていてーー。「私の義妹に何を言ってるんだ君は!」「彼女への頼み事に〈義兄〉の許可はいらないだろう」目の前で喧嘩を始める男二人に、枯れ女子コニーの反応はいかに? そしてそんな日常に浸食していく不穏な影の企みとはーー? 大人気ヒロインの快進撃、待望の第4巻!
大事な旦那様の危機を前にして、祖先の竜が登場! その姿は自分と同じちんちくりん子竜で、子孫に対しとっても過保護。王家を取り巻く陰謀も甘々新婚生活も、竜のきまぐれのせいで大波乱が巻き起こる!? 大人気の年の差ラブストーリー、待望の第三巻!
身元を隠して辺境伯ディルクの屋敷でメイドとして働くことになった異国出身のシェーラは、ある日ディルクのお酒に付き合うことに。どうやら彼は何度目かの婚約者にふられてしまったらしい。反省を口にして酔い潰れた彼を介抱したところ、なぜか翌朝、真剣な顔で「責任を取るため、私と正式に恋人となってほしい」と告げられる。早とちりから始まった関係は、さらなる勘違いと誤解を生んで新たな事態を引き起こし!?
至れり尽くせりで世話をやいてくれる婚約者の王太子ルイスから好きだと言われて、心が揺れ動くロティ。「君の食べる姿が一番好きだ」と、ぐいぐい積極的に口説かれる一方で、新しくできた友人からは、彼の愛が重すぎる! と呆れ半分心配される始末。そんなある日、デートの帰りに何者かに襲撃され、狙いはロティの命だと知ってしまい!?
《豊穣の聖女》の力で美味しい料理を作るポーリンは、ドラゴン族の末裔・セフィードさんとラブラブ婚約中。幸せすぎて食べすぎて、お腹の贅肉も元気に増量中だけどーー「ポーリンはまだまだ軽いし、可愛い」だなんて照れてしまう! ある時、悪しき力によって衰退している獣人の国を助けに行くことに。もしかして旅の途中、魔物で美味しい焼き肉ができるかも! 鼻息荒くセフィードさんと冒険者パーティーを組んで出発するが!?
婚約者であり初恋の人でもある王太子から、突然愛人の存在を告げられた侯爵令嬢ジュリアナ。しかも、結婚はしてやるから今後は愛人の後ろ盾になるようにとの要望付きでーー。あまりの屈辱に婚約破棄を願い出るが、何故か王太子はそれを断固拒否して外堀を埋め始める。そんな時、救いの手を差し伸べたのは幼馴染のキースリング侯爵だった。恋人となることで、王太子の執着を断ち切ろうというのだ。はじめは仮初めの関係と思って承諾したものの、巧みな策と長年の恋心をもってジュリアナを守る侯爵の姿に、彼女も自分の本当の想いに気づき始め……
元・兄であるネイトと晴れて婚約したユフィ。彼の過保護で甘やかし体質は相変わらずで、悪魔なのにユフィと交わした契約を律儀に守ろうと、清く正しく美しい男を目指しているらしい。最強の騎士でありながら「清廉潔白な騎士のままで、ユフィとイチャイチャするためにはどうすればいい?」と斜め上に悩む姿にもときめいてしまう。そんな時、王都を騒がす魔物騒動が勃発。ネイトに憧れていたという悪魔が現れて!?
おんぼろ孤児院から名門公爵家に引き取られ、養女になったルーシー。しかし公爵家の一人息子ジュードに初対面で「義姉だなんて、絶対に認めない!!」と言われ、絶句! それもつかの間、「違う! 嫌だとか、仲良くしたくないとかじゃなくて……」耳を赤く染めて目をそらすジュードのいじらしさに、ルーシーのツンデレ萌えが覚醒!? 外では眉目秀麗で完璧な公爵令息なのに、ルーシーの前では素直になれないジュード。そんな彼を愛でる日々を送っていたが、成人を機にジュードの様子が変わり……? 「義姉だなんて認めないって、最初に言ったよね」これまでのツンはどこへやら、甘い視線を向けてくるジュード。ルーシーの快適ツンデレ萌えライフはどうなる!?