2013年発売
元婚約者や元恋人との騒動を乗り越えようと、エヴァを内緒で旅に連れ出したギデオン。絆を確かめ合うものの、留守の間にエヴァの親友ケアリーが暴漢に襲われ大怪我を負ってしまう。そのうえまたも秘密を抱え、距離を置き始めるギデオンに、エヴァは戸惑い絶望する。そんな中、思わぬ警察沙汰に巻き込まれー。「僕を信じて」という言葉を残し、ギデオンは姿を消すのだった…。波乱の展開から目が離せない、第二弾。
バツイチ30代の図書館司書グウェンは、ネメシスと名乗る正体不明の男からエッチなラヴレターを受け取った。もし彼が憧れの相手ー図書館常連の歴史学者ダニエルだったら。夜はネメシスとエロティックなチャットを楽しみ、彼からの指令を、意外にも積極的なダニエルと共に試すグウェン。ゲームのようなセックスと恋の駆け引きの先には、けれど胸の張り裂けるような現実が待っていた…。大胆でハートフルな恋愛白書。
外界へ旅立った最強傭兵団“戦に備えよ”のオガ吉達は、怪物蠢く迷宮に挑む。その最下層で待ち受けていた最強の脅威…それは、彼等の主・オガ朗だった!?-『斧滅大帝の目覚め』異世界に轟く最強黒鬼・オガ朗の伝説ーその陰に秘められた、六つの異聞録!怪物転生下克上ファンタジー!番外編。
蛙姿(元人間)の魔法使い、カワズさんによって異世界へと召喚された俺。チート級の魔力を手に入れてしまったおかげで周囲にビビられまくりだけど、喚ばれたもんはしょうがないので、とりあえずこの世界を楽しんでます。今回の旅先はエルフの里!エルフ…ああ、なんと美しい響き!タマりませんな!!しかもダークエルフときたもんだ。これは大当たり間違いなし!あだ名も張り切ってつけちゃうぞー!ところが、ダークエルフの美人さんにはなにやら暗い過去がある様子。よし!俺の超魔力を使って彼女を元気づけてみるか!あ、そういやド派手な金髪イケメンエルフにちっちゃいおっさん、巨人とも出会ったなーでも今、俺の心はダークエルフでいっぱいなんです!おっと、異世界人達のブログもチェックしないと!俺のブログ、誰か見てくれているのだろうか…
道具袋を使って魔王を倒し、その後の反乱も鎮圧したシンイチは、異世界オールフェイルで続く人間と魔族の争いを止めるべく、新国家“狭間の国ヒノモト”を創建した。魔術兵団の結成、超快適都市の建設、アイドル劇場といった娯楽施設の整備など、地球人としての知識と異世界の魔法を融合させる方法で、理想の国づくりを進めていくシンイチ。そんな中、かつてシンイチを裏切ったフリージア皇国は、道具袋の力に恐れをなし、勇者を亡き者にせんと、皇軍獅子騎士団の派遣を秘密裏に決定する。「天使」を名乗る謎の存在の思惑も見え隠れするなか、シンイチはヒノモト国を存続させられるのだろうかー!?
ねぇ、銀杏。わたしたちは確かに友達だったよね?わたしが観覧車の幽霊になって随分時間が経ちました。この観覧車には変わった人がいっぱい乗ってきます。盗聴魔、超能力を持つ占い師、自信喪失した女記者、ゴンドラでお見合いをする美人医師…みんな必死にくるくる生きてる。だから今、わたしは人を思う力を信じてる。そうしたらいつかもう一度、あなたに逢えるかな?これはすれ違う人々の人生と運命を乗せて、回り続ける観覧車の物語ー。
自転が減速した地球では、1日が24時間より長くなり、動植物の生態に影響が及び始める。だが、サンフランシスコ郊外のミドル・スクールに通うジュリアにとっては、親友との仲違いや、両親の不仲、はじめてつけるブラジャーや、初恋の行方のほうがよっぽど重大事だったー。
今度はキョートで殺す。twitter活劇、新章開幕。ここから読んでも問題なし、いやむしろここから読むべし。ドラマCD付特装版。
皇女の婚礼の準備が進む“庭園”で、瞼に書かれた物語はふたたび始まる「飢えた王の物語」「蜥蜴の教訓の物語」「シナモンの靴の物語」…そしてすべての物語は収束し、驚異の結末を迎える奇書のなかの奇書。果てしなき『千一夜物語』。ミソピーイク賞受賞。
空襲が迫るロンドン。この街で1年余りを過ごしたアメリカ育ちのわたしに、チャーチル首相の秘書としてタイピストにならないかという話が舞い込んでくる。自らの能力に見合った職ではないことに苛立ちを感じながらも、わたしはその申し出を受け入れた。首相官邸をめぐるいくつもの謀略が待ち構えていることなど知るはずもなく。才気煥発なマギーの活躍を描く、魅力のシリーズ開幕編。
寒風が肌を刺す1月、デントン署管内はさながら犯罪見本市と化していた。幼い少女が行方不明になり、売春婦が次々に殺され、ショットガン強盗にフーリガンの一団、“怪盗枕カヴァー”といった傍迷惑な輩が好き勝手に暴れる始末。われらが名物親爺フロスト警部は、とことん無能な部下に手を焼きつつ、人手不足の影響でまたも休みなしの活動を強いられる…。大人気警察小説第5弾。
冬のデントン市内で起きた事件の数々は、大半が未解決のままだった。少女誘拐の容疑者は不在となり、売春婦を狙う殺人犯はいまだ野放し。マレット署長の小言には無視を決め込み、モーガン刑事の相次ぐ失態はごまかしてきたが、それも限界だ。どでかい失策に州警察本部の調査が入るわ、“超能力者”が押しかけるわでデントン署は機能不全の瀬戸際、フロスト警部もついに降参か!?