小説むすび | 2014年6月20日発売

2014年6月20日発売

思い出のマーニー When Marnie Was There思い出のマーニー When Marnie Was There

スタジオジブリが2014年夏に公開する映画『思い出のマーニー』の原作です。英語の原文をそのまま掲載し、難しい単語や表現については巻末に注釈を加えました。  孤児の少女アンナは、なかなか周りと打ち解けることができない子供。学校で友達も作らず、自分一人の世界の中で生きています。夏休みが始まる少し前、ある理由から、アンナは海辺の村に住む老夫婦のもとに預けられることに。そして毎日海辺で一人遊んでいると、不思議な少女マーニーに出会います。アンナにとっては初めてできた友達で、マーニーもまた同年代の友達ができ、とても喜びます。秘密を分かち合い、砂浜で遊び、いつしか無二の親友となる二人。ところがある日、マーニーはふっつりと姿を消してしまいます。  マーニーを探し、彼女が住んでいた海辺を見下ろす屋敷のことを調べていくうちに、思いがけない秘密を知るアンナ。そして彼女自身の中でも、彼女の身の回りでもさまざまな変化が起こり始め・・・。  イギリスの片田舎の風景と、思春期の少女の成長を美しい筆致で描いた、児童文学の隠れた名作。英語で読んでその世界を堪能してみましょう。

半導体探偵マキナの未定義な冒険半導体探偵マキナの未定義な冒険

出版社

文藝春秋

発売日

2014年6月20日 発売

名探偵に深刻なエラーが発生しました! 主人公の正行は17歳の男子高校生。のんびり帰宅部の大人しい青年だが、彼には天才科学者の祖父がいた。祖父は現役引退後、研究所にこもってひそかに人間そっくりのAI搭載探偵ロボットを開発し、依頼人に派遣するボランティアをおこなっていたのだ。 ある日、3体の探偵ロボットがエラーを起こし、勝手に町に出て「探偵」活動を始めてしまった。唯一正常に機能している探偵マキナと正行のコンビは、あちこちで「捜査中」と思われる「探偵」たちを無事、見つけ出すことができるのだろうか? 京都大学推理小説研究会の「秘密兵器」と呼ばれた著者。鬼才の最新作は「犯人探し」ならぬ「探偵探し」です。探偵小説界を疾走する才能のきらめきを、ぜひその目で確かめてみてください。 今度は何を出してくる? と毎作、目が離せない。まことに「未定義な」才能の持ち主である。--綾辻行人 星新一と「ミステリーランド」が好きな人に薦めたい。--法月綸太郎 ロボット探偵がロボット探偵を探す。二十一世紀のパット・マガー!--我孫子武丸 EQ(エレクトロニック・カルテット)ここに爆誕!--麻耶雄嵩

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