2014年発売
定評ある名訳の全面改訂版と半数以上の新訳作品とで贈る個人完訳・決定版。その訳文は、ハーンが基にした怪談・奇談の原拠に出てくる日本語表現や固有名詞の表記をハーンの英文に即して巧みに活かしながら、最新のハーン研究の成果を反映。従来、ほぼ割愛されてきたハーンによる原註をすべて訳出。詳細な訳註・解説を巻末に付す。
悩みを抱えたスーパー・モデルが、ある雪の日に高級住宅街のバルコニーから墜落死した。自殺と断定した警察を疑った兄は、私立探偵コーモラン・ストライクに調査を依頼する。ストライクはオックスフォードを中退後従軍し、アフガン戦争で片足切断、借金まみれでフィアンセにも逃げられ、最低の人生を送っていた。これは大きなヤマだ。この事件が運命を変えるきっかけになるかもしれない……。しがない私立探偵の大活躍! あのJ.K.ローリングが、「ロバート・ガルブレイス」のペンネームで書いていた、大絶賛のミステリー小説!! 悩みを抱えたスーパー・モデルが、ある雪の日に高級住宅街のバルコニーから転落死した。自殺と断定した警察を疑った彼女の兄は、私立探偵コーモラン・ストライクに調査を依頼する。 ストライクはオックスフォードを中退後従軍し、アフガン戦争で片足切断、借金まみれでフィアンセにも逃げられ、最低の人生を送っていた。これは大きなヤマだ。この事件が運命を変えるきっかけになるかもしれない……。しがない私立探偵の大活躍!
ハリケンジャーたちの身の回りに起こる不穏な出来事…一見それはバラバラに見えるが、その裏には全宇宙の支配を狙う呪術師ジャガルーダの周到な企みが隠されていた。鷹介、七海、吼太たちハリケンジャーは一甲、一鍬のゴウライジャーと力を合わせて陰謀を阻止することができるのかー!? 2002年2月〜2003年2月まで放送された忍風戦隊ハリケンジャーの小説です。 ハリケンジャーたちの身の回りに起こる不穏な出来事……一見それはバラバラに見えるが、その裏には全宇宙の支配を狙う呪術師ジャガルーダの周到な企みが隠されていた。鷹介(ようすけ)、七海(ななみ)、吼太(こうた)たちハリケンジャーは一甲(いっこう)、一鍬(いっしゅう)のゴウライジャーと力を合わせて陰謀を阻止することができるのかーー!?
わたしはジェニファー。わたしは六十四歳。わたしは認知症。ノートにその日にあった出来事を書いている。ある日、貼ってある新聞の切り抜きを見つけた。「アマンダ・オトゥール(75)が不審死。右手の指が四本切断されていた」。アマンダは親友だった。彼女を殺した覚えはない。でも警察が会いにきたし、ノートからは事件当日のページが切り取られているー。親友の殺害容疑をかけられた、認知症を患う女性。彼女の独白とノートに書かれた文章、介護人や娘たちが記した伝言の断片で綴られた衝撃作!
わたしはジェニファー。わたしは64歳。わたしは認知症。ノートにその日にあった出来事を書いている。ある日、貼ってある新聞の切り抜きを見つけた。「アマンダ・オトゥール(75)が不審死。右手の指が4本切断されていた」。アマンダは親友だった。彼女を殺した覚えはない。でも警察が会いにきたし、ノートからは事件当日のページが切り取られているー。親友の殺害容疑をかけられた、認知症を患う女性。彼女の独白とノートに書かれた文章、介護人や娘たちが記した伝言の断片で綴られた衝撃作!
心臓をえぐり取られた少年の死体。センセーショナルな事件に、国家刑事警察の殺人捜査特別班へ救援要請が出された。四人の腕利き刑事+かつてのトッププロファイラー、セバスチャン。だがこの男、自信過剰で協調性ゼロ、アドレナリンとセックス中毒、捜査中でも関係者を口説いてしまう、はた迷惑な奴だった。スウェーデンを代表する脚本家がタッグを組んだ、注目の北欧ミステリ。
殺された少年は以前に通っていた学校でいじめられ、転校していた。母親、友人、担任と証言を得るうちに変化していく少年の印象。一方、トラブルメーカーのセバスチャンが加わったことで、殺人捜査特別班には波紋が広がっていた。被害者も証人も捜査陣もみな秘密をかかえるなか、セバスチャン自身もある事情を隠して捜査に加わっていた。登場人物の強烈な個性が光るシリーズ開幕。
戸鹿野智貴、28歳。若きカリスマ経営者と言われる彼は、女と旅行に行った異国の地で、薬物密輸の疑いで逮捕される。会社は破綻、資産は没収。なぜ自分ははめられたのか?事件の真相を探るべく、彼は名前も顔も変えて調査に乗り出す。一方、イギリスで麻薬捜査を手がけるジャッド・ウォーカーは、ユーロポールへの出向を命じられ、イタリアでマフィア幹部の惨殺事件に遭遇する。さらに第二の事件が…。日本、イギリス、イタリア、アメリカ。舞台は目まぐるしく動き、予想もしなかった真相が立ちはだかる。世界スケールで展開するサスペンス巨編。この真相を見抜けるか!
ナマリ千代は、朝鮮でそして日本で、両親や兄弟、夫や子ども・孫を殺され、一人長崎にいた。島原の乱後、農民の子として育てられたジュリア須美は、困窮のため大坂の新町遊郭に売られ、太夫(小太夫)となる。人にはマリア様との果たすべき「御約束」があると信じていた二人。千代の「御約束」は須美に仕えることだった。そして、須美の「御約束」となった壮大な企てを実行に移そうとしていた…。
伝説のかもめが帰ってきた! 幻の最終章、ついに世界公開。全世界で四千万部を売ったベストセラーへ新たに加えられた奇蹟の最終章ーー。「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、やがて精神世界の重要さに気づいたジョナサンだが、彼が消えた後、弟子のかもめたちはジョナサンの神格化を始める。教えの形骸化、自由の圧殺、やがて……。いま開かれる、自由と意志と救いの扉。五木寛之渾身の〈創訳〉が、あなたを変える。
アマゾンの密林に出現した万能の力を持つ物質マタカン。時を同じくして登場する人々の苦痛を癒す魔法の羽、幸運の予言をもたらす伝書鳩、腕や乳房が三つある男女。そして物語の語り手は、日系移民カズマサの顔前で回転する謎の球体…歓喜と興奮の坩堝と化したこの地に、何が起きようとしているのか?
男女の純愛がもたらす現代の怪異譚(「青木ケ原」)。3日間、洋上を身一つで漂流した男ほか、生死の極限を描く掌編集(「やや暴力的に」)。60年前の学生時代の無銭旅行の思い出と、男たちのその後(「僕らは仲が良かった」)。過去の記憶と幻想が交じり合う7つの煌めき(「夢々々」)。警察官が見た不可解きわまりない世相絵図(「世の中おかしいよ」)。4世代へと受け継がれる、人が生きることの意味(「うちのひい祖父さん」)。「太陽の季節」から60年。生と死の臨界点に挑み続けてきた石原文学の結晶。
個人と集団の経験を牧歌的に混淆させ、「深い憂い」を断片的な個々の事物に刻み込めながら、独自の「歴史的な証言」を読者に追体験させる。それだけに、作品が犯す大いなる矛盾を、読者も敢えて犯さなければならない。チャウシェスク独裁政権下のマイノリティーの苦難。ノーベル文学賞受賞作家による「周辺」の文学。
自分の名前にコンプレックスを持つ茂子は、愛してやまない妹の三重子が高校で作った“政治部”に入部する。あることがきっかけで、本気で総理大臣暗殺を企てる三重子に危うさを感じ、暴走を選止すべく彼女を監視するためだ。生徒会長選挙、体育祭、文化祭…各イベントに絡む謎を、変わり者ばかりの政治部のメンバーとともに次々と解決していく茂子だったが…!?楽しく切ない青春ミステリ。
時は戦国時代末期。越中を支配する佐々成政は、天下取り目前の羽柴秀吉の野望を挫くため、孤軍奮闘していた。そして小牧・長久手の戦いで秀吉軍を退けた徳川家康に、今後も秀吉に徹底抗戦するよう直談判することを決意する。そのためには、厳冬期の飛騨山脈を越える必要があったー。著者渾身の本格歴史小説。
歯科器具メーカーの新人社員、沢木は毎年恒例の忘年会の宴会芸で、苦手な上司、東郷課長とペアを組むことに…。長身で野性的な美貌に加え仕事もデキる完璧な男、東郷。沢木は要領が悪く、いつも叱られてばかりだ。そんな二人が披露することになったのはバルーンアート。特訓のため東郷の自宅を訪れた沢木だが…意外にも部屋は散らかり放題、さらに彼はバイでかなりのヘンタイだった。秘密の特訓は思わぬ方向へ!?