小説むすび | 2017年8月発売

2017年8月発売

さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神

出版社

講談社

発売日

2017年8月1日 発売

愛猫よ君のために戦争を止めたい。しかし私には文学しかない。さぁ、だから文学で戦争を止めるよ。お髭ふくふく毛色白黒垂れ耳の猫神様が語る平和で幸せな猫台所日記に影を落とす戦前。愛・猫・愛・飯・戦・争・反・対ご飯とお薬、憲法守れ!本書は新聞テレビなどより良く報道しております 今? 日本? 戦前だよもう、危険すぎる。なのに「報道」は黙ったままなのかい。 ああ? 地獄は世界中で進行しているよ。根本に何があるって? 人間を数字化し喰らいつくす新自由主義さ。それは自由貿易とは名ばかりの人喰い条約によってもたらされる。 その化け物の名は、TPP、RCEP、日米FTA、日欧EPA、TiSA…… 他国ではこの人喰い条約に国民挙げての反対運動が起こり焼身自殺まで出た。我が国は? そう、マスコミのだんまりと腑抜けにより、国民は何も知らされぬまま……しかも日本はこのまま戦争になってしまうのか、前の戦争の傷と暴力を引きずったままで。とどめに派兵? じゃあ、止めるよ! 文学で戦争を止めてやろう。文芸誌から文学枠で出版をするさ。これなら言論統制もできないってこと。そう、「究極の報道」だよ。 甲状腺機能亢進症の老猫を介護する、希少難病、混合性結合組織病の作家教授が、ひたすらに描く、「まだ幸福な」日常 その大切な猫と大好きな台所や、簡単でおいしい料理に忍び寄る戦争 そうだよ文学は何からも目を背けることのできない、真の報道なのさ デモも行ってみたよ国会前にもね、少しだけど書いたから こうして、かつて作家が保護した七匹の猫たちまでも、ついに総がかりでカウンター発言、怒涛のツイートを(しかも帯には全員の猫アイコンが)! ドーラ@dora はぁ文学に政治を持ち込むなですって リュウノスケ@ryunosuke でも文学部から徴兵されるんだよ? モイラ@moira ほほう、戦争が猫と台所を避けて通るとでも ギドウ@guidoux FTATPPで水道代超上がるよ猫のお薬もね獣医さんまでが危険キケーン ルウルウ@loulou 日米FTA戦争は付け合わせ(ミサイル危機はおまけ)ねえねえこれ拡散してくださる? カノコ@kanoko 漱石の猫だって「ちと困る」はずよ フミコ@fumiko 病人殺すな赤ちゃん消すな田畑なくすな猫さん救え 愛猫よ君のために戦争を止めたい。しかし私には文学しかない。じゃあ、さあ 文学で戦争を止めよう。私たちのご飯とお薬と憲法を守るために。

俺だけ入れる隠しダンジョン 〜こっそり鍛えて世界最強〜俺だけ入れる隠しダンジョン 〜こっそり鍛えて世界最強〜

稀少な魔物やアイテムが大量に隠されている伝説の場所ーー隠しダンジョン。就職口を失った貧乏貴族の三男・ノルは、幸運にもその隠しダンジョンの入り口を開いた。そこでノルは、スキルの創作・付与・編集が行えるスキルを得る。さらに、そのスキルを使うためには、「美味しい食事をとる」「魅力的な異性との性的行為」などでポイントを溜めることが必要で……? 大人気ファンタジー、書き下ろしエピソードを加えて待望の書籍化! 稀少な魔物や世にも珍しいアイテムが大量に隠されている、 伝説の場所ーー隠しダンジョン。 就職口を失った貧乏貴族の三男・ノルは、 幸運にもその隠しダンジョンの入り口を開いてしまった。 そこでノルは、スキルの創作・付与・編集が行えるスキルを得る。 さらに、そのスキルを使うためには、 「美味しい食事をとる」「魅力的な異性との性的行為」 などでポイントを溜めることが必要で……? 「俺だけ入れる隠しダンジョン。こっそり鍛えて世界最強!」 大人気ファンタジー、書き下ろしエピソードを加えて待望の書籍化! 1話 大賢者スキル 2話 強烈スキルセット 3話 珍妙スキルを付与してみよう! 4話 英雄学校にいこう! 5話 その点数はないでしょう!? 6話 貧乏貴族は稼ぎたい 7話 受付嬢は疑り深い! 8話 先輩冒険者が馬鹿にしてくる件 9話 頭痛緩和と虹色バッタ 10話 呪いのスキル 11話 君のアレを、はむはむしたい 12話 肉食って強くなる 13話 四層に潜んでいたものは…… 14話 受付嬢だってサバイバル 15話 入学 16話 ステップを踏め 17話 授業中にしちゃダメなこと 18話 におう男女 19話 トロルとイナゴ 20話 オリヴィア・レッスン 21話 魔境の五層 22話 穢れなき聖女・ルナさん 23話 大会に参加しよう 24話 ハーレムの在り方 25話 肩をほぐそう 26話 救いの手 27話 エピローグ 番外編 オリヴィアの弟子 番外編 妹のお仕事 番外編 また明日

鉄道ダンシ鉄道ダンシ

三陸鉄道を舞台に送る 若き鉄道職員たちの 恋と仕事と地元愛 鉄道ダンシ・原作ライトノベル 一般公募・最優秀賞 受賞作品 三陸鉄道の「鉄道ダンシ」がライトノベルに! 3・11の大地震で大きな打撃を受けることになってしまった三陸鉄道。 鉄道だけでなく三陸全体が大変な状況にある中、将来の三陸鉄道と三陸の復興の力になりたいと、2012年4月1日に2人の社員が入社した。 実家が漁師で釣りが趣味の「恋し浜レン」と実家が酪農家で乳製品やワインが好きな「田野畑ユウ」だ。 それぞれ恋し浜駅と田野畑駅で駅務や営業、三陸復興にかかわる業務を担当することから三陸鉄道の職員としての業務を開始する。 忙しい日々を過ごす2人だが、ある日「恋ヶ窪ジュン」が三陸鉄道に研修に来ることになり・・・・・。   三陸鉄道。通称三鉄(さんてつ)。 岩手県の三陸海岸を縦貫する路線を持つ、第三セクター方式の鉄道会社。 北は宮古駅から久慈駅まで、南は盛駅から釜石まで。 それぞれをつなぐその路線は、地域住民の足として昔から利用されている。   カバー画にも注目です! 宮古駅の普段見られないアングル・風景を 風景画家の嘉志高久さんが魅力的に再現しました。 第1章 南リアス線と恋し浜レン 第2章 北リアス線と田野畑ユウ 第3章 恋と花火と鉄道ダンシ 第4章 彼らは海に何を見る

船参宮 新・酔いどれ小籐次(九)船参宮 新・酔いどれ小籐次(九)

出版社

文藝春秋

発売日

2017年8月4日 発売

小籐次は久慈屋の大旦那・昌右衛門に同道を請われ、手代の国三を供に伊勢神宮へと旅立った。昌右衛門はなにか心に秘することがあるようだが、なかなか小籐次にも胸の内を語らない。 小籐次一行は大井川で川止めにあい、島田宿に留まることを余儀なくされるが、たまたま地元の悪に絡まれていた旅籠・紋屋鈴十の隠居を助けたことから、紋屋の舟型屋敷に逗留させてもらうことになった。その間、島田宿の本陣で賭場を開き、旅人や地元の人間を餌食にしていた自称・京都所司代勘定方と、地元の悪党勢力を一掃する。 ようやく川止めが明け旅を再開することになったが、紋屋に勧められ、旅程を急ぐために船を使って海路伊勢に向かう「船参宮」をすることとなった。 その道中、そして伊勢に入ってからも、島田宿で小籐次から逃げおおせた神路院すさめと名乗る妖しい黒巫女が一行をつけ狙うが……。 昌右衛門の出生の秘密が明かされ、小籐次が留守の江戸では駿太郎が研ぎを請け負う。それぞれが人生の新たな一歩を踏み出すことを予感させる、書き下ろし第9弾。

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