小説むすび | 2018年10月26日発売

2018年10月26日発売

孤高の石油王の花嫁孤高の石油王の花嫁

亡き妻を愛する大富豪との契約結婚。 承諾したのは母になりたかったから。 執事によって広大な屋敷の中へ通されるあいだ、タリアは緊張していた。 これから会うニックは、テキサスでも古くからある名家出身の、 とんでもない億万長者だ。しかも、セクシーでハンサムでもある。 そんな男性に、「実はあなたには娘がいる」と言わなくてはいけない。 生前タリアの親友は、自分の娘の父親は彼だと話していた。 どんなに愛していても、血縁でないわたしは親友の子の母になれない。 でもニックに託せば、今後も会うくらいはさせてもらえる? 必死なタリアの目に光る涙を見て、ニックは驚くべき提案をした。 「きみが母になれる方法がひとつだけある。ぼくと結婚すればいい。 ただし愛はなしで」そう言って、彼はタリアの唇を奪った。 今回、サラ・オーウィグが描くのは読者から大好評の、愛なき契約結婚もの。ヒロインはいつか振り向いてもらえることを願って、いい妻、いい母になろうと努力しますが、ヒーローはひたすら「ぼくが愛しているのは亡き妻だけだ」と言うばかりで……。

ボスがくれた小さな命ボスがくれた小さな命

ボスからのプロポーズは、 子どもに母親を与えるためだけのもの? デリアのボスは、億万長者の会社経営者イェーガー・マクニールだ。 偶然出会った彼に苦境を救われ、秘書として雇用されて2年。 ボスは自分には手の届かない人だとあきらめていた彼女だったが、 ある日思わぬ出来事が起こり、彼の豪邸で熱く激しい夜を過ごした。 数週間後、デリアは驚愕の事態に見舞われ、イェーガーに妊娠を告げる。 すると、彼は“責任”という言葉を口にしてデリアの手の甲にキスし、 彼女を見つめて言った。「ぼくと結婚してくれるかい?」 こんな愛情の感じられないプロポーズを受け入れるなんて無理だわ! デリアは結婚をためらうが、音信不通の名門一族と会う彼に説得され、 プライベートジェットでクリスマスシーズンのニューヨークを訪れ……。 『メールオーダー・ブライド』『この結婚は期限付き』に続いて、名門マクニール一族のいい男がヒーローを務めるロマンスをお贈りします。数々の受賞歴を誇るJ・ロックの筆才をご堪能ください。

クリスマス・ストーリー2018 ホワイト・イブの奇跡クリスマス・ストーリー2018 ホワイト・イブの奇跡

シングルマザーのロキシーは愛する娘にプレゼントを買うため、セクシーな妖精の衣装を着てクリスマス間近のデパートでアルバイトをしていた。だがその姿を片思い中の同僚ジェームズに見られてしまう。この出来事を機に、急速に距離が縮まる二人だったが…(『聖夜のフェアリーテイル』)。魅惑的な億万長者リアドに見初められ、彼の秘密の愛人になって半年。報われぬ愛の苦しみに疲れ果てたキャシディは彼の傲慢な態度に深く傷つき、別れを告げる。だが、3週間後のクリスマス・イブの深夜、思いがけず憔悴した様子のリアドが彼女のもとを訪れる(『真冬の千一夜』)。ジュリアは大雪で難儀していた男性を自宅に招き入れた。ジャイルズと名乗るその精悍な男性は、継承した伯爵領の財政を立て直すために裕福な花嫁を探していた。彼にとっては一時のお遊びだと知りながら、ジュリアは彼の強烈な魅力に身も心もとらわれてゆく(『伯爵と雪の華』)。友好国に亡命した小国の王女サーシャは、素性を隠して新米ナニーとして働きはじめた。初めての雇い主は、国際的に活躍するビジネスマンのギャビン。一つ屋根の下で暮らし、母を亡くした子供たちに懸命に尽くすうち、ギャビンにかなわぬ恋心を抱いてしまい…(『ナニーに天使の微笑みを』)。

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