小説むすび | 2020年5月20日発売

2020年5月20日発売

星に仄めかされて星に仄めかされて

出版社

講談社

発売日

2020年5月20日 発売

世界文学の旗手が紡ぎだす 国境を越えた物語(サーガ)の新展開! 失われた国の言葉を探して 地球を旅する仲間が出会ったものはーー? 【本書の登場人物たち】 Hiruko ヨーロッパ留学中に「母国の島国」が消滅してしまった女性。同じ母語を話す人間を探して世界を旅する。 クヌート デンマークに住む言語学者の卵。Hirukoと出会い、彼女の旅に同行する。 アカッシュ ドイツに留学中のインド人男性。女性として生きるため、赤いサリーを身にまとう。 ナヌーク グリーンランド出身のエスキモー。語学の才能豊かで、日本人を演じていた。 ノラ 博物館に勤めるドイツ人女性。行き倒れていたナヌークを救う。 Susanoo 福井で生まれた日本人。ある時から歳を取らなくなり、言葉を喪失する病気になった……? Hirukoがつくり出した独自の言語、〈パンスカ〉が見知らぬ人々を結びつける。 分断を超えた希望を描く、全米図書賞作家の新たな代表作。 第一章 ムンンは語る 第二章 ベルマーは語る 第三章 ナヌークは語る 第四章 ノラは語る 第五章 アカッシュは語る 第六章 ニールセン夫人は語る 第七章 クヌートは語る 第八章 Hirukoは語る 第九章 Susanooは語る 第十章 ムンンは語る

世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。(3)世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。(3)

出版社

小学館

発売日

2020年5月20日 発売

最強の魔王、交換留学生として西方へーー 帝国で起きた陰惨な事件を解決へと導いた最強の魔王。 テオドールという名の人間に化けて街の復興作業に勤しむ彼は早くも退屈を覚えていた。 自らの心に潜む破壊衝動に駆られる最中、彼が滞在する帝国の南方ミルディアナの地に色欲の魔王アスモデウスが現れる。 彼女は、帝国の西方グランデン領で相次いで起きているという神殿襲撃事件の情報をもたらす。 事件に興味はあるものの、南方で軍学校の一生徒として振る舞っている以上、縁はないだろう。 そう思っていた矢先、なんの偶然か、テオドールの西方領への留学が決定する。 他の特待生らと共に西方へと赴く彼を、赤く煌めく星々が不気味に照らしていた。 グランデンに辿り着いたテオドールらは、この地の守護者であり先の戦で最高の武勲を立て大英雄と称されるクロード・デュラス将軍と出会う。 魔神をも超える圧倒的な威圧を放つデュラス将軍を前に、彼と戦ってみたい衝動を抑えるテオドール。 この地の特待生で現役軍人のクラリスを交えて、留学生として平穏な日々送るテオドールたちだったが、裏では奇怪な事件が蠢いていた。その魔手は着々とグランデン領を侵食していくーー。

禅林の文学禅林の文学

著者

朝倉尚

発売日

2020年5月20日 発売

ジャンル

五山文学を代表する文人僧・横川景三の応仁の乱前後の動静を中心に、戦乱のさなかにも活動していた聯衆の活動を描出すると同時に、庇護者・小倉実澄との交流、京都における禅林復興という「動」を志した横川景三と地方における文芸・活動という「静」を志しながらも都に召喚されて斃死に近い最期を遂げた同輩・桃源瑞仙の対比等、「生きざま」の提示にも余韻を残す。   はしがき 第一部 応仁の大乱と禅林の文芸(禅林聯句の一側面)   第一章 戦乱時における文芸としての禅林聯句 -「小補東遊集」と「江東避乱聯句」(仮称)-   第二章 自筆稿本系統『小補東遊集』の出現 -天理図書館所蔵『小補東遊集』をめぐってー   第三章 「江東避乱聯句」(仮称)の第唱句と入韻句について   第四章 京都大学附属図書館所蔵『東遊集聯句』 -解題と本文復原の試み(翻刻)-   第五章 『〔湯山聯句〕』『成吠詩集(坤)』『〔梅花無尽蔵〕』『〔聯句集〕』について   第六章 「禅林聯句の総集」について 第二部 応仁の大乱をめぐる一禅僧(横川景三)の軌跡   緒言 -横川景三…江東避乱から禅林復興への歩みー   第一章 第一回上洛と帰山   第二章 第二回上洛とその前後   第三章 識廬庵への隠棲   第四章 第三回上洛 -文明四年〜五年(一四七二〜三)の動向ー   第五章 五山禅僧としての覚悟 -文明七年(一四七五)の動向ー   第六章 大乱の終結と禅林の再興   あとがき/索 引

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP