小説むすび | 2021年6月発売

2021年6月発売

【POD】天皇の密偵 〜ミスター・モトの冒険【POD】天皇の密偵 〜ミスター・モトの冒険

ピュリッツァー賞受賞作家ジョン・P・マーカンドが、戦前から戦後まで書きつづけた、日本人主人公の冒険譚が復活! ミスター・モト。彼こそは、007=ジェイムズ・ボンドに先立つスパイ・ヒーロー。小説のみならず続々製作された映画でも一世を風靡した大人気キャラクターである。 第二次世界大戦前夜の1938年に発表され、各国が進出する中国大陸を舞台にミスター・モトが活躍する、注目の一作を復刊。 青年カルビン・ゲーツは、ニューヨークから遠く離れた日本にいた。朝鮮半島へと船で渡り、そこから内モンゴルへ向かうのだ。現地へ学術調査に入った博士に会うためだったが、じつは人に言えない目的があったのだ……そんな彼のもとに、小柄で慇懃な日本人、ミスター・モトが現われる。すべてを見とおすようなミスター・モトは、ゲーツの旅につきまとう。 おなじ目的地へ向かう美しきアメリカ人女性、ディラウェー嬢と同行するゲーツだが、広大な中国大陸を進むにつれて、不穏な空気がつきまとうようになる。そして、ついに謎の殺人事件が! 複雑な国際闘争に巻きこまれていく米国人の男女。そして、彼らを守るのは、軍すら超越して動く、天皇の密偵ミスター・モト。日米露中の危険なパワーゲームを、彼らは生き延びることができるのか?

星の王子さまの気づき星の王子さまの気づき

著者

周保松

出版社

三和書籍

発売日

2021年6月14日 発売

ジャンル

星の王子さまの目で見た社会に作者の思想や体験を重ね合わせ、人と人との関わり方、恋愛の意味、社会を変えるために一人一人がやらなければならないこと、他を理解することの難しさと努力、人生の終わりとは、などを読み解き、あらゆる階層、世代の人に平易な文章で問いかける。斬新な視点でこれまで気づかなかった悟りを与えてくれる。「大切なことは心でないと見えないんだ」「私たちが変われば世界のあり方も自ずと変わる」など珠玉の名言を改めて思い起こさせてくれる書。 序文  天露とハスの葉 第1章 夢はどこまで続く 第2章 大人の童心 第3章 儚い初恋 第4章 王子さまの気づき 第5章 あなたが五千本のバラのうちの一本に過ぎなかったら 第6章 小麦色に君を思う 第7章 キツネの気持ち 第8章 愛することの責任 第9章 バラの人生はバラのもの 第10章 どうして友だちはお金で買えないの 第11章 孤独な現代人 第12章 選択するということ 第13章 なつけることは政治的なこと 第14章 「理解」の難しさと大切さ 第15章 無に帰る前に 結語  読者の気づきとともに 附録  読書が照らす月の色

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました17スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました17

≪TVアニメ 2021年4月10日(土)より放送中!!≫ ≪シリーズ累計200万部突破!≫ ≪「小説家になろう」にて日間1位、週間1位を獲得!≫ ≪累計97,000, 000PV突破!≫ ≪初巻18刷達成!≫ ≪WEBサイト「ガンガンGA」、アプリ「ガンガンONLINE」「マンガUP!」にてコミカライズ&スピンオフ小説好評連載中!≫ ≪このライトノベルがすごい!2019 単行本・ノベルズ部門9位!!≫ 300年スライムを倒し続けていたら、 いつのまにかーー魔法少女になってました!? マスコットみたいな生き物に変身させられてしまった私。 同じく魔法少女になったナタリーさんとフラタ村の平和を守る…って、んなわけない! 神様の仕業な事はわかってるので、きっちりかっちり解決します。 他にも、フラットルテの里帰りに付き合ったり(今度は家族でね)、 ペコラのアイドル合宿に付き合ったりします! 巻末には、シローナのきっちり冒険譚 「辺境伯の真っ白旅」も収録でお届けです!

光をえがく人光をえがく人

出版社

講談社

発売日

2021年6月16日 発売

つらいとき、悲しいとき、アートがあるから 浮かび上がる大切なもの 拾ったアドレス帳の持ち主を探しに韓国へ。現代美術作品がきっかけの、女性二人旅の結末は──「ハングルを追って」を含む、芸術が照らし出す5編のショートストーリー集! 「ハングルを追って」 ハングルが書き込まれたアドレス帳を拾った美大事務職の江里子は、油画科の親友に相談し、ソフィ・カルにちなんで韓国へ行ってアドレス帳の持ち主を探すことに……。 「人形師とひそかな祈り」 伝統の御所人形を作り続ける正風は子どもにも弟子にも恵まれず、そろそろ工房を畳もうと考えていた。そんな折、フィリピンからの留学生を紹介され心を開いていく……。 「香港山水」 現代水墨画家の成龍は、コレクターたちのパーティに駆り出される。そこで地元実業家の夫人・美齢と出会い、デモ隊と警察が衝突する混乱のさなかに二人は再会し……。 「写真家」 有名な写真家だった父が、記憶をなくして海外から帰国。娘は世話をしながら、母から写真家としての父の話を聞き、生涯を辿ることになる。知らなかった真実がそこに……。 「光をえがく人」 ミャンマー料理店の店主に、自国の政治犯についての話を聞くことになった。学生のころ反政府運動に加わって投獄され、劣悪な監獄生活のなかでの奇妙な体験とは……。

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