2022年発売
一九三〇年代、ファシズムの嵐が吹き荒れる欧州。超人的な量子技術の開発に成功した“結社ナザレ”は、冷酷な叛乱分子ブライアンの手によって壊滅する。だが、ナザレ主事の檄により、死の瞬間に肉体を離脱したショウやミヨたち結社メンバーは、一九九〇年東京に転生し、量子の力を操る秘密組織“真理の種”を結成。スイスの地下帝国から量子マイクロチップで世界を支配するブライアンら“創造の戦士”との決戦に挑む…。二つのパワーの激突により拓かれる想定外の未来。この本はあなたの意識に覚醒をもたらす!
人類は『すあま』と呼ぶ高度AIに世界の管理を任せていた。その『すあま』がシミュレーション演算を繰り返して導いた結論は、「人類を滅ぼすことが世界の滅亡を回避する唯一の手段である」というものだった。人類は、『すあま』率いる無数の機械兵によって滅亡寸前にまで追い込まれた。 それから50年が経過した。生き残った人々が新たな社会を作り始めている中で、少女ライナは親の形見である軍用ライフルを手に、町から町へと移動する隊商の護衛をしていた。そんな彼女の前に現れたトンボ型の機械兵。それは人間の生存を確認した『すあま』が人類を根絶するために放った切札だった。 彼女は、仲間を得ながら、次々と襲い来る機械兵と戦い、『すあま』の本体が存在する中心領域へと向かう。彼女の旅の結末は、読者の選択によって変わる。
奇妙な宿命を背負った男が語る、おぞましくも悲しい因果の物語。-「餓鬼の田」。作家が体験した超常現象の記録。たどり着いた戦慄の真相とは。-「フーグ」。無名歌手が残した究極の絶唱には恐るべき秘密があった。-「白鳥の歌」。追い詰められた人々が挑む禁忌の儀式。命懸けのゲームの結末は。-「こっくりさん」。
聖女として王国を守ってきたアリシアは、 ある日、婚約者である王子と浮気相手に嵌められ、 冤罪で投獄され、公開処刑されてしまう。 人々の悪意に絶望したアリシアは最後に願うーーこんな国、滅んでしまえば良い、と。 しかし、処刑されたはずのアリシアは、戦争状態にあった魔王によって生き返らされる。 しかもその身には、聖女の力に加えて闇属性魔法まで宿していた。 ──あはっ、これで王国軍を皆殺しにできる これは処刑台から蘇った聖女が、魔王と手を組んで王国を滅ぼさんとする復讐譚である。
突如として魔法とダンジョンが現れ、生活が一変した現代日本。俺ーー榊 緑夢はダンジョン探索にも魔物討伐にも使えない生活魔法の才能を持って生まれてしまった。それも最高のランクSだ。役立たずだと蔑まれながら魔法学院の事務員の仕事をこなす毎日だったが、俺はひょんなことからダンジョン探索中に新しい魔法を創り出せるレアアイテム『賢者システム』を手にすることに。そしてシステムを使ってダンジョン探索のための生活魔法を生み出した俺はついに憧れの冒険者としての一歩を踏み出すのだったーー!! WEB版からの改稿に加え、書籍限定の書き下ろし短編を収録!
地下迷宮の精霊を撃破した最前線組。天使の祝福を受けレベルアップし、次の攻略へ進めるかと思われたがーー待ち受けていたのは六つの侵攻ボスが率いるモンスターの大群だった。サンドラス甲鉄城で迎え打つも、その数を前に“aegis”“紋章”すらも瓦解しかけていく。立ちはだかる強大なボス。絶望に染まる戦場。仲間が一人また一人と死んでいく戦況の中、心の折れかかったミサキの前に、セオドールとバンピーが舞い降りた。修太郎の命令を受け駆けつけたという二人は、その力で状況を一変させてゆく。しかし修太郎が姿を現さないことに、ミサキの胸には新たな不安がよぎっていた。修太郎の命令を受け、各地でプレイヤーの前に姿を現しはじめたラスボス達。その真意は何なのか。そして修太郎の身に何があったのかーー。デスゲーム世界に囚われた、ひとりの少年と仲間たちの成長冒険譚第5弾!
己との闘いの舞台は、いよいよ世界へ! 己との闘いは、続いていく・・・・・・・。 箱根駅伝を終えた千早は食品会社に就職。その会社から東京五輪選手村食堂に派遣され、偶然コーチ早馬の初恋の人、都と仕事仲間に。 主将として初出場が叶った4年次の箱根駅伝では、最後の最後で「努力に裏切られた」千早。東京五輪選手村食堂では、裏方として世界のアスリートたちを支えるが、目の回る忙しさの中、自分の仕事への情熱が呼び起こされていく。駅伝では「努力に裏切られた」が、「裏切られた後の景色も悪くない。裏切られた俺は、今、頑張ってます」と言えるまでに成長していく。前半の「祈る者」は臨場感溢れ、読み手の心をつかんで話さないお仕事小説。 一方、眞家春馬はパリ五輪を視野に入れ世界陸上に参戦。兄早馬との関係や、世界を相手に挑戦を続けるアスリートの心象風景が描かれる、後半の「選ぶ者」。春馬、そして高校時代、大学時代ともにライバル関係だった選手・助川、藤宮らはアスリートとして悩み、葛藤を繰り返しながらも競技生活を続けている。彼らの自分との闘いは、やがて、世界へ・・・・・・。 【編集担当からのおすすめ情報】 単行本時に、読書感想文全国コンクールの課題図書にも選ばれ、ベストセラースポーツ小説となった『タスキメシ』シリーズ、待望の第三弾。 第二弾の箱根駅伝を舞台にした『タスキメシ 箱根』後の、それぞれの登場人物の己と格闘する様子がリアルに、スピード感をもって描かれています。競技に挑戦を続け、アスリートとしての道を選ぶ者、競技は卒業し、社会人となり会社員となって仕事で闘いを続ける者、どちらの世界も情熱をもって、そして溢れる愛情と共に存在しています。この作品は、毎日を生きるすべての人々への応援歌。熱涙間違い無しの青春小説、スポーツ小説です! 駅伝およびスポーツ界の方々からも、絶賛の声を多数いただいています。 プロローグ 一、祈る者 二、選ぶ者 エピローグ
「慈英&臣シリーズ」照映&未紘中編+臣と瓜生(「ぼくは恋をしらない」)との出会いエピソードを書き下ろし。また、全員サービス小冊子に掲載された「慈英&臣シリーズ」「信号機シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」「不機嫌シリーズ」短編ほかを収録したファン待望の作品集!!
皇帝武宗の宰相に上り詰めた人物はなぜ破滅に追いやられたのか。唐代中国史に刻まれた大事件「会昌の廃仏」。その首謀者とされたのは、王朝の存続に貢献した李徳裕という男だったー。信念を貫き懸命に戦った彼の栄光と凋落に迫る歴史巨編。
理想と現実に引き裂かれる曖昧なる人間の愚かさを見つめ、キリスト教社会の欺瞞、西欧社会の偽善を炙り出すーー『白鯨』の著者メルヴィルが世界の破滅絵図【ピクチュアレスク】として描いた大長編の問題作。全二十六の書のうち、イザベル登場によりピェールの反逆の人生の火蓋が切られる〈第十二の書〉までを収録。
理想と現実に引き裂かれる曖昧なる人間の愚かさを見つめ、キリスト教社会の欺瞞、西欧社会の偽善を炙り出すーー『白鯨』の著者メルヴィルが世界の破滅絵図【ピクチュアレスク】として描いた大長編の問題作。故郷からの旅立ち、作家への道と破天荒な人生行路が待ち受ける〈第十三の書〉から〈第二十六の書〉までを収録。
他国から出戻ってきた王女アメリアは、船旅の途中、再婚相手によって海に突き落とされてしまう。無人島に漂着し命は取りとめたが、旅に同行していた魔剣士マクスウェルも一緒だった。「姫様のナイト役を精一杯務めさせていただきます!」やたらサバイバル適性のある彼は、次々と食べ物や寝床、そして温泉まで確保していき……気づけば無人島とは思えないほどいたれりつくせりな生活に!? 控えめな出戻り王女が忠犬魔剣士にお世話される、7日間の無人島ラブ! 第1回Jパブ大賞金賞作『あっさり、物に釣られて。 騎士団長のお世話係を拝命しました』待望のスピンオフ登場!!
18歳のバースデイパーティーで、突然相手の好感度が見えるようになったリシェカ。その上、《青の騎士》と名高い侯爵令息ジェイドから縁談を持ちかけられて、大混乱! リシェカにからかうような言葉を言いながら、頭上で点滅する好感度だけはどんどんアップしていく。そんな二人が国を守護するクリスタルの調査に行くことに。えっ! 私、魔力ゼロの落ちこぼれなんですけど。初めての試練に気合を入れて挑みます!
「では恐れながら、王女殿下を賜りたく存じます」 心優しい第二王女アイリーンは、八年ぶりに会った従兄で騎士団長のレオンハルトに、凱旋式で突然降嫁を望まれる。 幼い頃はアイリーンを泣かせることが大得意の、悪魔のような人だったはずなのに何故!? 疑うアイリーンを「むかしから、ずっと欲しかったんだ」 と、甘やかないたずらと溺れるほどの愛で絡め取ろうとするレオンハルト。 彼の隠された優しさを知ったアイリーンも徐々にレオンハルトに惹かれていくが どうして彼がアイリーンにいじわるをしていたのか、その原因であるつらい過去を思い出して倒れてしまう。 さらに二人の婚約を機に、レオンハルトの旧友である副団長・マクシミリアンに不穏な動きが目立ち始めーー? 逃げられない天然王女と、初恋を諦めない騎士団長の、いじわるから始まる異世界ピュアラブストーリー!
スクールアイドル同好会に新たな虹がかかる。モノローグで綴られていくメンバーの“素顔”-あなたに知ってほしい。フォトエッセイシリーズ第5弾。
神社の屋根にある千木、鰹木。一般的には、その形や数で祀られているのが、女神か男神かわかるとされるが、伊勢ではそれはあてにならない。女神を祀る神社が男神仕様であったり、またその逆も数多く存在する。日枝山王大学民俗学研究室の院生・橘樹雅は、学会出席のため三重へ向かう准教授・御子神伶二に同行。はじめての伊勢で大きな衝撃を受ける。
特殊設定×推しキャラ×どんでん返しの神業ミステリー! 電脳空間に暗躍する謎の人物を、心霊透視と数学解析の異能バディが迎え撃つ。 カバー画・遠田志帆 「幽霊は人間の脳によって生み出される」-数学者フェルマーの名を騙りネットに現れる怪しい3D映像。幽霊マンションの怪、女子学生寮のポルターガイスト現象、老教授宅で深夜に鳴るピアノ……。幽霊を透視する大学生・斉藤八雲と、数学の天才である准教授・御子柴岳人が対峙する複雑怪奇な連続事件。電脳空間に暗躍する謎の男の正体とは? 八雲シリーズの最高傑作が登場! 心霊が実在する状況下、確率を用いて問題を切り分け、生きた人間が成した犯罪を浮かび上がらせていく。幽霊がいるからって、推理の楽しみは奪われない。 ーー作家 相沢沙呼(ミステリー5冠『medium 霊媒探偵城塚翡翠』ドラマ化「城塚翡翠」シリーズ著者) 御子柴と八雲の熱くてクールな推理合戦。魅力的なキャラクター描写にページをめくればめくるほど、どんどん惹かれていきます。神永ミステリーワールド、癖になっちゃいます。師弟探偵2人の会話・・・・演じてみたい!! ーー声優 山下大輝(『僕のヒーローアカデミア』緑谷出久『弱虫ペダル』小野田坂道) この痛快な冒険は、在りし日のぼくらの熱狂を回想させる。 ーー作家 阿津川辰海(2021本格ミステリ・ベストテン1位『透明人間は密室に潜む』著者) ブックデザイン:坂野公一(welle design)イラスト:遠田志帆 収録作:「幽霊の定理」「悪霊の推定」「怨霊のパラドックス」