2023年2月15日発売
人生の折り返し点を過ぎた男たちが、平凡な地方の町を侵食する欲に塗れた悪事に立ち上がる、一発逆転のリベンジゲーム。 どんなお話?)鄙びた港町にある銭湯、みなと湯は地元で暮らす昭和世代にとっての密かな憩いの場だ。第一線を退き地元の支局に異動してきた新聞記者の弘之、老朽化した風呂釜修繕の金策に走る銭湯主人の邦明、暴力団を首になった釜焚き係の吾郎、儲からない骨董屋の跡を継いだ富夫らは、それぞれ人生に諦念を抱きながらも日々そこで交流を深めていた。彼らの前に突然現れたのは、不審死したみなと湯の銀行融資担当・丸岡の元婚約者・礼美。彼女は丸岡の死の真相と銀行の悪行を四人に訴える。 【本読みの達人たちから大絶賛ぞくぞく!】 しなしなのアラ還オヤジたちが巨悪との勝ち目薄き闘いに挑む。人生を取り戻していくその姿は勇気の塊。なんて愉快なおじさん小説!-文筆業 門賀美央子 こんな俺たちにも命がある。そう簡単にふみ潰されてたまるかよーーそんな呟きが聞こえてくる、見事な人間賛歌だ。-ミステリー評論家 杉江松恋 「人生の終焉が見え始めた男たち」が、本当に初めて見たもの。とんでもない「幸福の王子」に胸熱必至!-書評家 藤田香織 闇に迫れるのは、正攻法か、裏の手か。力なき庶民の巨悪への挑戦を、きめ細かく描いた著者の筆致に感服した。-ミステリー評論家 千街晶之 目を覚ましたならず者たちによる、あっと驚く逆転劇が素晴らしく小気味よい。-ミステリー評論家 吉野仁 うわあ、してやられた。「老い」は何かを諦めた時から始まるのだ。正攻法と搦め手を駆使し巨悪に挑む男たちの姿が眩しい!-ミステリー評論家 西上心太 今のままでいいのか、と強く問いかけられた。これは後悔を抱えたすべての人へ贈る、悲しくも力強い逆転のミステリだ。 ー書評家 大矢博子 優れた社会派ミステリー。だけど、それだけじゃない。この物語、裏がありすぎる。-文芸評論家 細谷正充 著者の地元を舞台に設定した汚職禍を、果敢にミステリーに仕立て上げる作家魂を尊敬します。-担当編集 人生のたそがれ時を迎えた男たちに贈る応援歌。どんなにかっこ悪くても、最後までジタバタするべし。-著者 第一章 雪うさぎ 第二章 春を刻む 第三章 甘露の口福 第四章 きゃらぶき 第五章 風の通り道
サグラダ・ファミリアの尖塔に、死体が吊り下げられたーー 前代未聞の殺人事件に秘められた壮大な真相とは。 乱歩賞作家が満を持して送りだす、傑作長編ミステリ! 1991年、バルセロナ。現地で暮らす佐々木志穂は、夜中に出掛けたきり帰ってこない聖堂石工の父を捜索している最中に、父の友人であるアンヘルの遺体がサグラダ・ファミリアの尖塔に吊り下げられているのを発見してしまう。父の失踪もこの殺人事件に絡んでいると考えた志穂は、手がかりを求めてサグラダ・ファミリア建設に関わる人々を調べ始めるが、その過程でガウディが遺した「ある物」を巡る陰謀に巻き込まれていき……。
幕末から維新、明治と激動の時代の外交を料理で支えた男がいたーー長崎生まれの料理人・草野丈吉で、店の名は「自由亭」。 本書は、日本初の洋食屋を長崎で開き、大阪に進出してレストラン&ホテルを開業、近代大阪の発展に貢献した丈吉を、妻ゆきの視点から描いた歴史小説。 貧しい農家に生まれた丈吉は、18歳で出島の仲買人に雇われ、ボーイ、洗濯係、コック見習いになる。 そして21歳のときにオランダ総領事の専属料理人になり、3年後に結婚。夫婦で日本初の西洋料理店をオープンさせた。店には、陸奥宗光、五代友厚、後藤象二郎、岩崎弥太郎といった綺羅星のごとき男たちがやって来る。 明治の世になり、大阪へ移った丈吉は、重要な式典で饗応料理を提供するまでになるのだが……。 夫婦で困難を乗り越え、夢をつかみ取る姿を活き活きと描いた傑作長編。
<内容紹介> 小学生五年生の晶と高校生の達は、仲良しな兄弟。物知りで絵が上手く、面白いことを沢山教えてくれる達は、晶にとって誰よりも尊敬できる最高の兄ちゃんだ。でもそんな兄ちゃんは、他の人から見ると「普通じゃない」らしい。晶以外の人とのコミュニケーションが苦手で不登校だし、集中すると全力で走り出してしまう癖があるから。同級生や大家さんとの会話を通じて、初めて意識する世間に戸惑い葛藤する晶だが、兄と交わした言葉を胸に日々を懸命に生きていく。 第11回ポプラ社小説新人賞特別賞受賞作。読んだ後にきっと誰かを大切にできる、人と人との関わりの物語。 <著者プロフィール> 川上 佐都(かわかみ・さと) 今作で第11回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞しデビュー。
<内容紹介> ミステリ小説みたいな事件なんて、現実にはそうそう起きたりしない。 殺人事件の犯人はだいたい怪しい人間だし、犯行現場の指紋を偽装するヤツなんてめったにいない。世に起きる事件の98%は一般的な事件であり、優秀な日本の警察によって早急に解決されていく。 だが、しかし。 2%はそうではない。 この平和な日本でも起きるのだ。密室殺人が。怪盗による犯行予告が。 そうしたやっかいな事件は並の警察官では歯が立たない。いわゆる「名探偵」の力が必要だが、毎回民間人に協力を仰ぐのも警察の名折れである。それならば警察組織にしてしまえばいい! こうして生まれたのが、警察庁特殊例外事案専従捜査課ーー略称「特専課」--通称「探偵課」。 探偵課に所属するのは民間の名探偵たち。名探偵の例にもれず全員クセがすごい、というか全員めんどくさい。事件が起きると召集され、ずかずかと現場に現れて華麗に解決する。なお報酬は歩合制である。 そんな愉快な探偵課に配属になったのは、警察庁に入庁したばかりの新人・木島。 中途半端な密室、あやふやな予告状、見立てっぽい殺人事件。次々と巻き起こるヘンテコな事件に天を仰ぎながら、クセツヨ探偵とともに今日も立ち向かう。 <プロフィール> 1962年静岡県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年、『競作 五十円玉二十枚の謎』への投稿を経て翌94年、『日曜の夜は出たくない』で本格的な作家デビューを飾る。2001年、『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞を受賞。『星降り山荘の殺人』で第50回日本推理作家協会賞(長編部門)候補。「桜の森の七分咲きの下」で第55回日本推理作家協会賞(短編部門)候補
国王と勇者を倒し、元妻に復讐を果たしたナセルは、残された唯一の家族、リズを奪還するため魔王軍との最前線に赴く。 満身創痍の彼に手を貸したのは、かつての敵・魔法兵団元帥バンメルだった! そして、召喚した降下猟兵とともに王国軍駐屯地を急襲したナセルはリズを探すうちに“あの人物”が生存しているという事実にたどり着く。 魔女狩りの嵐が吹き荒れる前線都市で、ナセルは王国軍最強戦力を鏖殺し、愛する者たちを取り戻すことができるのか──! Me262、ティーガーII、超重戦車マウス──続々登場のドイツ軍最強兵器! 異世界電撃戦が新章突入!!
セラフィーナ、はじめての海で大冒険! 「聖女になって、シリウスと一緒に戦いたい」というセラフィーナの想いに心打たれたシリウスは、王に許可を求める。 さらに、セラフィーナのために「赤盾近衛騎士団」を設立するのだった。 しかし、そんな近衛騎士団の初仕事は、西海岸のビーチでのバカンス!? そこには失われた太古の大陸の欠片が存在し…! 幼い聖女と最強騎士に愉快な近衛騎士たちが加わった、楽しい休暇が今始まる! 全編書き下ろしのスピンオフシリーズ、待望の第2巻!!
聖女の扮装をした大聖女が起こす奇跡は……本物!? オルコット公爵邸でのお茶会に招かれたフィーアは、筆頭聖女候補であるプリシラを紹介され……。 さらに、サヴィスの婚姻話を聞いたフィーアは、道化師たちに弟子入りして、最高の出し物を披露することを思いつく。 「衣装の試着がてら、プチ武者修行に行かないか?」 セルリアンの提案により、聖女の扮装をしたフィーアは、道化師の仲間として街へと繰り出すことになり!? 書き下ろしは、ロイドとセルリアンの過去編二本、ザビリアの「粛清リスト」第二弾、カーティスの休日の過ごし方、クェンティンが「母親」になる話、そして300年前の騎士団長たちとフィーアの食事会を大ボリュームでお届け!
最高レベルに育て上げた伝説級モンスターを従え、〈万魔の主〉君臨! MMORPG『アナザーアース』のプレイヤー“夜光”はモンスターが大好きで召喚術師を極め、伝説級の称号〈万魔の主〉を持っていた。MMORPGとしてのサービスが近いうちに終了することを知り、全てのモンスターを仲間にしようと奔走する。 ついに最後の〈魔王〉を魔物図鑑に登録し休もうとしたところで意識をなくし、目を覚ますと、そこはゲームのアイテムや知識が流れ込んだ異世界とつながった『アナザーアース』のフィールドだった。 〈竜王〉〈真祖〉〈愛欲の魔王〉〈九尾の狐〉〈超合金魔像〉──、 数多の伝説級モンスターの主として、夜光は未知の異世界を切り拓く!
「俺はこの田名部を豊かにしたい!」 時は戦国、所は本州最果ての地・下北半島プロ経営者の生まれ変わり、新田吉松は前世の知恵と経験をフル動員して弱小武将の新田家を盛り上げていく しかし時代は喰うか喰われるか領地を狙うハイエナ武将どもから吉松はサバイバルできるのか!? ニュータイプの時代小説、誕生!!
超人気『モふれる』新シリーズ、待望の第2弾!! 三毛猫ハルさんと《剣聖》女子アヤメの名コンビが行く、モフモフあふれるサバイバルストーリー。 突如として世界の激変に巻き込まれてしまった社会人アヤメとその飼い猫ハルさん。彼らは超有用なボーナススキル『検索』と『魔剣ソウルイーター』を駆使しながら、モンスターがあふれる危険な現実に立ち向かっていくーー。会社のシチミ先輩や変幻自在の黒猫メアさんも仲間にしたアヤメは、強大なボス級モンスター・ベヒモスの撃破に成功。大幅なレベルアップを経験した一行は、九州をあとにし、東京にいる家族に再会するため長い旅に出ることに。辿り着いた四国で待つのは新たな出会い、新たなる使命。ベヒモスを遥かに上回る驚異、海竜リヴァイアサンや最悪最強のモンスター『刃獣』との遭遇が、『剣聖』アヤメの覚醒を促していく。魔剣に選ばれし者がたどるべき最強へと至る道とはーー? だけどどんなに過酷な冒険だってハルさんのモフモフがあればぜったいに大丈夫! 可愛くて頼れる愛猫ハルさんと行く、サバイバルときどきモフモフ生活、待望の第2弾!!
元聖女(15)、ホームレスになる。 辞職した聖女がたどりついたのは、気ままで自由な公園スローライフ! 「役立たずなら、聖女なんか辞めちまえっ!」 「辞めますっ!!」 ある日、上司のパワハラに耐えかね神殿から飛びだした15歳の少女アルム。 彼女は飛びだしたその足で廃公園の土地を買い、ベンチの周りに結界を張ってホームレス生活をはじめることに。 自由気ままに睡眠をむさぼり、(パワハラ生活で何故か開花した)聖女の力を使って食料を【創造】、快適な公園スローライフを満喫する。 一方ーーアルムを失い仕事が回らなくなった神殿はてんてこ舞い! やがて廃公園には、(神殿の皆に怒られ)連れ戻しに来たパワハラ元上司はもちろん、 アルムの魅力に気付いた王国の王子や、力を利用しようと目論む腹黒宰相まで押し寄せてきてーー!? 今更謝ってももう遅い! 結界の中には誰も入れません!! 最強聖女の快適公園スローライフ、スタート! ※巻末には本書だけの書き下ろし短編も収録です!
ドラゴンや弟子の少女たちと一緒に、安心安全、快適で目立たない毎日を過ごす、 ヴェルナーの引きこもり研究ライフ、第4弾!! 聖女シャンタルと厄災として封じられていた ユルングの母竜を退けたヴェルナーたち。 古竜の王宮へ戻ると、突然大賢者ケイが訪れて 「次の大魔王に、わしが選ばれるかもしれぬ」と告げる。 最悪の事態に備えて準備を進めるヴェルナーたち。 そこへヴェルナーの父、レナードから緊急連絡が届きーー!? 安心安全、快適で目立たない毎日を過ごす、 ヴェルナーの引きこもり研究ライフ、第4弾!!
散歩を愛し、猫と一緒に暮らす詩人ハン・ジョンウォンが綴るエッセイ 雪の降る日や澄んだ明け方に、ひとり静かに読みたい珠玉の25編 オクタビオ・パス、フェルナンド・ペソア、ローベルト・ヴァルザー、シモーヌ・ヴェイユ、パウル・ツェラン、エミリー・ディキンソン、ライナー・マリア・リルケ、シルヴィア・プラス、金子みすゞ、ボルヘス…… 『詩と散策』は、著者のハン・ジョンウォンがひとり詩を読み、ひとり散歩にでかけ、日々の生活の中で感じたことを記している、澄みきった水晶のようなエッセイ集だ。読者は、彼女の愛した詩人たちとともに、彼女が時折口ずさむ詩とともに、ゆっくりと散歩に出かける。 【本文中に出てくる詩人や作家たち】 オクタビオ・パス/フェルナンド・ペソア/ウォレス・スティーヴンズ/アーチボルト・マクリーシュ/ローベルト・ヴァルザー/シモーヌ・ヴェイユ/パウル・ツェラン/セサル・バジェホ/ガブリエラ・ミストラル/ヘンリー・デイヴィッド・ソロー/カミュ/源信明/ウラフ・H・ハウゲ/エミリー・ディキンソン/アンナ・アフマートヴァ/ライナー・マリア・リルケ/フォルーグ・ファッロフザード/シルヴィア・プラス/チェ・ヨンミ/金子みすゞ/ジョージ・ゴードン・バイロン/ボルヘス 宇宙よりもっと大きな 寒い季節の始まりを信じてみよう 散歩が詩になるとき 幸福を信じますか? 11月のフーガ 悲しみ、咳をする存在 果物がまるいのは 夏に似た愛 心のかぎりを尽くして来たから 永遠のなかの一日 海から海のあいだに なにも知りません よく歩き、よく転びます 国境を越えること みんなきれいなのに、わたしだけカンガルー ひと晩のうちにも冬はやってくる 夢とおなじ材料でできている 夕暮れただけ 窓が一つあれば十分 灰色の力 真実はゆっくりとまぶしくなければ 猫は花の中に いくつかの丘と、一点の雲 今日はわたしに、明日はあなたに 彼女の歩く姿は美しい(送らない手紙) 日本の読者のみなさんへ 訳者あとがき
2020年6月から『オレンジページ』に掲載された「ゆうべの食卓」。新型コロナに翻弄されながら離婚を決意する女性。恋人にふられたのをきっかけに料理に目覚めるサラリーマン。実家を売却することになった兄弟のささやかな宴会。さまざまな人生のひとコマを「食卓」というキーワードで紡いだ、直木賞作家・角田光代氏の短編集。 ■明日の家族 明日の家族/二十歳の新年 私たちのお弁当 ■パパ飯ママ飯 パパ飯ママ飯/あたらしい家族 新ユニット結成 ■グラタンバトン グラタンバトン/彼女のお弁当 あの日の先 ■それぞれの夢 それぞれの夢/彼女の恋と餅きんちゃく 帰り道の時間 ■はじめての引っ越し はじめての引っ越し/二度目の引っ越し 最後の引っ越し ■充足のすきま 充足のすきま/相性さまざま 私の流儀 ■彼女のレシピブック 彼女のレシピブック/前世と現世と夏 レシピの旅 ■ようこそ料理界へ ようこそ料理界へ/料理界の、その奥へ 料理界、それすなわち ■だいじなのは基本の調味料 だいじなのは基本の調味料/それぞれの日々 いちばんの幸せ ■私の無敵な妹 私の無敵な妹/「ひとりで、たのしく」計画 あたらしくなる私たち ■私たちのちいさな歴史 私たちのちいさな歴史/青空の下の食卓 食卓の記憶
二度の追放を経て、八百年ぶりに神官に復帰した謝憐(シエ・リェン)は、 下界で三郎(サンラン)という少年に出会い、ほんの数日の間に親しくなる。 謝憐(シエ・リェン)のことを「兄さん」と呼び、常に悠然と笑っている 三郎(サンラン)。しかしその正体は、天界の神々ですら恐れるほどの絶大な 力を持つ鬼王、花城(ホワチョン)だったーー! 再会を約束するかのように、 指輪を一つ残して姿を消した花城(ホワチョン)。一方、天界に戻った謝憐 (シエ・リェン)だったが、失踪した神官の捜索という任務を受けて鬼市に潜入 することになる。そこはまさに花城(ホワチョン)の縄張りで、彼の住処に招か れた謝憐(シエ・リェン)は、少年ではない真の姿で現れた彼に「会えて嬉しい」と歓迎されて!?
メルヴレイ帝国の皇子として生まれながら“厄災の皇子”として忌み嫌われ塔へ幽閉されたヴァレリウス。塔中の書物を貪り読んで育った彼に、ついに刺客の手が伸びる。からくも一命をとりとめたヴァレリウスは、メルヴレイ帝国への復讐を誓うとともに、国外への脱出を図るのだった。その道中で、サヴァルタ公国のリューディア公女と出会ったことで、彼の運命は大きく動き出す。彼女の参謀となり、知略をもってメルヴレイ帝国への復讐を開始する!!
所属していたパーティを「不遇職のテイマーだから」という理由だけで追放されたアルガ。 落胆しながらも彼は、この機会に改めて自分のレベルなどを検査してもらう。 そこで自分が、千年に一度しか現れない2つ目の職業(セカンドジョブ)持ちであることを知るのだった。 『テイマー』に、魔物を配合し強くする『配合術師』--この2つのジョブにより、 アルガは魔物や世界最強の女冒険者、吸血姫たちと最強のパーティを作っていく……。