小説むすび | 2023年8月30日発売

2023年8月30日発売

おかえり、めだか荘おかえり、めだか荘

出版社

KADOKAWA

発売日

2023年8月30日 発売

「めだか荘」でルームシェアをするアラサー女性4人。 恋愛願望が強すぎて上手くいかない遥香、あと少し売れたくて「脱ぐ」か悩む女優の那智、 プロポーズされるも仕事を頑張りたいからと結婚に踏み切れない楓、父親や弟との関係にもどかしさを抱える柚子。 性格や職業がバラバラな4人でも楽しく過ごしていたが、 リニア開通に伴う都市再開発のため、8ヶ月後に退去するよう連絡が来て……。 ーー私の人生、これでいいのかな? ●著者コメント 子どもの頃から、物語を想像したり妄想したりすることが好きでした。 文章を書くことも好きだったので、作家になりたいな、なんて思っていた時期もありました。 ですがいざ書き始めても、物語を完結させることができない。読書感想文で褒められることもない。 いつのまにかそんな夢を持っていたことも忘れて、わたしはアイドルになり、いまは結婚もいたしました。 そんなわたしの元に突然現れた小説家デビューのお話。 KADOKAWAさんに助けていただきながら、人生で初めて物語を完結させることができました。 特別に教養があったり、詩的センスがピカイチではないわたしに何が書けるだろう、と不安でしたが、 これまで経験してきたことを武器に、そして今のわたしにしか書けないものになったかなと思います。 人生何があるかわかりません。何年越しに忘れられていた小学生の時の夢が叶ってとても嬉しいです。 たくさんの方に手に取っていただけますように。

ちぎれた鎖と光の切れ端ちぎれた鎖と光の切れ端

出版社

講談社

発売日

2023年8月30日 発売

江戸川乱歩賞受賞第一作 2022年のミステリーランキングを席巻したZ世代のアガサ・クリスティーが描く哀しき連鎖殺人 「私たちが絆を断った日、島は赤く染まった。」 復讐を誓う男がたどり着いた熊本県の孤島(クローズドアイランド)で目にしたのは、仇(かたき)の死体だった。 さらに第二、第三の殺人が起き、「第一発見者」が決まって襲われるーー。 2020年8月4日。島原湾に浮かぶ孤島、徒島(あだしま)にある海上コテージに集まった8人の男女。その一人、樋藤清嗣(ひとうきよつぐ)は自分以外の客を全員殺すつもりでいた。先輩の無念を晴らすためーー。しかし、計画を実行する間際になってその殺意は鈍り始める。「本当にこいつらは殺されるほどひどいやつらなのか?」樋藤が逡巡していると滞在初日の夜、参加者の一人が舌を切り取られた死体となって発見された。樋藤が衝撃を受けていると、たてつづけに第二第三の殺人が起きてしまう。しかも、殺されるのは決まって、「前の殺人の第一発見者」で「舌を切り取られ」ていた。 そして、この惨劇は「もう一つの事件」の序章に過ぎなかったーー。

十六歳で宿した恋のかけら十六歳で宿した恋のかけら

かつて彼は稲妻のように現れて消えた。 16歳だった私に小さな命を授けて。 ヘリコプターが着陸し、アリシアは必死に仕事用の顔を作った。 彼女を待っていたのはスペイン富豪グラシアーノーー 10年前に純潔を捧げて以来、一度も会っていなかった男性だ。 機体から降りようとしたアリシアは緊張のあまりぶざまに転び、 グラシアーノに抱きあげられて彼の家へ運ばれた。 手当てをされる間、アリシアは10年前に戻った気分だった。 相変わらずグラシアーノは自信と気品にあふれている。 でも以前、この人は私に「二度と電話をするな」と言った。 だからグラシアーノは知らない。一度だけ結ばれたあの夜、 私が妊娠したことも。彼には今、9歳になる娘がいることも。 妊娠を知った父親に捨てられてから、ヒロインはシングルマザーとして必死に我が子を育ててきました。再会後、なにも知らないヒーローに娘がいると伝えようとしますが、親権を奪われるのが怖くて……。C・コネリーが描き出す愛憎渦巻く激情ロマンスをどうぞ。

ボスの十二カ月の花嫁ボスの十二カ月の花嫁

子どものためだけの期限付き結婚に、 身も心も結ばれる可能性はない……。 ラーナはヴァレンテ社重役のボスーーマットに夢中だった。 その端整な容貌と自信に満ちた態度は、全女性の憧れの的だから。 ある夜、マットに誘惑され、夢のような一夜を過ごしたものの、 妊娠に気づくと、彼に何も言わず会社を去って赤ん坊を産んだ。 1年半後、突然マットが家に現れ、ラーナは驚きに言葉を失った。 名うてのプレイボーイであるマットは、 結婚するつもりも父親になるつもりもないはずなのに! ところがマットは赤ん坊に自分の誇り高き姓を与えるため、 1年限りの結婚をラーナに提案し、拒むなら法に訴えると脅した。 寄る辺のないラーナは式場で誓いのキスを交わすしかなく……。 マクシーン・サリバンの持ち味は、巧みな心理描写と起伏に富んだストーリー、そして、とびきりセクシーな愛の表現です。形だけの結婚をしたヒーローとヒロインに訪れるのは、はたしてどんな結末でしょうか? 最後まで一気読みしてしまう名作をお見逃しなく!

再会愛と大きすぎる秘密再会愛と大きすぎる秘密

言えない。絶対に言えない。 彼の知らない、小さな宝物のことは。 アイリスは幼くして親に捨てられ、子供のいない夫婦の養女となるも、 養父母に悲願の実子が生まれると厄介者扱いされるようになった。 愛のある家庭に人一倍憧れたアイリスは、23歳でラクランと結婚した。 しかし子供ができず、養子を迎えようという夫の提案も、 不遇な養女だった自らの過去を告げられぬまま拒み、離婚したのだった。 あれから8年。今、アイリスが働く病院に、 3カ月の短期契約で新しくやってきた医師に、彼女は驚いた。 離婚以来ずっと音信不通だった元夫、ラクランが現れたのだ! アイリスの胸はちくりと痛んだーー彼と家族になれなかった過去に。 そして、今は独りで7歳の愛娘を育てているという秘密に。 心の機微を巧みに描き、最後には読み手をほろりとさせる物語で大人気のS・ウィルソンの感動作をお贈りします。8年前と変わらずハンサムで誠実なラクランと再会し、二人の時間を過ごすうち、アイリスは彼を愛している、いや、ずっと愛していたことに気づき……。

若すぎた恋人若すぎた恋人

彼のあの甘美な仕打ちを 忘れたことは一度もない……。 故郷ジェイコブズビルに戻ってきた小学校教師のサリーは、 事故で失明したおばとその幼い息子の面倒をみている。 ある日、二度と会いたくなかった相手、エビニーザと再会した。 6年前の春、10代だったサリーは憧れていた彼に、 ドライブデートに連れていってほしいとお願いした。 意外にもエビニーザはすんなり聞き入れてくれたが、 30分後、サリーは彼の車の助手席から逃げ出すはめになったーー 年上の彼の強烈すぎる男性的魅力と強引さに恐れをなして。 無垢な彼女にとって、あのことはいまだに深い心の傷となっていた。 それなのに、エビニーザは何事もなかったかのように接近してきて……。 HQイマージュ〜至福の名作選〜より、巨匠ダイアナ・パーマーの不朽の名作をお贈りします。表向きは牧場主、本当の姿は百戦錬磨の傭兵ーーそんな男の中の男、エビニーザが本作のヒーロー。6年前、若くて純真なサリーをあえて怖がらせて遠ざけた彼の本心は?

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