2024年12月発売
"敗戦国の王女・アリシアは、人質として勝戦国の王太子との婚約が決まる。しかも、その王太子には既に愛する側妃がいるようで、お飾りとして放置されてしまう…が、アリシアにとっては超ラッキー! 「自由気ままな生活を楽しめるわ!」 と、監視役の公爵・ロイドの目を盗んで侍女と入れ替わり、城下町へお忍びで出かけることに。街歩きを楽しんだり、前世知識を使って人助けしたりと放置生活を大満喫! このままこっそりと自由を謳歌して暮らせたらいいなと思っていた矢先、城下町でロイドと遭遇!? アリシアとは気がついていないロイドからある依頼をされ二人は急接近していきーー!? 自由を楽しむ人質王女×怜悧な公爵が巻き起こす大逆転ラブファンタジー!"
「こんな家には二度と帰らないし、家事なんて一切お断りよ」 幼くして両親を失ってから、初めての反抗。初めての家出。 これまでの生活を飛び出したミレイア。 そして、ミレイアの宿命の歯車は動き出す。 ーーーーー 幼くして両親を失ったミレイア。 これまで、何不自由なく豊かで幸せだった生活は一転。 二人の兄弟と引き取られた叔母の家で、三人を待っていたのは 幼い子どもたちには過酷すぎるつらい生活だった。 年月が流れ、成長した三人は、両親の死や、引き取られた家、 自分たちが置かれた境遇に疑念を抱き始める。 少しずつ明らかになるブライトストーン家の秘密。 そして徐々に明らかになる自分の中に眠る不思議な力。 波動、エネルギー、精霊、ドラゴン、そして妖精・・・ 家を飛び出したミレイアは、運命に導かれるように、 自身の家系・ブライトストーン家の秘密、 そして自分の不思議な力の秘密を紐解いていくこととなる。 次々と明かされる秘密、戸惑い。新たな出会い。 そして、そんなミレイアに忍び寄る危機。 果たしてミレイアは、どう生きる道を選ぶのか。 ブライトストーン家に隠された秘密とは。 両親が遺してくれた、チカラ(不思議な能力)と想い。 ーーーーー この世界には素敵なことがたくさんあってマジカルで、 そして愛を必要としているの。そのことを決して忘れないで。 ーーーーー わたしはやれる。 この星のために。 世界は、愛を必要としている。 ********** 秘められた世界の秘密を知りたい。 自分にもし不思議なチカラ(不思議な能力)が眠っているとしたら… 主人公と一緒にストーリーに没入してみたい。 そんなあなたにぴったりのちょっと特別な物語です。 1.ニューヨーク グラマシー -ミレイア、一人旅を決心するー 2.グラマシー アティカス -兄として自覚せざるをえないことー 3.再びイギリス ミレイア -ミレイア、旅の楽しさを味わうー 4.ピーク・ディストリクト -ウェルワース家との出会いとメイブの告白ー 5.ミレイアとソフィア -力の役割とソフィアの告白ー 6.グラマシー アンセル -小さな野望と才能ー 7.ウェルワース家 -次々と明かされる秘密への戸惑いー 8.グラマシー ミレイアとアンセル -ビジネスワークと家の中の不思議ー 9.どこかの場所 -後悔と見えてきた能力の意義ー 10.グラマシーにてディレイニーと -大切だと気づいた互いの存在ー 11.アイルランド ミース州 -母が遺してくれたものー
鶴屋南北、喜多川歌麿、葛飾北斎、曲亭馬琴、山東京伝、十返舎一九……。名手四人の小説と関連作品の図版で、2025年NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の時代をより深く知る! 版元蔦屋重三郎がある日銀座の京伝の住居(すまい)をさも忙(せわ)しそうに訪れた。 「おおこれは耕書堂(こうしょどう)さん」 「お互いひどい目に逢いましたなア」 蔦屋は哄然(こうぜん)と笑ったものである。(…) 「身上半減でこの蔦屋もこれ迄(まで)のようにはゆきませんが、しかしこのまま廃(すた)れてしまっては商売冥利(みょうり)死んでも死なれません。そこでご相談に上りましたが、今年もいよいよ歳暮(くれ)に逼(せま)り新年(はる)の仕度(したく)を致さねばならず、ついては洵(まこと)に申し兼(か)ねますが、お上のお達しに逆らわない範囲で草双紙をお書き下さるまいか」 余儀ない様子に頼んだものである。--国枝史郎「戯作者」より 吉川英治「大岡越前」(抄録) 邦枝完二『江戸名人伝』より「鶴屋南北」「喜多川歌麿」「葛飾北斎」「曲亭馬琴」 国枝史郎「戯作者」「北斎と幽霊」 永井荷風「散柳窓夕栄(ちるやなぎまどのゆうばえ)」(抄録)
みのりあるひとり旅 戦災、震災、コロナ禍……… 時代の中で旅を重ね 知友を拡げた男の 半生の軌跡。 私はずっとひとりで生きてきたが、まず気づいたのは、そんな私の旅が、はっきりした一本の流れだとは言えないことである。自分をつくるいくつもの流れがあり、それらが並行してからみあってきた。流れの数は増えつづけてきたかもしれない。それらをひとつひとつ見ていく必要があった。書きながらていねいに考えていくしかなかった。/それがこんな形の小説になった。流れの行く末を見届けるようなつもりで書いた。「あとがき」より
急報を受けようやく帝国の侵略を知った田中家一行。 暴れていた国王も正気に戻して急いで王国へ帰ろうとするも、帝国の放った魔物と虹色ラクーンのタッグが襲来。 炎と幻覚に襲われ大ピンチ! でも、家族いっしょなら問題なし! 凶悪な魔物も、迫る帝国軍も家族の絆で立ち向かう。 そのための秘策は猫と虫と……まさかの編み物!? 帝国編、いよいよ終結へ。転生一家の異世界奮闘記、第七弾!
急報を受けようやく帝国の侵略を知った田中家一行。 暴れていた国王も正気に戻して急いで王国へ帰ろうとするも、帝国の放った魔物と虹色ラクーンのタッグが襲来。 炎と幻覚に襲われ大ピンチ! でも、家族いっしょなら問題なし! 凶悪な魔物も、迫る帝国軍も家族の絆で立ち向かう。 そのための秘策は猫と虫と……まさかの編み物!? 帝国編、いよいよ終結へ。転生一家の異世界奮闘記、第七弾!
VRMMORPG好きの女子高生・笹木百合は、不幸にも病死してしまうが、女神からの祝福のもと異世界によみがえった。そこで示されたのは、裁縫にまつわる技術を使って生きていくか、再び輪廻の輪に戻るかという二択の生きる道。せっかく新しい人生が与えられたなら楽しまなくちゃ損だよね……ということで、女神に与えられた小屋で武器や魔法の扱い方を覚えた少女・百合改めリリィは、特大の登山用リュックを背に人里を目指すのだった。そして大蜘蛛のモンスター、タラトを仲間に迎え、蜘蛛糸を採取できるようになったリリィは、タラトがはき出す最高品質のスパイダーシルクから作り出した日用品を売って生計を立てていこうと決心するーー様々な人々のお世話になりながら、自分のお店の開店を目指す少女が、ポジティブに頑張るファンタジー! プロローグ/第一章 新しい人生/第二章 初めての都市『ネイスト』/第三章 商業都市ヴァードモイと緑階級冒険者試験/番外編 移動中の型紙作り/第四章 銅級商人リリィ/第五章 リリィのお店、開店を目指して/エピローグ 完成、リリィのお店『蜘蛛の錦雲』!/番外編 装備と素材と料理と店と
おはぎたちとの配信生活が軌道に乗ってきた丈二。 今度は温泉を生み出すクジラを仲間にして、ぜんざい垂涎の巨大温泉を作り上げる! さらにダンジョンで見つけた卵から、雷を放つ新種のひよこが誕生! すくすくと成長したひよこは、モンスターの速さを競うレースに出場することに。 丈二と猛特訓すると、史上最速のひよこが爆誕!? 日本中大注目のレースでチャンピオンに挑む! バズりまくりのもふもふダンジョン配信生活、第二弾!
「もし自分に飽きたなら、いくらでも取り替えてしまえばいいのよ」。美容整形をくり返すばあちゃんは言うけれど、私は、なりたい自分がわからない。見られることの痛みを描く、紗倉まなの最新小説! 周囲に馴染めずバイト先をクビになり、グラビアアイドルの仕事を始めた辰子。 売れっ子の仕事仲間はSNSの評価に神経をとがらせ、79歳のばあちゃんは傷跡を重ねながら整形をくり返す。 ゴールの見えない「美しさ」に追われ、ままならない体と生きづらさを抱える彼女たちは……。 野間文芸新人賞候補となった『春、死なん』に続く、新境地注目作。
たゆまぬ努力と膨大な魔力で王妃となったシアーラ。夫となる国王は、幼い頃から密かに慕ってきたクライヴだった。 けれどクライヴには厳格な性格を嫌われ、白い結婚が続く。 そんなある日、泉から癒しの力を持つ少女ヒカリが現れ、瞬く間に国民やクライヴの心を掴んでいった。 寂しさを募らせる中クライヴの暗殺未遂事件が起き、シアーラが容疑者に! 斬首直前、犯人はヒカリだと判明するもなすすべもなく処刑された……はずが、なんと目を覚ますとヒカリが来る前に回帰していた! 「私今度こそ、あなたを守ります!」 バッドエンド回避のため奔走するやり直し王妃の物語、開幕ーー!
可憐な公爵令嬢のレティシアは、美術室での一件以来、婚約者・ウィリアムの前でドギマギしてしまう日々を過ごしていた。 ウィリアムを会長とする生徒会役員の選出が迫る中、性悪なレティシアよりも、温和な侯爵令嬢・リリエルの方が役員に相応しいという声が大きくなってしまう。 大好きなウィリアムの負担になることを恐れ、指名の辞退を考えるレティシア。そんなある夜、リリエルの本性を知ってしまい…!? 「--悪辣さでは、わたくしも負けていないのですよ?」 裏の悪女・リリエルとの、生徒会役員の座をかけた即興詩作対決が始まるーー! 「レティを乱暴に扱ったら、いくら僕でも穏便にとはいかないよ」 天然悪女と絶対的紳士の、甘美な学園ストーリー、白熱の第2弾!!
国王の命令で継母となった公爵令嬢ロゼマリア。だが、義娘となる王女スノウに森へ追放される。 継子いじめの継母になる悪夢を見続けていたロゼマリアは正夢とならなかったことにほっとし、嬉々として森の中へ。 そこでロゼマリアは隣国の第二王子リオヴァルドと第四王子ルイセージュと出会う。 なんとこのルイセージュ、精霊の加護を持つ「精霊の愛し子」らしい。 怯える彼にロゼマリアは魔力の使い方を教え、優しくふるまう。 テイムした大型犬や鏡の精霊ラブボと共に、りんごスイーツや毛織物を売って楽しい毎日を送るロゼマリアだが、彼女を恐れるスノウが森を焼く計画を企てておりーー!? 天才魔術師ロゼマリアのドキドキスローライフコメディ!
「あなたは今日からわたくしのものよ」 公爵令嬢のヴィヴィアンは思い出した。自分は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『クローデット』の、ヒロインを虐める悪役令嬢であることを。そして、この世界にはゲームの1周目で死んでしまう “推し”の攻略対象、隠しキャラの魔王様がいることを…。 推し魔王様が辿る運命に悲嘆するヴィヴィアンだったが、彼のバッドエンド回避を決意! 奴隷にされていた魔王様を購入し、大事に世話をしていく中で、彼は失っていた記憶を取り戻した。 侍従となった推しとの愛を深めていくヴィヴィアン。 しかし、王太子の婚約者になるよう、王家からしつこく申し出がありーー!? 「そなたが望むなら、我の全てを与えよう」 半吸血鬼の悪役令嬢が推し魔王様を救う、艶美な異世界ラブファンタジー、開幕!!
大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎の粋でいなせな一代記!! 山東京伝、曲亭馬琴、喜多川歌麿、東洲斎写楽……江戸っ子たちを熱狂させた大勝負、とくとご覧あれ。 豪華絢爛の吉原が業火の海に包まれた明和九年。多くの人が落胆する中で、江戸をふたたび元気にしようと心に決めた男がいた。蔦屋重三郎。通称蔦重と呼ばれたその男は、貸本屋では飽き足らず、地本問屋の株を買って自ら版元として様々な勝負に打って出る。「楽しんで生きられたら、憂さなんて感じないで済むんです」面白い書物や美しい浮世絵は、きっと世の中を明るくしてくれるーー。彼の熱意が、山東京伝、喜多川歌麿などの心を動かし、江戸を熱狂に包んで行くのだった。しかし、そこに立ちはだかったのは……。エンターテインメント歴史小説‼ 世の中は酒と書肆が敵なり どうにか敵にめぐり会いたい 【著者略歴】 吉川永青 よしかわ・ながはる 1968年、東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年『戯史三國志 我が糸は誰を操る』で第5回小説現代長編新人賞奨励賞、16年『闘鬼 斎藤一』で第4回野村胡堂文学賞、22年『高く翔べ 快商・紀伊國屋文左衛門』で第11回日本歴史時代作家協会賞(作品賞)を受賞。著書に『誉れの赤』『治部の礎』『裏関ヶ原』『ぜにざむらい』『乱世を看取った男 山名豊国』『家康が最も恐れた男たち』『戦国・江戸 ポンコツ列伝』など多数。
1995年1月17日未明、阪神・淡路大震災が発生した。 神戸市内の高校から都内の大学に進学し、東京で働いていた青年は、早朝の電話に愕然とする。 かけてきたのは高校時代の友人で、故郷が巨大地震に見舞われたという。 慌ててテレビをつけると、画面には信じられない光景が映し出されていた。 被災地となった地元には、高齢の祖父母を含む家族や友人が住んでいる。 彼は、故郷・神戸に向かうことを決意した。 鉄道は途中までしか通じておらず、最後は水や食料を背負って十数キロを歩くことになる。 山本周五郎賞を受賞した作家が自らの体験をもとに、震災から30年を経て発表する初の現代小説。 【著者略歴】 砂原浩太朗(すなはら・こうたろう) 1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。早稲田大学第一文学部卒業。2016年「いのちがけ」で第2回「決戦!小説大賞」を受賞。21年『高瀬庄左衛門御留書』で第9回野村胡堂文学賞、第15回舟橋聖一文学賞、第11回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。22年『黛家の兄弟』で第35回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『いのちがけ 加賀百万石の礎』『藩邸差配役日日控』『夜露がたり』『浅草寺子屋よろず暦』など。
わたしたちは、いつまで人間でいられるのか? 新しい暗号通貨、分断のないSNS、超小型人工衛星…… 宮内悠介が迫る、8つのテクノロジーの新時代! ★掲載作品 「暗号の子」 「偽の過去、偽の未来」 「ローパス・フィルター」 「明晰夢」 「すべての記憶を燃やせ」 「最後の共有地」 「行かなかった旅の記録」 「ペイル・ブルー・ドット」 ★宮内悠介・プロフィール 1979年、東京都生まれ。少年時代はニューヨークで過ごす。早稲田大学高等学院、早稲田大学卒。2010年、「盤上の夜」で創元SF短編賞選考委員特別賞(山田正紀賞)を受賞。2012年のデビュー作『盤上の夜』が直木賞候補となり、注目される。2013年、『ヨハネスブルグの天使たち』で日本SF大賞特別賞を受賞。2017年、『彼女がエスパーだったころ』で吉川英治文学新人賞を受賞。同年、『カブールの園』(芥川賞候補作)で三島由紀夫賞を受賞。2018年、『あとは野となれ大和撫子』で星雲賞(日本長編部門)を受賞。2020年、『遠い他国でひょんと死ぬるや』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2024年、「ディオニソス計画」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。同年、『ラウリ・クースクを探して』で高校生直木賞を受賞。
「私は人間(ひと)であることを諦めない」 西彩子(にしさいこ)、連続殺人犯の娘。人呼んでレクターガール。 現代のエリザベート・バートリと言われた連続殺人鬼を母に持ち、 自身は肉体的に痛みを感じない特殊体質と常人とは異なる脳波を持つ天才サイコパス。 彼女は戦う。自由であるために。 彼女が彼女であるために。 妊婦ばかりを狙った連続殺人事件の重要参考人とされたのは16歳の少女、西彩子(ルビ:にしさいこ)。 4年前に同様の事件で逮捕され、拘留中に自死したシリアルキラー西玲子の遺児である。 彩子は6本の指を持つ手で美しいピアノを奏で、非常に高い知能を有する一方、痛覚の一切を持たぬサイコパスであった。 彩子を調べ始めた刑事の河口は、4年前の事件と今回の事件は同一犯であり、玲子でも彩子でもない真犯人がいると睨む。 同様に4年前から事件を追ってきた彩子は河口とタッグを組み、恐るべき事件の真相に立ち向かっていく……。 ピアノを愛する天涯孤独の刑事×サイコパスの少女。 音楽で結ばれた異色のコンビが希代のシリアルキラーを追うバディミステリー! ★読者の声 強くて、かっこいい。彩子のような生き方に憧れます(17歳・高校生) サイコパス同士の頭脳戦にシビれる。誰よりも強くて、でも抱きしめたくなるほど彼女は愛おしい(20代・会社員)
日本を襲う、巨大災害…… 大西洋のカナリア諸島で海底火山が噴火した。東アジア各地でも地殻変動が連鎖する。 地球規模の不気味な鳴動は、ついに日本を恐怖の渦へと陥れていく…… 最新の地球科学と防災政策の知見を基に描くセミフィクション小説。 迫りくる、破壊の日 カナリア諸島 東アジア 関東地方 先ぶれ はじまり 発 災
舞台は大手事務所主催のエンターテイメントスクール。3月にある事務所所属をかけたオーディションに向け、高校生5人はレッスンに励んでいた。 友達と一緒に応募したオーディションで特別に声をかけられ、成り行きでアイドルを目指すことになり、当たり前だった「青春」や友人関係に息苦しさを感じ始める莉子。 亡くなった母の期待を背負い、結果を残したいと焦る、ダンスボーカルグループ志望の冬真。 「子どもを産まなければモデルになりたかった」という母の言葉で将来の夢を決め、SNSの活動を頑張るモデル志望の美華。 「普通」「真面目そう」と言われ続けてきたことにコンプレックスを抱き、「特別」になりたいと強く願う俳優志望の純平。 いじめが原因で自ら芸能活動を辞めたが、もう一度自分の居場所を求めて入学を決意した、元天才子役のつむぎ。 嫉妬や葛藤を乗り越えて彼らが最終オーディションの舞台に立つとき、どのような"光"を放つのかーー。