小説むすび | 2024年3月27日発売

2024年3月27日発売

新陰の大河 上泉信綱伝新陰の大河 上泉信綱伝

出版社

小学館

発売日

2024年3月27日 発売

上泉信綱は剣槍を縦横無尽に振るっていた。相模国小田原城主・北条氏康の機略により、武蔵河越城を落とし損ねた関東管領・山内上杉家憲政と扇ガ谷上杉家朝定、関東公方・足利晴氏の連合軍を救うため、一騎当千の働きをせねばならぬのだ。しかし、獅子奮迅の活躍虚しく、主君である上野国箕輪城主長野業政の嫡男・吉業は護りきれなかった。肩を落とす信綱に、業政は無能な関東管領を見限るという。甲斐国躑躅ヶ崎館・武田晴信の誘いにもなびかず、我が道を行く主君に仕える信綱だったが、ついに業政の命運が尽きてしまう。信綱は「兵法を極めよ」という業政の遺言を成し遂げるべく、弟子の疋田文五郎、神後宗治とともに諸国修行の旅に出る決意を固めることに。出立後、信濃国諏訪大社で奉納演武してからというもの、長坂釣閑斎をはじめ、諏訪四郎、武田晴信、小山田信茂らが、兵法家として名高い信綱を引き留めては策を弄してくる。なんとか魔手を振り切り、常陸国へ向かう一行。ようやく辿り着いた、武の神を祀る鹿島神宮を詣でていると、なんと剣聖・塚原卜伝が現れた。教えを乞う信綱に卜伝は…。戦国武将剣豪ロマン。

もう明日が待っているもう明日が待っている

出版社

文藝春秋

発売日

2024年3月27日 発売

放送作家・鈴木おさむが引退と同時に贈る、覚悟の一冊。 これは「小説SMAP」である。 メンバーの脱退、トップアイドルのまさかの結婚、 東日本大震災発生10日後の生放送、誰にも言えなかった苦悩、戦い。 国民的スターとして沢山の夢や希望をもたらしてきた彼らの全てが、 たった一夜の「放送」で壊れていった。 そして日本中が悲しんだ解散ーー。 大ヒット番組「SMAP×SMAP」の放送作家として 20 年以上彼らと走ってきた著者にしか書けなかった、 奇跡の物語がここに完成した。 月刊「文藝春秋」に掲載され、 「小説SMAP」と呼ばれて大きな話題を呼んだ3篇に 新たな書き下ろしの章を大幅に加えた本作は、 2024年3月31日をもって放送作家を引退する著者が贈る、覚悟の一冊。 「明日」を望むすべての日本人に向けた作品となっている。 なお、本書の著者印税はすべて能登半島地震の義援金として寄付されます。 【鈴木おさむ氏からのメッセージ】 僕は2024年3月31日をもって、32年間やってきた放送作家を辞めます。 辞めると決めた後に、この「小説」を出そうと、書き切ろうと思いました。 誰かが記して残さないと、物語は消えていきます。だから僕が僕の目で見た真実を記して、放送作家を辞める時に刊行すると決めました。 このタイミングでしか、この小説を世に出すことは出来なかったと思います。 日本一有名な彼ら5人と、一緒に作り戦ってきた仲間たちとの物語を、自分の魂を削り、泣きながら書き上げました。 ずっとずっと読み継がれてほしい、 新たなテレビ文学が出来たと思っています。 第1章 素敵な夢をかなえておくれ 第2章 あれからぼくたちは 第3章 世界で二番目にスキだと話そう 第4章 1・2・3・4 FIVE RESPECT 第5章 WELCOME ようこそ日本へ 第6章 とってもとっても僕のBEST FRIEND 第7章 くじけずにがんばりましょう 第8章 20160118 第9章 もう明日が待っている

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP