小説むすび | 2024年発売

2024年発売

22歳の扉22歳の扉

著者

青羽悠

出版社

集英社

発売日

2024年4月5日 発売

【小説すばる新人賞、史上最年少受賞から8年】 京都の大学に入学した数学好きの田辺朔。 大学生活に馴染めず、漫然と授業を受け、バイトをしているうちに一回生前期は終わってしまった。 後期に入り、旧文学部棟の地下、通称「キューチカ」でひっそりと営業されているバーのマスター夷川と出会い、朔の大学生活は一変した。 夷川につれられ、初めてのウイスキー、タバコ、そしてバーやクラブなど、これまで見たこともない世界を知っていく。 しかし、ある日をさかいに、何の前触れもなく夷川はナイジェリアへ留学に行ってしまった。「バー・ディアハンツはお前に任せる!」の一言を残して。 そこからマスターとしてバーに立つことになった朔は、その大学内の不思議なバーで数々の出会いと別れを経験するーー。自由奔放な女の子に振り回されたり、学生運動紛いに巻き込まれたり、自分の行く末に悩んだり…… 20代前半の「不変」と「今」が詰まった圧倒的青春小説! 【著者略歴】 2000年愛知県生まれ。京都大学大学院にて修士号を取得。高校2年時の16年『星に願いを、そして手を。』で第29回小説すばる新人賞を史上最年少で受賞し、デビュー。他の著書に『凪に溺れる』『青く滲んだ月の行方』『幾千年の声を聞く』がある。

母娘短編小説集(964;964)母娘短編小説集(964;964)

すべての女性は母の娘である。出産・育児・恋愛・結婚・離婚・父の不在・反発・世代の差・虐待・差別・介護・老い・希望ーー 時を超え、世代を超えて繰り広げられる「母の娘」と「娘の母」の物語。19世紀末から20世紀末、アメリカの女性作家によって書かれた傑作9篇。 自然にもとる母親  シャーロット・パーキンズ・ギルマン 幻の三人目  エレン・グラスゴー 十七の音節(シラブル)  ヒサエ・ヤマモト 善良な田舎の人たち  フラナリー・オコナー 私はここに立ってアイロンを掛け  ティリー・オルセン 暮れがた  エリザベス・スペンサー シャイロー  ボビー・アン・メイスン ママ  ドロシー・アリスン ダーシー夫人と青い眼の見知らぬ男  リー・スミス 解説  利根川真紀 参考文献 自然にもとる母親  シャーロット・パーキンズ・ギルマン 幻の三人目  エレン・グラスゴー 十七の音節(シラブル)  ヒサエ・ヤマモト 善良な田舎の人たち  フラナリー・オコナー 私はここに立ってアイロンを掛け  ティリー・オルセン 暮れがた  エリザベス・スペンサー シャイロー  ボビー・アン・メイスン ママ  ドロシー・アリスン ダーシー夫人と青い眼の見知らぬ男  リー・スミス 解説  利根川真紀 参考文献

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