2025年1月発売
「ワンパン祭りといきますか」猫も杓子も見せしめ、鉄拳、一網打尽!?無気力鬼畜青年が仲間と行く、のんびりざまぁトラベルファンタジー第三弾!書き下ろし番外編、巻末収録!コミカライズ企画進行中!
領地視察でも大人気!?花【恋】より団子【ワクワク】なお転婆令嬢が世界を動かす(?)無自覚愛されファンタジー、第七弾!シリーズ大重版!書き下ろし巻末収録!
シリーズ累計145万部突破!(電子書籍含む)奥州平定戦、開幕!絶好調の戦国サバイバル小説、最新第17巻!書き下ろし外伝×2本収録!コミックス11巻も好評発売中!
「お姉ちゃん、殴っていいですか?」不憫な少女が一途な努力で聖騎士【ヒロイン】の座へ駆け上がる、シナリオ逆転ファンタジー!書き下ろし番外編、巻末収録!
シリーズ累計部数50万部突破!(電子書籍を含む)「一緒に見つめよう二人の未来【しあわせ】を!」兄が妹の破滅回避に挑む、フルラブ・ファンタジー第9巻!コミックス1〜5巻好評発売中!(秋田書店より)
「ダンジョン攻略【それ】って、私の仕事ですか……⁉」定時に帰れない“あなた”におくる、トラブル引き寄せ受付嬢のお仕事奮闘記第二弾!書き下ろし番外編4本巻末収録!
「私の隣に座ったら?」シャイな理系男子が言葉を武器に暗躍する、マジカルファンタジー第2弾!書き下ろし番外編2本収録!
京人は四季折々、鴨川に遊んだ。 それは深い情愛と冷酷さを併せ持った気まぐれな美女(鴨川)とその美女に魅せられた男(京人)に似た間柄と言えるかもしれない。そう言えるのは鴨川が『神宿る川』『祓の川』『流葬の川』『物流の川』『暴れ川』であり、『下層民の終着地』『戦場』『処刑場』『民衆芸能発祥地』『行楽地』等々であるからだ。 平安時代から江戸時代まで、時の権力者と鴨河原人の関係を描きだした短編連作集。
「お前のためを思って言っている」「お前は黙って従っていればいいんだ」「誰のおかげで食ってこられたと思ってるんだ」 これ、うちのことじゃんーー全国の書店員さん騒然! 郊外の住宅地に住む五十代の専業主婦、新井妙子。 ある日、隣の家で殺人事件が起きる。被害者の隣人が著名な大学教授だったこと、一人息子がいたことを、妙子は事件を通じて初めて知る。 平穏そうに見えた隣家で何が起きていたのかーー事件はやがて、妙子自身の家庭の闇をあぶり出していく。 『誰かがこの町で』で「同調圧力」を、『シャドウワーク』で「DV」を描いた異色のサスペンス作家、今回のテーマは、この国に根深く残る「家父長制」! 第一章 事件 第二章 波紋 第三章 拡散 第四章 事故 終章 そして氾濫が
神山藩が舞台の『高瀬庄左衛門御留書』『黛家の兄弟』『霜月記』に連なる最新作。 国を棄てるかもしれぬ。 だが俺が知らぬ顔したら、義妹は死ぬ。 武士の理にあらがった二人の逃避行を描く表題作を含む、 四季薫る神山の原風景と、そこに生きる人々の気品が漂う作品集。 山本周五郎賞作家が織りなす、色とりどりの神山のすがた。 「半夏生」 国の堤を支える父と弟。彼らの背中は清く大きかった。 「江戸紫」 藩主の病が招く騒擾を防ぐ妙案はいかに。 「華の面」 能を通じて思い知る、同い年の藩主の覚悟。 「白い檻」 神山の厳冬。流刑先での斬り合いに漂う哀愁。 「柳しぐれ」 町を駆ける盗人の、一世一代の大仕事。 「雫峠」 神山を出ると決めた、二人の間に芽生えた思い。 〜「神山藩シリーズ」とは〜 架空の藩「神山藩」を舞台とした砂原浩太朗の時代小説シリーズ。それぞれ主人公も年代も違うので続き物ではないが、統一された世界観で物語が紡がれる。
2024年元日、能登半島を襲った大地震によって多くの人が傷つけられました。 残念ながら、小説を読むだけでは暖を取ることも、おなかを満たすこともできません。 ですが、いつか、魂を励まし、心に寄り添える力が物語には宿っていると信じています。 さて、奥能登地域の農家では、古くから稲作を守る“田の神様”を祀り、感謝をささげる「あえのこと」という儀礼が行われてきました。 「あえ=おもてなし」、「こと=祭り」をあらわします。 物語によるおもてなし「あえのがたり」のために集まったのは、今、もっとも新作を待たれている10人の小説家。 10人の作家による、1万字のおもてなし。 ぜひご堪能ください。
12人が毒殺された帝銀事件、実行犯の告白 昭和23年、12人が毒殺された「帝銀事件」。 実行犯が告白する驚愕の真実! 亡くなった祖母の遺品整理のため訪れた父の実家で、穂月沙里は近所の古書店主から「穂月広四郎記」と題された奇妙な手帳を預かった。祖母から、沙里が来たら渡すよういわれていたらしい。 店主の話によると、祖母はその店で、昭和23年に帝国銀行椎名町支店で発生したいわゆる「テイギンジケン」関連の資料を多く購入していたという。 謎の手帳には、地元の石井という有名人が創設した部隊に入るため満州に渡った広四郎なる人物の、壮絶な体験が記されていて……。 「昭和100年」となる2025年、戦後最大のミステリーとされる未解決事件に挑む。 実行犯は? 真犯人は? 果たして冤罪か? 遠い過去の出来事が「今」につながる驚くべき結末とは? 衝撃のサスペンス! 【編集担当からのおすすめ情報】 「昭和の大事件をもう一度、鳴海さんの史観から小説にしてみませんか」 最初にそんなお願いをしたと思う。おそらく2022年の年末くらいだったと記憶している。 鳴海さんは「どんなものが読みたいんだい?」とおっしゃって、快く引き受けてくださった。 作家と編集者の関係は、特殊である。作家は自分が書きたいものだけを書くと言う場合もあるが、担当編集者とのやり取りの中で、編集者の想いをくみ取って作品化していただけることがままあるのだ。そして、このようなやり取りの中から本作品はスタートした。 まず「昭和の大事件」は比較的早い段階で「帝銀事件」にしようということでまとまった。 その後鳴海さんは、帝銀事件関連はもとより、石井部隊、登戸研究所から満州開拓の歴史に至るまで数十冊に及ぶ書籍資料と膨大な時間の映像資料と格闘し、最初の原稿をいただいたのが2023年の4月であった。 そこから1年以上の歳月をかけて改稿を重ね、本作品は上梓された。 昭和100年という記念すべき年に、戦後最大のミステリーとされる大事件を、新しい視座から描いた本作品をぜひ楽しんでいただきたいと思います。
伊坂幸太郎デビュー25周年記念書き下ろし作品。 長さは短編、物語は壮大、読みごたえは大長編 人はどんなものにも物語(ストーリー)があると思い込む。 きっとあなたもそのひとり。 大規模停電、強毒性ウィルスの蔓延、飛行機墜落事故などが立て続けに発生し、世界は急速に混乱に陥った。 これらすべての原因は謎の人工知能『天軸』の暴走と考えられた。 五十九彦(ごじゅくひこ)、三瑚嬢(さんごじょう)、蝶八隗(ちょうはっかい)の選ばれし3人は、人工知能の開発者が残したという巨大な樹の絵画『楽園』を手掛かりに、暴走する『天軸』の所在を探る。 旅路の果てには、誰も想像できない結末が待ち受ける。 書き下ろしの短編小説を、気鋭のアーティスト、 井出静佳の装画・挿絵とともに味わう「伊坂幸太郎史上最も美しい1冊」。
コロナウィルス感染拡大のなか、小説家のヤマネは、『実践講座・身近な場所を表現する/地図と映像を手がかりに』という講座を担当することになる。 PCを通して語られるそれぞれの記憶、忘れられない風景、そこから生まれる言葉……。 PC越しに誰かの記憶が、別の新たな記憶を呼び覚まし、積み重なってゆく。 人と人とのあらたなつながりを描く長篇小説。 読売新聞連載、待望の単行本化。
田中小実昌 生誕100年記念刊行 『ポロポロ』から『アメン父』へーー。 幼少期、従軍、復員ののち東大哲学科入学。 米軍基地のアルバイトで暮らし、翻訳家、小説家となって後も、コミさんは哲学に関心を持ち続けた。 映画館への途中で、バスの旅で。カバンに忍ばせた文庫本に、文句と注釈をつけながらも読み続ける。 そんな日々が、いつしか「小説」となる……。 「哲学」「宗教」「小説」の三位一体のかんけいの謎を追究し、著者晩年の代表的シリーズとなった「哲学小説」を初集成(全三巻)。 第1巻は『カント節』『モナドは窓がない』。 巻末に対談を付す。 (刊行予定) 2025年1月 第2巻(『なやまない』『ないものの存在』) *第1巻と同時刊行 2025年3月 第3巻(単行本未収録短篇集)
田中小実昌 生誕100年記念刊行 『ポロポロ』から『アメン父』へーー。 幼少期、従軍、復員ののち東大哲学科入学。 米軍基地のアルバイトで暮らし、翻訳家、小説家となって後も、コミさんは哲学に関心を持ち続けた。 映画館への途中で、バスの旅で。カバンに忍ばせた文庫本に、文句と注釈をつけながらも読み続ける。 そんな日々が、いつしか「小説」となる……。 「哲学」「宗教」「小説」の三位一体のかんけいの謎を追究し、著者晩年の代表的シリーズとなった「哲学小説」を初集成(全三巻)。 第2巻は『なやまない』『ないものの存在』。 巻末に関連対談を付す。 (刊行予定) 2025年1月 第1巻(『カント節』『モナドは窓がない』) *第2巻と同時刊行 2025年3月 第3巻(単行本未収録短篇集)
下級騎士のベルベットの家に、10年前、貧しさから侯爵家に養子に出した妹が王子から婚約破棄されて帰ってきた。妹を想い侯爵家へ返したいベルベットだが妹には何か目的があるようで……姉妹愛が世界を救うハートフル異世界ファンタジー登場。書き下ろし短篇付
二十一世紀半ばに文明は滅んだ。山奥の僻村イリス沢に生き残った少数の人々は原始的な農耕と苛酷な封建制の下で命を繋いでいる。そんな時代でも、少女たちは《イリス漫画同好会》を結成して青春を謳歌していた。文明の放課後を描くポストアポカリプス部活SF。
男性が死の間際に「御羊」に変身する一族に仕える「わたくし」はその肉を捌き血族に食べさせることを生業とするアンドロイド。ついに大旦那が御羊になったある日、「わたくし」は儀式の準備を進めるが、一族の者たちは「御羊」に対して複雑な思いを抱いていた