ラノベむすび | 著者 : 三上延

著者 : 三上延

神様の本神様の本

現存する最古の日本語訳聖書を追い、その謎を紐解く古書店の女店主・栞子(三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」)、「ゴッド オブ 、神様 団子」と言い残して倒れた青年と、あるミステリー作家(似鳥航一「下町和菓子 栗丸堂」)、パパ活中の女子大生と『人間失格』(紅玉いづき「カミサマは待ちぼうけ」)、落ちぶれた元人気作家が「本の神様」に導かれ、宮沢賢治の物語世界に迷い込み……(「深夜0時の司書見習い」)、天国にある出版社が聖書の矛盾を修正すべく神の監修のもと奔走(杉井光「ハレルヤ出版編集部」)、光源氏の最期を記したといわれる『源氏物語』幻の帖「雲隠」を求め、神と御用人の良彦が大奔走!(浅葉なつ「神様の御用人」) 温かくほろりと泣けて、時にユーモラスで大胆。豪華執筆陣が「神×本」というテーマで紡ぐ、珠玉の6編。心満たされる至福のアンソロジー。 【参加作家一覧】 三上 延/似鳥航一/紅玉いづき/近江泉美/杉井光/浅葉なつ 「ビブリア古書堂の事件手帖〜約翰福音之傳〜」三上 延 「下町和菓子 栗丸堂〜神様団子〜」似鳥航一 「カミサマは待ちぼうけ」紅玉いづき 「深夜0時の司書見習い〜注文の多い図書館〜」近江泉美 「ハレルヤ出版編集部」杉井 光 「神様の御用人〜雲隠〜」浅葉なつ

ビブリア古書堂の事件手帖III 〜扉子と虚ろな夢〜(3)ビブリア古書堂の事件手帖III 〜扉子と虚ろな夢〜(3)

著者

三上延

出版社

KADOKAWA

発売日

2022年3月25日 発売

ジャンル

春の霧雨が音もなく降り注ぐ北鎌倉。古書に纏わる特別な相談を請け負うビブリアに、新たな依頼人の姿があった。  ある古書店の跡取り息子の死により遺された約千冊の蔵書。高校生になる少年が相続するはずだった形見の本を、古書店の主でもある彼の祖父は、あろうことか全て売り払おうとしているという。  なぜーー不可解さを抱えながら、ビブリアも出店する即売会場で説得を試みる店主たち。そして、偶然依頼を耳にした店主の娘も、静かに謎へと近づいていくーー。   ◆目次◆ プロローグ・五日前 初日・映画パンフレット『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』  間章一・五日前 二日目・樋口一葉『通俗書簡文』  間章二・半年前 最終日・夢野久作『ドグラ・マグラ』  エピローグ・一ヶ月後 プロローグ・五日前 初日・映画パンフレット『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』  間章一・五日前 二日目・樋口一葉『通俗書簡文』  間章二・半年前 最終日・夢野久作『ドグラ・マグラ』  エピローグ・一ヶ月後

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