出版社 : 小学館
文明が停止した夜。二人だけの任務が始まる 2025年。 人類観測史上最大規模の太陽フレアが発生、突然の磁気嵐が地球を襲った。 その影響で起こった大規模停電により、日本は通信、インフラがストップする異常事態に陥る。 その日、東京・渋谷で偶然初恋の女性・水星と再会した元自衛官の陸は、水星の妹・金星から大規模停電の理由と、「ある事実」を知らされる。 文明が停止し、パニックに陥る東京ーーそんな状況下で、かつての想い人の命と、東京に危機が迫っていた。 自身の姉の命の為にもじっとはしていられない金星と、自らできることは何があるのか迷う陸。 情報、交通手段、手助けなし。 出会ったばかりの金星と陸、たった二人の任務が始まった。
檸檬の退部危機に、温水はーー? 先輩たちが卒業していく、春。 焼塩がこっそりと俺に耳打ちする。 「ぬっくん。あたしとデートしよっか」 ……まさか、自分の高校生活にそんなイベントが起こるとは。 竹島水族館での初デート、やっかい娘たちとの攻防。 けど、そのときの俺は分かっていなかった。焼塩の抱えるもの、心の揺らぎ。 そしてまさか、彼女との“退部をかけた”100m一本勝負が待ち受けているなんてーー。 大人気負け確ラブコメ、第6弾。--こんがり娘が運ぶ、春の嵐。
ヤンデ令嬢はお好きですか? 無事、恋人として認められたグレイとアリシア。 停学処分を受けていた学院への復帰も決まり、楽しいスクールライフが始まる! と思いきや、ヤンデ令嬢・マインが同じクラスに!? マインはどうやらアリシアを溺愛している様子。 しかも、他のクラスメイトを彼女が退学に追いやってしまい、再び停学の危機に。 グレイとの婚約を認めさせるため、学院を卒業すると父と約束したアリシアは、窮地に追い込まれる。停学を阻止するには、新しくクラスメイトを集めるしかない! けれど、一緒に行動するマインが暴走気味で・・・・・・? ハプニング大爆発の異世界ラブコメディ第二弾!
「魔術」により世界を統べんとする「帝国」。「天使術」により世を治めんとする「教国」。両国は、世界に10人しかいない「聖女」をめぐり暗闘を繰り広げていた。「聖女」とは超常の力で奇跡を起こす存在。その「聖女」を敵国に先駆け獲得できるか否かが国家の命運を決める。「帝国」最強の「魔術師」にして“死神”の異名を持つ暗殺者の少女・メアリは使命を告げられる。「教国の全寮制女子学園に潜入し、そこに匿われる一人の聖女を暗殺せよ」。“死神”と「聖女」が出会い、残酷な運命に翻弄される少女たちの物語が幕を開ける。
俺はこの夏、小学生を猫として飼う。 どこにでもいる男子高校生・夏目幸路は、この夏休み、小学五年生の女の子を「猫として」飼っている。 ーーなぜ? それは、当の小学五年生女子(※ネコミミコスプレ中)である雪見文香が〈未来のニュースを視る〉能力を発現していて……その予知によれば、俺の家で「飼い猫」としてふるまわないと、夏休みの終わりに連続殺人犯に殺されてしまうからだ。 トラウマサヴァン、過去の痛みと引き換えに能力を得てしまった少女たち。雪見の能力は本物で、だから俺は小学生女子をペットとしてちゃんとかわいがる。 もちろん、ずっとそうもしてられない。 雪見の死の運命を打ち破り、俺が警察に通報されて社会的に死んじゃいそうなこの状態から脱出するためには、かつて「能力」を発現させ、連続殺人犯から逃れたツンチョロ発情火炎美少女・京野月子とともに、巷を騒がせる『真夏の小学生チョコレート連続殺人事件』を解決するしかない。 だが、調査を続ける俺たちの前には次々とややこしい事件が飛び込んできてーー猫の目のように変わる状況の中で、俺たちが生き残れるルートはあるのか? 夏の終わりに待つ死を回避するために猫になった予知能力少女と駆ける、サマー×ラブ×サスペンス。 【編集担当からのおすすめ情報】 『このライトノベルがすごい!2023』総合新作3位『わたし、二番目の彼女でいいから。』の西条陽が放つ、常識を超えた青春異能サスペンス! 次々と発生する事件に翻弄されながら、異能少女たちが巻き起こす「少女事案」を目撃せよ!
やあ諸君、久原京四郎だ。これより本作のあらすじを説明する。あれだ、やばい学園を舞台に危ない事件が起きて、綺麗どころの女子が出てきて、色々爆発して、ピンチっぽい時もあるけど、実は世界中で活躍する最強かつ万能の傭兵こと俺が活躍してなんとかなる話です。なに?もっと具体的に説明しろ?えっと…あと女子が攫われたり時々ちょっとエモかったり…まあ、アクションもののストーリーって基本そんな感じじゃん。ほら、なんだかんだ言ってみんな好きだろそういうの。俺は大好き。というか内容が知りたければ本作を読
もっと男っぽくなりたい僕・森崎衛。DVぎみの姉の凛は、僕に女装させて写真を撮り「可愛い。愛してる」とか言う。昔の失恋相手の瑞希は、謎に身体を寄せてくる。そんな僕の前に、従姉の京子がアイドルの仕事を辞めて東京から帰ってきて突然「つきあおう」って!?結果、凛、瑞希、そして桂花(京子の元アイドル仲間!)というトラップもかわして、めでたく京子とつきあっている僕(ばあちゃん家で「となり部屋同棲」状態)。なんと、今度のお盆にふたりきりで温泉一泊旅行に行くことに!とうとう「次の段階」…なのか!?
前代未聞の変態ギフト“淫魔”を授かり、幼馴染みのアリシアと旅を続けるエリオ。新スキル“ヤリ部屋生成”でアリシアや屈強な女傑たちと仲良し(隠語)しまくりながらレベルアップをしていく彼は、ダンジョン都市サンクリッドで獣人ソフィアと出会う。彼女の闇が街を呑み込むとき、エリオの淫魔力は更なる高まりを見せ…?男根変身、分離男根、そして、「-男根領域、展開」淫猥なる無双英雄譚、第3幕。-きみは、男根の無限の可能性を見る。
異世界エルフ・河合アリエルの秘密と悪徳 瀬戸内海に浮かぶ謎の孤島『耳島』から帰還した忍たちの関係には、小さくない変化が生じていた。 土壇場で何もできなかった御原環は、己の無力さに挫けかけながらも、アリエルの秘密すら利用して、忍への慕情を届かせんと奮闘する。 アリエルを見殺しにしてでも忍を救いたかった一ノ瀬由奈は、ついに己の心と向き合い、深い絶望にその身を沈める。 ぶつかり合う想いの中心で、何も知らないまま、知らされないままに立ち尽くす、我らが福祉生活課支援第一係長、中田忍。 そして不可侵の秘密を抱え、超越的に暗躍する異世界エルフ、河合アリエル。 平穏を護る欺瞞のヴェールが暴かれたとき、閉じられた優しい世界に、終演の舞台風が吹く。 異界の笛の音に秋鹿が踊る、急転直下の第7巻。 葛藤は、小さな瞬きに呑まれて消える。
佐藤さんの発言が恋の導火線に火をつける? それは、あのクリスマス・イブの出来事ーー。 佐藤さんと押尾君が嬉し恥ずかしのクリスマスデートをしていた、その裏で…… 「……は? えええええぇぇぇーーっ!?」 佐藤さんの親友・円花の目前では衝撃の事態が進行していた。 ーー緑川高校、事故により校舎倒壊! そんな事件の影響で、円花含めた緑川高校の生徒は、年明けから佐藤さんたちが通う桜庭高校に身を寄せることに。 そのせいで、今まで誰も訂正しなかった「勘違い」が白日の下にさらされる。 「蓮君と円花ちゃん、付き合ってるんです」 佐藤さんの爆弾発言をきっかけに、突然注目の的になってしまう円花と蓮。 そこで蓮は強引に円花をおうちデートという名の作戦会議に拉致! 周囲の干渉を回避するために円花に偽装交際を提案するがーー 「蓮君と円花ちゃんって、ホントーにお似合いのカップルだね!」 そんな偽装で、ぐいぐい来る佐藤さん@冬休みデビューで絶好調を回避できるのか!? 絶対に(付き合ってないと)バレてはいけないダブルデート、開幕! みんながひそかに気になっていた「もう一つの恋の話」がついに動き出す。 糖度120%の甘々青春ラブコメ、今回は甘々倍増で糖度200%超え!
創造神に最も近い女神降臨ーー究極の戦い! アイドル女神リィライザの凄まじき神略を、絆の力で退けた照魔とエルヴィナ。 だが激戦で力を使い果たした二人の元へ、邪悪女神ディスティム、クリスロード、プリマビウスの三女神が一挙に降臨。最強の六枚翼女神三人を相手に、照魔たちは絶体絶命の危機に陥る。 そんな混沌を極める戦場へ突如、謎の美少女科学者トゥアールが介入。別世界から来たというトゥアールは、かつて照魔たちの世界を襲った厄災の真実を語る。敵性女神以外にも、人間に災いをもたらす脅威があること。人の心の輝きを喰らう、恐るべき怪人の存在を……。 一方、世界をわたり人間界を侵略する怪人の存在を知った天界の邪悪女神たちは、今回の女神大戦が何者かによって仕組まれたものではないのかと訝しむ。 天界の謎を探ろうとする同胞たちを余所に、ディスティムは人間界への攻撃的神略を開始。しかしただ戦いを求める女神と思われていたディスティムには、恐るべき秘密が隠されていた。自らを創造神に最も近いと断じる、彼女が求める世界とは……? 照魔とエルヴィナは心を繋ぎ、かつてない力の女神と究極の戦いに臨む!! 全てが結ばれ、全てが繋がるーー新世代の女神バトル・第四弾!!
かくして林檎は奪われたー。惨劇に終わった式典を明けて、中央連盟の面々を襲ったのは、第二の衝撃。シュテルン家当主脅迫事件を受けて、ロロ・リングボルド率いる第一指揮が大規模掃討戦に向けて動き出す。その裏で独自に行動を開始するのは、第七指揮の粛清官たちだった。一堂に会するは、完璧を目指す者。贖罪する者。弾劾される者。義を貫く者。過去に眠る者。復讐者と、殉教者。そして夢に堕ちた星を掬い上げる、当代の夜。たったいちどだけ許された後夜祭に、最後の炎が灯されるー砂塵教襲撃編、後編。
“連合軍”と“魔王軍”との長い戦いは果てなく続き、人類は鉄と火を主力とした軍隊と『勇者』『魔導具』といったいまや希少な神秘の力に頼り、戦い続けていた。軍部は戦況を打破するため、過去の遺物『魔導書』の兵器転用を図り始めるがーそこに、ただひとり、抗う女がいた。それは軍基地図書館の『魔導司書』の任を受けた女。本を愛し、愛しすぎたがゆえに職を失い、まんまと戦場まで連れてこられてしまった女。筋金入りの、司書ーカリア=アレクサンドル。本を愛する司書の誇りが、戦争という現実に抗い始める。
チンピラお嬢様、爆誕ですわ! 「はぁ、今日も視聴者0、登録者3……。向いてないのかしら、わたくし……」 ドレス姿でダンジョン攻略するお嬢様系配信者、山田カリン(16)。 しかし動画は伸びず、一年たっても底辺をさまよっている。 そんなある日、カリンはダンジョン下層で妙な男を発見する。 「そんじゃいまから爆破すっからな〜」 その手には国が禁じる危険物質がーー 「なにやってんだてめぇオラアアアアアアア!」 「ぐはぁぁぁっ!?」 迷惑系配信者をボコったカリンは、チンピラお嬢様として人気に火が付いて……!? おハーブすぎるダンジョン無双バズ、開幕ですわ!
晩年、裏社会の支配者として君臨した男、レオ・F・ブラッド。彼の人生は、絞首台の上で終わりを告げたーはずだった。意識を取り戻すと、その目に映ったのは見知らぬ町、見知らぬ人々。そして、見知らぬ自分の姿。かつて裏社会を統べた男は、何の権力も持たない唯の少年へと生まれ変わっていた。だが、揺らめくような野心の炎だけは、未だその胸を熱く焦がしている。異世界のスラム街にて二度目の生を受けたレオは、仲間を集め、再び世界を手中に収めることを決意する。生前では取りこぼした、あるモノを手に入れるためにー。第17回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。
獣人事件の収束から1年。砂塵渦巻くこの街で、ふたたび騒乱が起ころうとしていた。謎に包まれた連続食人事件の勃発。時を同じくして延期開催される偉大都市の150周年記念式典。熱気に包まれる舞台を見下ろすは、市民、粛清官、円卓の盟主たち。そして、たったひとりの星の夜。祝宴の終幕を飾るは、この街の“歌姫”ノエル・シュテルンのステージ。その背後に蠢くは、宗教徒たちの黒い影。「-楽園殺し。ああそれも、貴女の望みであるならば…」熱狂と陰謀が交錯する今宵、偉大都市史上最大の祭(フェス)が幕を開ける。
山瀬冬、大学一年生、童貞。四国は香川の高松から上京してきた俺は、新生活が始まった今も悩みを抱えていた。「皆瀬に、どうやって告白すればいいんだろう?」俺は、同じサークルの皆瀬糸が気になっている。別に、一目惚れというわけではない。むしろ初対面の頃は、目立たない子とさえ思っていた。けれど、その微妙にずれた感性や、やけに綺麗な所作が新鮮で、気づけば彼女を目で追うようになっていた。俺は、皆瀬糸に恋い焦がれてしまったのだ。-これは、糸と出会い、付き合い、青春を紡ぐ物語。そして、恋人であることを諦める物語。
その乙女、化物を喰らうさだめーー これが応募総数1469作品の頂点。 第17回小学館ライトノベル大賞《大賞》受賞作! 獄門家ーー地獄より現れた血族。怪異ひしめく古都・京都を根城とする彼らは、呪術を操る胡乱な者どもはもとより、化物にすら畏怖されていた。 そんな凶家の末裔たる乙女ーー獄門撫子は、化物を喰らうさだめの娘。 荼毘の炎から取りあげられた、このうえなくうつくしくーーこのうえなく、忌まわしい娘。 しかし…… 「撫子か。なるほど、その名の通り可憐だな。」 このうえなく奇妙で、胡乱で、美しい女ーー無花果アマナ。 自らを恐れもせずに笑う彼女との出逢いが、撫子を変えていく。 花天井に潜むもの。箱詰される人身御供。学園にあざなえる呪い。人を幻惑するけもの。かたちなき化物。 次々と怪異に挑むうち、二人はやがて目を背けていた己そのものと対峙する。 「あなたさえいなければ、わたしは鬼でいられたのに。」 鬼の身体にヒトの心を宿す少女と、ヒトの身に異形の魂を抱える女。 二人のつむぐ縁が、血の物語の封を切る。 TYPE-MOON武内崇氏も認めた、おそろしくもうつくしき、少女鬼譚。 【編集担当からのおすすめ情報】 第17回小学館ライトノベル大賞で「大賞」に輝いたのは、TYPE-MOON武内崇氏も認める、超王道の現代伝奇! 独特の「理」のある世界観に引き込まれる伝奇アクションはもとより、強くてややこしい美少女と胡散臭くていい女の主人公コンビが交わす、絶妙に「刺さる」やりとりに要!注目です。
育英生選抜試験を無事突破した、成と伊那。ここからは、日本トップクラスの強者達との戦いだ。特に警戒すべきは“BIG・7”と呼ばれる上位7名の時代の寵児たち。緊張をあらわにする二人だが、目の前に突如奇抜な格好の少女が現れる。「いつでもハッピー“アクマちゃん”でーす!」試験を最下位から6位まで押し上げ突破した、ダークホース・唯村阿久麻。さらに立ちはだかるは、自己株『1兆円』の1位通過者、現経済界の“帝王”九十九弥彦。成と九十九には、なにやら因縁があるようで…。“世界権競争”本戦が今、幕を開ける!
姉を殺した七人への復讐に少女は命を捧げた 四方を山に囲まれた田舎町、阿加田町。 この町の高校に通う中川栞は、いじめを受けて不登校になっていた。 ある日、栞の家に同居人として佐藤冥がやって来る。 誰にも心を開かない冥は、この町へ来た目的を栞だけに告げた。 「姉を死に追いやった七人の人間を皆殺しにしてやりたいの」 三年前、冥の姉・明里は、この町で凄惨ないじめに遭い自ら命を絶っていた。 その復讐のために、冥はここへ戻ってきたのだ。 冥は阿加田神社に伝わる血塗られた祭儀『オカカシツツミ』を行い、巨大な蛇の神『オカカシサマ』を自らの身に宿らせることで、七人の人間を殺していく計画を立てていた。 夏至の夜、冥は儀式を成功させる。 それから一日に一人ずつ、冥は神様の力を借りて、栞と共に姉の死に関わった人間を殺していく。 復讐と逃避行の日々の中、いつしか二人は互いに恋愛感情を持つようになる。 だが冥は栞に、一つの隠し事をしていた。それは『オカカシツツミ』を行った人間は、最後には自らの魂を神様に捧げなければならない、つまりは〈冥の死〉が避けられないことを。 「ジャンプ+」でも人気爆発中の、今一番キテる作家が送る、残酷青春ラブロマンス!!