出版社 : SBクリエイティブ
「プロ棋士になります」就位式でそう宣言したあいは、女流枠で出場した公式戦でプロを相手に連勝を続ける。しかし勝てば勝つほど周囲から人は離れていき…。一方、世界最強のスーパーコンピューターが計算した百年後の将棋を目にし、八一は絶望する。それでも未来の将棋に立ち向かう八一に明かされる、もう一つの秘密。それはー「…久しぶり。銀子ちゃん」激闘に次ぐ激闘!悲しき運命に直面した時、人はそれを受け容れるのか、それとも乗り越えるのか!?未来に挑む棋士の姿を描く17巻!!「運命よ、そこをどけーこの飛車が通る!!」
後に『死の七日間』と呼ばれる、オラリオ最大の悪夢が訪れるー。闇派閥による大攻勢にさらされた迷宮都市。街を支配した『巨悪』に抗う冒険者たちだったが、悪辣な計略、終わりのない襲撃、更には守るべき存在である民衆にも非難され、次第に消耗していく。知己を失い、自らの正義が揺らぎつつあるリューも同じだった。そして、そこへ畳みかけられる『邪悪』からの問い。「リオン、お前の『正義』とは?」崩れ落ちる妖精の少女は、黄昏の空の下で選択を迫られる。これは暗黒期を駆け抜けた、正義の眷族たちの星々の記憶ー。
「この世の美女は全部俺のものにするからだ」事故で命を落とし、女神アマテラスによって織田信長となった翔。百万人の女を抱くという目標を掲げ、妖刀・へし切長谷部を片手に敵を屠り、美女を抱きまくっていた。ある日、敵に寝返った家臣を討つ合戦の最中に盗賊たちが現れ、取引を持ち掛けられる。「竹千代を売りにきた」という盗賊たちを不審に思った翔は、スマホのスキルで彼等のリーダーが女であることを見抜き、さらに彼女の頭上に本名が浮かび上がってー!?「お前が明智光秀かよ!?」信長に成り代わった翔がひたすら美女を抱きまくる、戦国無双ストーリー第二弾、開幕!!
史上初の地竜乗りの騎士として、新たに混成部隊を創立したフェリド。しかし部隊とは名ばかりで、人員はフェリドとウィンディの二名のみのため、新たな人材を探していた。ある日、“落ちこぼれ”と呼ばれている第二王女のレミリーと出会う。鈍くさく実技はダメダメな彼女だが、驚異的な集中力を見抜いたフェリドは部隊にスカウトする。女性として魅力的なレミリーにウィンディが決闘を挑むトラブルもありつつ、三人は徐々に絆を深めていく。その裏では帝国への進軍が決定し、混成部隊も作戦に参加することに。熾烈を極める戦場の中、レミリーは秘めた才能を開花させー大空を舞う爽快学園ファンタジー、第2弾!
「藤枝君は変わらないものってあると思う?」図書館での出会いから半年ー。友人とも恋人ともつかない微妙な関係のまま放課後の図書館での日常を続けていた蒼と咲良。しかし、咲良が再び音楽の道を歩きはじめたことで、2人の関係には小さな、けれど決定的な変化が訪れようとしていた。文化祭、修学旅行、そしてクリスマス。刻々と季節が移りゆくなか、蒼はひとつの選択をするー。「僕は、変わらなくていいとは思ってない」「…どうして?」2人なら、歩ける。2人だから、進める。これは、最高にピュアな青春ボーイミーツガール。
これは、少年が迷宮都市を訪れる約七年前ー“最悪”とも呼ばれた時代の物語。正義を司る女神アストレアのもと、自らの信じられる『正義』を探していたリュー・リオン。迷宮都市の暗黒期にあって常に明るさを失わない団長アリーゼや仲間に導かれ、未熟ながら己の信念を育みつつあった。そこに現れた一柱の男神。「『正義』って、なに?」そして始まるは闇派閥との大抗争。しかしそれは、迷宮都市の崩壊を目論む『邪悪』の胎動そのものだった。これは暗黒期を駆け抜けた、正義の眷族たちの星々の記憶ー。
「あなた達の次なる使命は、楽しい巣ごもり生活の発信よ!」感染症の急拡大に伴い『緊急事態宣言』発出が決まったある日、夕市と凪咲は、玲より次なるミッションを与えられる。「「でも期間中は家にいないと」」「いてもらうわ…蔵木君の家にね」なんと凪咲が蔵木家に居候し、“緊急事態宣言中の模範的カップル”として理想のお家デートを発信・啓蒙せよと言うのだ。まぁ親も居るし…と受け入れ、幸せな同居生活を楽しむ二人。ところがある日。親が職場で感染、帰れなくなってしまい…!?くっつきたがりなギャルと理想の巣ごもり。恋の三密ラブコメ第2巻!
「あたし、絢と付き合ってるから」鞠佳のカミングアウトは、校内に少なからず波紋を巻き起こしていた。微妙な空気に包まれる中、鞠佳は自身の平和な日常を守るため動き出す。友達や後輩の応援を受け、全てはうまくいくかのように思えた。だが、「なんかいい話風にまとめてるけど、ぜんっぜん意味わかんないなー」状況をひっくり返したのは、玲奈。「-どうして、あんたが」鞠佳を追い込む玲奈は、不可解な条件を一方的に突きつけてくる。果たして鞠佳は自分と絢の楽園を取り戻すことができるのか…!?「ぜんぶ終わったら一発殴らせろ」「いーよ。ただし顔以外ね」超人気ガールズラブコメ第六弾!!
ある日、気付くと魔王城の暮らしとはほど遠い庶民の生活を送っていたケンゴー。ルシ子やアス美いわく、自分たちは魔将などではなく、幼なじみのご近所さん!?何者かに常識を書き換えられた幻惑攻撃の一種だと即座に見破ったケンゴーだったが、魔王扱いされない生活って逆にご褒美なんですけど!庶民生活最高!むしろ一生続いてもいいのにと思いはじめた矢先ーあれ?「お前も幻惑されてないのかよ!?」なぜかベル乃も元の記憶を残していると判明。その意外な理由が明らかになる時、彼女の内面を知り、ケンゴーは自ら魔王になる決意をする。守るべき者のため名君であり続ける最強サクセスストーリー第5弾!!
「諒くん相手に嘘ついてどうするの。ずっと一緒だったのに」ついにやってきた学園祭。学校全体がお祭り気分に包まれるなか、諒のクラスは自主映画の完成を迎えていた。主演を務めた姫奈は演劇部からの依頼で学園祭の演劇で舞台に立つことになり、着実に夢に向かって歩む。そんな姫奈を応援する諒だったが、その傍らで自身が恋愛に対して不器用な原因に触れて…?「後夜祭、グラウンドの中央で待っています」「あのさ…後夜祭なんだけどー」ヒロインたちの想いが爆発し、ついにそれぞれの恋路に変化が訪れる。不器用な恋に進展の気配が近づく、幼馴染との甘い恋物語、第7弾。
それは中学時代の物語。明照がまだ“センパイ”ではなく、彩羽がまだ“友達の妹”ですらなかった頃。「小日向彩羽です。あに、がお世話になってます」明照、乙馬、そしてウザくなかった頃の彩羽による、青臭い友情とほんのり苦い恋愛感情の入り混じる、切ない青春の1ページ。“5階同盟”誕生のカギを握るのは、JCミュージシャン・橘浅黄とーまさかの元カノ(?)音井さん!?「ウチのことを“女”にした責任、取ってくれよなー」塩対応なJC彩羽との予測不可能の過去が待つ!思い出と始まりのいちゃウザ青春ラブコメ第10弾☆
コマリが目覚めると、目の前にいたのはスピカだった。「一緒に星砦を蹴散らすわよ!」いきなりとんでもないことを言い出すスピカ。不倶戴天の敵からの意外な提案に戸惑うコマリだったが、星砦の野望を打ち砕くべく共闘を決意する。コマリと逆さ月の面々が目指すのは、鉱山都市ネオプラス。そこは稀少鉱石が発掘され、一攫千金を狙う輩で賑わっていたが、その陰で星砦が暗躍しているというのだ。発掘される魔力を秘めたマンダラ鉱石に、人々を襲う不気味な「匪獣」。そして世界を破滅に導かんと陰謀を張り巡らせる「星砦」。コマリとスピカの共闘のゆくえはー!?
「あなた、それはキャンプに対する冒涜よ?」自他共に認めるインドア派の俺・黒山香月は渋々来ていた恒例の家族キャンプでとある女子に絡まれる。四海道文香。学校一美人だけど、近寄りがたいことで有名な先輩。-楽しむ努力をしてないのにつまらないと決めつけるのは勿体ない。そう先輩に強引に誘われ、急きょ週末二人でキャンプをすることに!?一緒にテントを設営したり、ご飯を作ったり。自然と近づく先輩との距離。そして、学校では見せない素顔を俺にだけ見せてきてー。週末同じテントで始まる半同棲生活、北海道・小樽で過ごす第一夜。
夏休み明けの学校は、文化祭に向けて少し浮ついた空気が漂ってた。クラスメイトは周と真昼のカップルらしい雰囲気に慣れてきたようで、生暖かく見守られている日常。文化祭では周のクラスはメイド・執事喫茶を実施することになった。“天使様”のメイド服姿に色めき立つクラスメイトを見やりながら、真昼が衆目に晒されることに割り切れない想いを抱える周。一方、真昼は真昼で、周囲と打ち解けて女子の目にも留まるようになった周の姿に、焦燥感をかき立てられつつあった…可愛らしい隣人との、甘くじれったい恋の物語。
「俺の策はあらたな“猛将”を手に入れることだ」アルカナという「タロット」になぞらえた二二人の魔王と、召喚した英雄を従え覇を競い合う騒乱の世界、カルディアス。下剋上を果たすべく反乱を起こした“愚者の魔王”フールは、刺客である源義経を退けあらたな領土を得る。しかし、大きくなった愚者の国を統治するためには兵力が足りない。そこであらたな英雄として剣豪・上杉謙信を従えるため、フールたちは敵国、悪魔の国へと向かう。これは愚者と蔑まれる希代の天才魔王と、負け組英雄たちの異世界改革譚。
「皆さん、うちの可愛いゆーちゃんをよろしくお願いしますね」夏休み早々、神作家・上松勇太は人生の一大イベントを迎えていた。両親公認のお泊まり会である。「…ユータさんに、大人のキス…しちゃいました」「なに普通に抜け駆けしてるのよ!」こうしてアリッサの先制で始まった神作家を巡る戦いは、こうちゃんとみちるも交え、夏コミ、小旅行、プールにお祭りと激化していく。-ところが。ひとり出遅れたはずの由梨恵が、最後にとんでもない形で彼の心を掴んでしまい…!?『小説家になろう』発、“人気声優が最後に勝利する”ラブコメディ!!
「…博道くん。たすけて…」理不尽な大人の脅迫により演劇が出来ないほど傷ついた晴香は、心の拠り所に俺を求める。でも…俺はもう晴香を求めてはいなかった。俺の心にはもう時雨しか居ない。晴香の心が落ち着けば別れ話を切り出そう。迷いは無い。時雨の与えてくれた『猛毒』が俺の心の奥底まで染み込んでいたから。だが俺は心するべきだった。『猛毒』とは身を滅ぼすが故に毒なのだと。毒々しく色づいた徒花が、墜ちる。“不”純愛ラブコメ、最終章ー
夏休み明けの学校は、文化祭に向けて少し浮ついた空気が漂ってた。クラスメイトは周と真昼のカップルらしい雰囲気に慣れてきたようで、生暖かく見守られている日常。文化祭では周のクラスはメイド・執事喫茶を実施することになった。“天使様”のメイド服姿に色めき立つクラスメイトを見やりながら、真昼が衆目に晒されることに割り切れない想いを抱える周。一方、真昼は真昼で、周囲と打ち解けて女子の目にも留まるようになった周の姿に、焦燥感をかきたてられつつあった…可愛らしい隣人との、甘くじれったい恋の物語。