制作・出演 : アーノンクール
制作・出演
KarlHoffinger / アリス・アーノンクール / アンドレア・ビショフ / アーノンクール / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / エーリヒ・ヘーバルト / クリスティアン・アイゼンベルガー / トーマス・フェオドロフ / ニコラウス・アーノンクール / マリア・バーダー=クビツェク / モーツァルト制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アーノンクール / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / エルヴィン・オルトナー / クリスティアン・ゲルハーヘル / ゲーニア・キューマイアー / ゴットフリート・ファン・スヴィーテン / ニコラウス・アーノンクール / ハイドン / ヴェルナー・ギューラ前作「天地創造」の場合と同様、最新にして周到な20年ぶりの再録音。ウィーン響とのダイナミックな旧録音に対峙するように、完成の域に達した古楽器演奏の上に繊細と大胆が構築されるさまには思わず息を呑む。音画の楽しみと芸術的深遠の好バランスだ。★
制作・出演
アーノンクール / ドヴォルザーク / ニコラウス・アーノンクール / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / バイエルン放送響 / ビルギット・レンメルト / ピョートル・ベチャーラ / フランツ・ハヴラータ / ルーバ・オルゴナソーヴァ制作・出演
J.S.バッハ / アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アーノンクール / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / エルヴィン・オルトナー / クリスティーネ・シェーファー / ベルナルダ・フィンク / ヴェルナー・ギューラクリスマスの典雅なイメージを払拭するかのように、謹厳にして生命力に満ちた表現で、バッハの意図をストレートに蘇らせる。映像を含め3度目の録音(ライヴ)はテルデック盤への解説を再掲させたほどに共通項を堅持しつつ、さらなる鮮度と深みの音。★
制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アーノンクール / エルヴィン・オルトナー / シャルロッテ・マルジョーノ / ニコラウス・アーノンクール / ビルギット・レンメルト / ベートーヴェン / ヨーロッパ室内管弦楽団 / ルドルフ・シャシング各国の主要なレコード賞を獲得した全集。従来のベートーヴェンに一石を投じた演奏で、何らかの形で影を落とすことになったレコード史上重要な録音だ。
制作・出演
アントン・シャリンガー / アーノンクール / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / ディアナ・ダムラウ / ニコラウス・アーノンクール / フローリアン・ベッシュ / ミヒャエル・シャーデ / モーツァルト / ルドルフ・シャシング古楽器に完璧にハマっていた時代のアーノンクールによるゼレンカの好演盤。77年ウィーンでの録音。この時点での最先端の古楽器演奏が記録されている。レコードでは盤質の良くなかったこともあり、貧弱に聴こえていた演奏が立派に蘇りそれだけでも喜び。
アーノンクールはいつも興味深い演奏で聴き手を感動、あるいは驚かせてくれるが、今回は普通の演奏で感動させてくれる。歌唱も伴奏もひじょうにすっきりしており、しかもていねいである。ひと言でいえば、垢と贅肉を落とした均質な演奏だ。新スタンダード。
グラーツのスティリアルテ音楽祭でのライヴ録音によるアーノンクールのベートーヴェン全集。オケはヨーロッパ室内o.。基本的にはいつもの勇ましいスタイルで「田園」以外はやっている。この6番と3番が、どうも音楽的に不自然でなじめなかったが、あとの曲は彼の方法論の範囲では成功している。金管・打楽器の強調や、超メリハリも毎度おなじみ。ただしsfの扱いのうまさはあまり例がない。「第9」のテノールソロはブッファっぽくて笑わす。また、どんなエディションを使ったのか疑問を生じる点も少しある。
ホグウッドたちとはあらゆる意味で好対象となるアーノンクールのハイドン。《ザロモン・セット》が、セットになった。イギリスと大陸側の両方の特質を作品にうまく反映させて“両陣営”から高く評価されていたハイドンだけに、こんなにまとめて聴けるのはうれしい。