制作・出演 : エディ・ゴメス
ホワッツ・ニューホワッツ・ニュー
人気ピアノ奏者エヴァンスと、フルートのイメージを覆した野趣あふれるスタイグとの共演盤。ここでのエヴァンスはリリカルなピアニストといったイメージではない熱気あふれるプレイを聴かせる。
ナルディスナルディス
前半4曲がエディ・ゴメスとマーティー・モレルとのトリオ。残り4曲がチャック・イスラエルズとラリー・バンカーとのトリオ。つまり1枚のディスクでふたつのパフォーマンスが楽しめる逸品。エヴァンス・トリオ・ジャズの変遷を再学習するにも有用だ。
ポートレート/木住野佳子 ベスト・セレクションポートレート/木住野佳子 ベスト・セレクション
初のベスト・セレクション盤。本人自身が伸びやかで優雅なタッチの音色に酔いしれ楽しんでいるようで、それがとても聴き心地よい。さらに自作の(1)(6)(9)(10)(13)(14)では力強く大胆なきっぷの良さを際立たせている。そんな贅沢な聴き比べもできるセンスのいい構成である。
トランス・ブルートランス・ブルー
ヒノテル久々の4ビート。大スタンダード8曲に、ヒノテル初期の作品1曲を佐藤允彦のアレンジでつづったバラード集。ストリングスの多用と、唄うドラマー、グラディ・テイトのヴォーカル2曲も素晴らしく、ベテランのバックに乗せてペットが鮮やかに輝く。
オードリーが愛した調べ〜ヘンリー・マンシーニに捧ぐオードリーが愛した調べ〜ヘンリー・マンシーニに捧ぐ
94年6月に死去した映画音楽家ヘンリー・マンシーニの美しいメロディをジョー・ロック(VIB)率いるカルテットが演奏したアルバム。題名やジャケットから一見、軽いおしゃれジャズと見がちだが、このカルテット、90年代の“MJQ”といえるサウンドだ。