制作・出演 : エリック・クラプトン
ライフタイム・ベストライフタイム・ベスト
長いキャリアをバランスよくまとめた2枚組。頑なにブルース・フォームにこだわりながらも、その時その時に影響を受けた個性豊かなアーティストのエッセンスを、彼らしくポップ・ミュージックに仕上げるという、意外な器用さが味わえる(誉め言葉)。
マネー・アンド・シガレッツマネー・アンド・シガレッツ
90年代にクラプトンが果たしためざましい成功の原点でもある80年代の演奏を、デジタル・リマスタリング化。ライ・クーダーら最高峰ギタリストが参加した、聴き応えたっぷりの名盤だ。
ビハインド・ザ・サンビハインド・ザ・サン
フィル・コリンズをプロデューサーに迎えた、85年の通算9作目のアルバム。ネイザン・イーストらとの運命的出会いを果たした80年代の最も重要な作品を、デジタル・リマスタリング化。
24ナイツ24ナイツ
91年の2月から3月にかけてロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで、4セット・チェンジで24日間行なわれたライヴのベスト・テイクを収録した91年発表作品。熱いライヴが堪能できる。
ジャスト・ワン・ナイト〜エリック・クラプトン・ライヴ・アット武道館〜ジャスト・ワン・ナイト〜エリック・クラプトン・ライヴ・アット武道館〜
バックは全員英国人メンバーで来日した武道館公演の模様を収録したライヴ・アルバム。80年発表。レオン・ラッセルのナンバーからサニー・ボーイ、オーティス・レディングなどのカヴァーを収録したゴージャスな作品。
バック・ホームバック・ホーム
ロバート・ジョンソン作品集を挟み4年ぶりとなったオリジナル作。彼流儀のブルースが展開されてるのは言うまでもないが、“愛”を歌う時に感じられる、楽曲・サウンド・歌唱の表情の柔らかさが格別印象的。“帰る場所”を持つ、愛に満たされた60歳の男の今が味わえる。
ミー&Mr.ジョンソンミー&Mr.ジョンソン
94年のNo.1アルバム『フロム・ザ・クレイドル』以来となるブルース・ナンバーのカヴァー集。今回はサザン・ブルースの革新者、ロバート・ジョンソンにこだわった内容で、そのウォーキング・スタイルをはじめ、いつになく揚々とした姿が目に浮かぶ。★