制作・出演 : サム・ジョーンズ
ビバップ〜ハード・バップを牽引したトランペット奏者、ドーハム率いる幻のバンドが残した唯一のスタジオ録音。J.R.モンテローズの参加も魅力。 1. ザ・プロフェット 2. ブルース・エレガンテ 3. DX 4. ドント・エクスプレイン 5. タヒチ組曲 【パーソネル】 ケニー・ドーハム(tp) J.R.モンテローズ(ts) ディック・カッツ(p) サム・ジョーンズ(b) アーサー・エッジヒル(ds) ★1956年4月、ニューヨークにて録音
エリントンとホッジスの名コンビがスペシャル・ユニットを結成し、ブルースをテーマにしたセッションを展開。濃厚なスウィング感に溢れた隠れ名盤。 1. ワバッシュ・ブルース 2. ベイズン・ストリート・ブルース 3. ビール・ストリート・ブルース 4. ウェアリー・ブルース 5. セントルイス・ブルース 6. ラヴレス・ラヴ 7. ロイヤル・ガーデン・ブルース 【パーソネル】 デューク・エリントン(p) ジョニー・ホッジス(as) ハリー・エディソン(tp) レスリー・スパン(g) アル・ホール(b) サム・ジョーンズ(b) ジョー・ジョーンズ(ds) ★1959年2月20&26日、ニューヨークにて録音
ウエスト・コースト系のバピッシュなピアニストが、70年代から再度レコーディングに積極的になり吹き込んだ音源のひとつ。ブルースありモード系ありと飽きのこない作風に仕上がったピアノ・トリオ盤。
トリスターノ派の二人が79年にサル・モスカのスタジオで録音したピアノとサックスのデュエット。後半2曲は77年のカルテットでのライヴ演奏となっている。ピアニストであるモスカの作品は非常に少なく、これは貴重なものと言えるだろう。トリスターノ門下の高弟、マーシュの演奏は「バックグラウンド・ミュージック」のオリジナルが快調でノリが良い。
名手三人による79年の作品。冒頭のチック・コリアの名曲でこのトリオの名人芸とも言うべき見事なプレイがスタート。ウィリアムソンのピアノは耽美的で誠に美しい。彼はもともとクラシックの素養があるわけで“白いパウエル”と呼ばれたころとはかなり味が違うようだ。乗りのよい演奏が気持ちよく楽しめる。
バリトン・サックスなど多くの楽器を器用にこなす、1936年生まれのニック・ブリグノラ。主要作品は本作が吹き込まれた1979年以降が中心で、リーダーとして残っている本作は、クラリネットからフルートまで披露した充実の内容だ。
制作・出演
キャノンボール・アダレイ / サム・ジョーンズ / スタン・リーヴィー / ソニー・クラーク / チャールズ“スペック"ライト / ハワード・ラムジー / フランク・ロソリーノ / ボブ・クーパー1957年東海岸進出前のライトハウスでのセッションを収録。ジューン・クリスティが2曲(「イズント・ジス・ア・ライブリー・ウェイ・トゥ・スペンド・ジ・イブニング?」「ラウンド・ミッドナイト」)歌っている。クラークの魅力は親しみやすさにあると思うがここでもそれは十分。一方、音質にやや難はあるもの未発表のラストは全編凄まじい迫力で非常に興味深い。
発売元
ユニバーサルミュージックブルーノートを代表するアルト奏者の一人、ルー・ドナルドソンのベスト・アルバム。バップに始まり、ファンク色を徐々に深めながら、後にはリー・モーガンにも通じるようなジャズ・ロックの要素も取り込んでいった彼の足跡が辿れる。
制作・出演
アート・デイヴィス / ウェイン・ショーター / エルヴィン・ジョーンズ / サム・ジョーンズ / ティナ・ブルックス / バーナード・マッキニー / フレディ・ハバード / マッコイ・タイナー発売元
ユニバーサルミュージックアルフレッド・ライオンとの出会いから、生まれ持ったトランペッターとしての才能を開花させていったフレディ・ハバード。本セレクションは、そんな彼のサクセス・ストーリーのハイライトとも言える内容となっている。
発売元
ユニバーサルミュージック卓越した作編曲能力、そしてブルーノートを代表するトランペッターへと成長していくドナルド・バード初期の傑作。初期とはいえ、当時多くのミュージシャンに影響を与えた大物ぶりが伺える。
右手に負ったハンデをものともせず、自らのサウンドを確立したジャズ・ピアニスト、ホレス・パーラン。充実作の揃った60年代前半のブルーノート作品の口火を切った一作は、スタンダードが目白押しの万人向けトリオだ。