制作・出演 : シューマン
シューマン:交響曲第1番&第2番シューマン:交響曲第1番&第2番
90年代を代表するベートーヴェンの名演を残したコンビによる演奏。テルデック特有の、やや乾いた録音がこの曲にはややそぐわぬが、演奏は素晴らしい。問題が多いとされるシューマンのスコアに全幅の信頼を寄せる演奏者の姿勢が共感として我々の耳に届く。
シューマン:歌曲集<女の愛と生涯>シューマン:歌曲集<女の愛と生涯>
短い歌曲集に凝縮されたドラマをアーメリングは淡々とした語り口で歌い進める。幾分平坦に感じることもあるが、息のつまるような思い入れの深い歌唱よりは好ましい。幸福な日々を綴る第7曲までは完璧で、彼女の初々しい表現からは安らぎさえ感じられる。
英雄ポロネーズ〜ピアノ名曲集英雄ポロネーズ〜ピアノ名曲集
アイドル系の顔をしています。選曲もお客様第一を考えている。ピアノの響きも美しいし、若さも適当にある。和音に濁りがないのは、打鍵のコントロールのよさとペダリングの適切さでしょう。ちょっと下世話な、しかし下品ではない歌心もあってなかなかよい。