制作・出演 : ショパン
2005年ショパン・コンクールで4位となった関本昌平の第1次予選での演奏。1985年生まれで、桐朋学園とエコール・ノルマルを卒業し、2003年の浜松国際コンクールで第4位となり、コンサート活動を始めている。
2005年のショパン・コンクール4位の、関本昌平による2次予選と本選での演奏を収録。日本での数々のコンクールで受賞し、すでにキャリアを開始している関本の、堂々とした演奏を聴くことができる。
2005年ショパン・コンクールで、関本昌平と並ぶ4位を獲得した山本の1次予選での演奏を収録。桐朋学園卒業後、ワルシャワ、ショパン音楽アカデミーで研鑚を積む。表情豊かなショパンが奏でられている。
2005年ショパン・コンクールで4位となった山本の2次予選と本選の演奏を収録。ワルシャワでパレチニに師事し、個性的で感情豊かに弾き切った。批評家には非常に評判が良かったという演奏を聴くことができる。
2005年ショパン・コンクールで、5位なしの6位に入賞した香港生まれのリーによる、1次予選の模様を収録。上位入賞者唯一の女性で、2002年浜松国際コンクールで1位となり、ヨーロッパ等で活躍中。
第15回ショパン・コンクール6位のリーによる、2次予選と本選の演奏を収録。1980年香港生まれ。多くの国際コンクールで入賞、優勝をしており、欧米でもコンサート活動を積んでいる実力の持ち主。
今やマルチ・タレントとして活躍する熊本マリのショパン・ノクターン集。ピアノの詩人がジョルジュ・サンドと愛の生活を過ごしたマジョルカ島に思いを馳せて綴った、一服の清涼剤のようなアルバムである。そこはかとない郷愁さえ感じられる美しい音色が魅力だ。
101曲6枚組の内訳は、ドラマ篇、CM篇、映画篇、癒し篇、思い出篇、華麗篇(?)。とりあえずどこから聴いてもOKの“幕の内”であって、中身を云々言うのは野暮というものか。ケースの取りまわしの良さ、楽曲ごとのウンチク集と、トレンドはばっちり押さえてます。
ブルーナをジャケットに使った「ブルーナ クラシックのお部屋」シリーズの10枚。子供の情操教育用CDで、曲目解説も分かりやすく、クラシック入門者用としても最適。演奏も定評のある音源のみを使用。
61年収録の第1番は、絶頂期のルービンシュタインと若きスクロヴァチェフスキの協演。一点の曇りもないほどに輝かしいピアノの音色、躍動感あふれるリズム、ピアニシモのデリケートなタッチ。SA-CD化によって生彩感あふれる名演が生々しい音で蘇っている。
スクリャービンのピアノ・ソナタ全集での快挙後、12年にわたる長大な演奏計画を発表して演奏家としての充実ぶりを示している彼女。デビュー以来ずっとそばにあったショパンを今録音するのに、大きな動機があったことを、抑えた表現が雄弁に語る。濱田滋郎のライナーの熱さも嬉しい。