制作・出演 : ジェフ・ベック
2003年の前作『ジェフ』から実に7年の歳月をかけての発表となる、ジェフ・ベック名義のスタジオ作。豪華なゲスト陣をはじめ、壮大なオーケストラをバックに自在な音色を奏でるギターなど、聴きどころ満載の作品。
2007年11月下旬の5日間、ロンドンの名門ジャズ・クラブでの演奏を14曲収録したライヴ作。各時代の代表曲はもちろん、比較的新しいオリジナル曲もバランスよく収録されており、何より小さな会場ならではの距離感でのリアルな演奏が楽しめる音響に興奮させられる。
前作から約2年ぶりのアルバムとなった2003年作品。シンプルなタイトルの野心作で、近作の傾向であったデジタル・ロック色は一層強まり、ヴァラエティに富んだ内容となっている。ボーナス2曲追加。
名作『ワイアード』リリース直後のステージの模様を収録した77年発表のライヴ盤。ヤン・ハマーとの炎のセッションが楽しめ、フリー・フォームでワイルドなジェフのギターはファン必聴だ。
89年に発表され、強力メンバーとともにジェフが新次元へ突入した記念碑的アルバム。全編インストゥルメンタルだが、ジャズ的要素はなく、インスト・ギター・ロック・アルバムといえる内容。
80年に発表された『ブロウ・バイ・ブロウ』を起点とするジャズ・ロック期の集大成アルバム。キーボードにトニー・ハイマス、ドラムスにサイモン・フィリップスが参加し、スリリングな演奏を聴かせる。
ダンス・ミュージックを取り入れた85年発表の意欲作。ジェフ本人とジミー・ホールがヴォーカルを取った歌ものアルバムで、「ピープル・ゲット・レディ」ではロッド・スチュワートが見事な歌唱を披露している。
ジャンル
73年発表のBB&Aによるロック史上に残る名盤。スティーヴィー・ワンダーやカーティス・メイフィールドをカヴァーし、当時のハード・ロック・シーンに巨大なクサビを打ちこんだ記念碑的作品。均衡のとれたサウンドが美しい。
ジャンル
日本でのみ発売が許されたBB&Aの2枚組ライヴ盤。2年ほどで解散してしまったグループなので、アルバムは本作とスタジオ録音1枚しか残されていない。ヘヴィなトリオによる伝説のライヴが甦る。
名曲「哀しみの恋人達」を収録した75年の名盤。ヴォーカルレスのアルバムとしても注目され、ジャズのエレクトリック化とも呼応した、即興性豊かでクロスオーヴァーな作品だ。
2003年、B.B.キングとともに行なったツアーが終わった後に、B.B.のクラブで行なったライヴを完全収録。元はネット通販のみで売られていたものだ。比較的小さめの場所でのトリオ演奏ということで演る方も聴く方もとにかく生! ブットいあの音を堪能されたし。