制作・出演 : ジョージ・セル
ロストロポーヴィチとのブラームスの二重協奏曲も一緒に録音するなど、精力的に活動していたセルとオイストラフの、ともに晩年での録音。演奏の精度、緊張感、豊かな情感と、いずれも申し分のない堂々とした演奏が味わえる。
BGMのヒット・シリーズ“image”のクラシック編。本作では、チェコの国民楽派を代表する作曲家ドヴォルザークを特集。セルやメータ、ジュリアードSQにベルなど、新旧の一流演奏家による郷愁を誘うメロディが満載だ。
人気のコンピレーション・シリーズ“イン・ザ・モーニング”のクラシック編。1枚目には、シャキッと目覚めるための元気な曲。2枚目には、ゆったりとしたテンポによる休日用のお目覚め曲が収録されている。
美味しいところ獲りのコンピレーション・シリーズ「イマージュ」のクラシック編に、ベートーヴェンが初登場。ベートーヴェンのメロディメイカーとしての面を浮き上がらせた選曲となっており、一気に親しみが倍加する。
制作・出演
ギャビー・カザドシュ / クリーヴランド管弦楽団 / コロンビア交響楽団 / ジョージ・セル / フィラデルフィア管弦楽団 / モーツァルト / ユージン・オーマンディ / ロベール・カザドシュカザドシュは、20世紀の前半から半ばにかけて活躍したフランスの名ピアニスト。得意とするモーツァルトの協奏曲集は、セルとの名演として有名なものだ。夫人のギャビーとの2台のピアノ用の協奏曲も超有名。
ユニバーサルの擁する名演奏家たちを一堂に揃えた、贅沢きわまりないコンピレーション・アルバム。クラシック音楽の礎を築いた、バロック音楽の名曲101曲を収録。ヒーリング・アルバムとしても楽しめる。
セル晩年の、ザルツブルク音楽祭でのライヴ。セルの強靭な掌握力がウィーン・フィルを自在にコントロールして、力の抜けた自然で美しいブルックナーを作り上げている。晩年の至芸を聴くことができる名盤。
制作・出演
アンリ・デュティユー / オリヴィエ・シャリエ / シャルル・ミュンシュ / ジャン=ギアン・ケラス / ジョージ・セル / ハンス・グラーフ / フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団 / フランソワ・ル・ルー / ボストン交響楽団デュティユー(1916〜)は今やフランス音楽界の最長老だが、メシアンのエキゾティシズムやブーレーズのセリエル的前衛主義と比較すれば、最もフランス的な伝統にのっとった中道を歩んできたといえる。それを再認識する上でも、またフランス現代音楽の“名作”を探る意味でも、彼の管弦楽の主要作品が収録された本アルバムはまことに有益。最初期の「檻」(世界初録音)を収め、ケラスやシャルリエなどの豪華なソリスト陣、それにシャープな解析力で切り込む指揮のグラーフなど演奏のクオリティがすこぶる高いのも魅力。