制作・出演 : トニー・ウィリアムス
1946年生まれ、佐賀県出身の山口が、ジョージ大塚のプロデュースで完成させたリーダー第3作。トニー・ウィリアムス、ミロスラフ・ヴイトウスと、今や実現不能なリズム隊をバックに幻想的な世界を、ていねいに作り上げていく。ケニー・カークランドの弾くフェンダー・ローズとシンセが新鮮。
発売元
ユニバーサルミュージック衝撃のデビュー作『テイキン・オフ』に続いてブルーノートに吹き込まれた2ndアルバム。天才的な和声感覚と、後の作品にも通ずる独特の作曲センスが詰め込まれた魅力的な一枚に仕上がっている。
制作・出演
ウェイン・ショーター / エディ・ヘンダーソン / ジュリアン・プリースター / トニー・ウィリアムス / ハービー・ハンコック / フレディ・ハバード / ベニー・モウピン / ロン・カーターハービー・ハンコックの旧作が4点まとめて登場。2枚組の『ニューポートの追想』は、V.S.O.P.クインテットの原点となった76年6月ニューポート・ジャズ祭でのライヴ。73年の『ヘッド・ハンターズ』は、70年代ハンコックのファンク路線を決定づけたダンサブルな名盤。『洪水』は、そのヘッド・ハンターズ率いるハンコックの75年来日公演の記録。83年の『フューチャー・ショック』は、『ヘッド・ハンターズ』の80年代版。ヒップホップのビートや打ち込みを取り入れるなど、時代に呼応したダンス・サウンドを展開。
“Very Special One Time Performance”という正式名称どおり、本来は1回こっきりのパフォーマンスを演るために生まれたスーパー・グループのDSDマスタリング盤がリリース。田園コロシアムでの第1回目のライヴ・アンダーを飾り、リズム・セクションが破壊的なまでに暴れまくる『テンペスト〜』、全編にわたりクオリティの高いプレイを聴かせる『ライヴ・イン・USA』、唯一のスタジオ録音『ファイヴ〜』。豪雨に見舞われながらの熱演がもはや伝説と化している『ライヴ・アンダー〜』は雨粒の音まで聴こえてきそうな高音質と熱気。
1979年6月26日、田園コロシアムで録音されたライヴ盤。大雨の中、5人が最高のプレイを繰り広げた、もはや伝説と呼ばれるステージで、名盤として語り継がれている一枚だ。
名盤『ライヴ・アンダー・ザ・スカイ伝説』収録の3日後に東京のスタジオで録音されたアルバム。スタジオ録音ならではの緻密なサウンドが味わいどころ。本作をもって、V.S.O.P.は活動に幕を下ろした。