制作・出演 : トニー・ウィリアムス
“Very Special One Time Performance”という正式名称どおり、本来は1回こっきりのパフォーマンスを演るために生まれたスーパー・グループのDSDマスタリング盤がリリース。田園コロシアムでの第1回目のライヴ・アンダーを飾り、リズム・セクションが破壊的なまでに暴れまくる『テンペスト〜』、全編にわたりクオリティの高いプレイを聴かせる『ライヴ・イン・USA』、唯一のスタジオ録音『ファイヴ〜』。豪雨に見舞われながらの熱演がもはや伝説と化している『ライヴ・アンダー〜』は雨粒の音まで聴こえてきそうな高音質と熱気。
1979年6月26日、田園コロシアムで録音されたライヴ盤。大雨の中、5人が最高のプレイを繰り広げた、もはや伝説と呼ばれるステージで、名盤として語り継がれている一枚だ。
名盤『ライヴ・アンダー・ザ・スカイ伝説』収録の3日後に東京のスタジオで録音されたアルバム。スタジオ録音ならではの緻密なサウンドが味わいどころ。本作をもって、V.S.O.P.は活動に幕を下ろした。
制作・出演
ジョージ・クリントン / スライ・ダンバー / トニー・ウィリアムス / バーニー・ウォーレル / ビル・ラズウェル / フレッド・ウェズリー / ブーツィー・コリンズ / メイシオ・パーカー最高の音で楽しむために!
制作・出演
ウェイン・ショーター / ジョン・マクラフリン / ジョー・ザヴィヌル / チック・コリア / デイヴ・ホランド / トニー・ウィリアムス / ハービー・ハンコック / マイルス・デイヴィス名盤『ビッチェズ・ブリュー』の半年前に録音されたアルバム。ショーターからハービー、チック・コリアなど、その後のエレクトリック・ジャズ〜フュージョンをリードするメンツが顔を揃えた充実の1枚。
1967〜68年の間に録音された未発表音源をまとめたアルバム。『マイルス・イン・ザ・スカイ』からはじまった電化サウンドが特徴。(2)はショーターの名盤『スーパー・ノヴァ』のヴァージョンと比較すると面白い。
黄金クインテットが複雑なリズムやエレクトリック・サウンド、ロックの要素などを取り入れ始めたアルバム。デビュー間もないジョージ・ベンソンが(2)で参加するなど、70年代フュージョンへの先駆けとなった作品。
ショーター在籍時の黄金クインテットによる4部作の完結編的アルバム。『ソーサラー』同様、マイルスのオリジナル曲はなく、ショーターのカラーが強く出た1枚。このメンツならではの緊張感ある演奏が魅力。
ハービーがマイルスに付けた魔術師の意のニックネームを冠にした作品。マイルスの楽曲がないことやヴォーカルを迎えた1962年録音の「ナッシング・ライク・ユー」など、比較的珍しい内容の1枚。ギルのアレンジとショーターの存在感が大きい。
60年代のマイルス・サウンドの基本として位置づけられる、クインテットのスタジオ作品2作目。名曲「フットプリンツ」「フリーダム・ジャズ・ダンス」などを含み、アルバム収録曲以外に完奏が存在しない、完璧なまでの完成度を誇る1枚。
黄金クインテットのほか、チック・コリアとデイヴ・ホーランドの参加も嬉しい初期エレクトリック・マイルスの1枚。前後の作品に比べるとまとまりに欠けると言われるが、その分、各メンバーの成長過程を垣間見ることができる。
1964年2月に行なわれたNYのフィルハーモニック・ホールでのライヴ盤。同じステージを収録した『フォア&モア』が“動”、本作が“静”と言われるように、落ち着いたナンバーを中心に収録。人気の高いライヴ盤のひとつ。