制作・出演 : ナタン・ミルシテイン
制作・出演
クララ・ハスキル / ゲーザ・アンダ / ナタン・ミルシテイン / フィルハーモニア管弦楽団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ルツェルン祝祭管弦楽団 / ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン / ロベール・カサドシュ制作・出演
アマデウス弦楽四重奏団 / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / オイゲン・ヨッフム / カール・ライスター / ジークムント・ニッセル / ナタン・ミルシテイン / ノーバート・ブレイニン / ピーター・シドロフ / ブラームスブラームスの他の協奏曲と同様、技巧的に至難で内容的に渋いにもかかわらず精神的に極めて充実した雄渾な作品として知られる、ロマン派屈指のヴァイオリン協奏曲。楽器特有の音色を巧みに生かして、作曲家晩年の独特の寂寥感を見事に表出したクラリネット五重奏曲。完璧な技巧と磨き抜かれた音色を存分に発揮したミルシテインと、音楽性溢れる感性豊かなライスターの独奏による、至上の演奏で収めた珠玉のブラームス・アルバムです。
冒頭からソロ・ヴァイオリンが甘美に歌う、哀愁を帯びた抒情的な名旋律であまりにも有名なメンデルスゾーン。作曲家自らが「抒情的楽想」と呼んだ、悲哀感に満ちたロマンティックなメロディによるチャイコフスキー。ロマン派のヴァイオリン協奏曲の傑作2曲を収めた一枚です。ミルシテインが完璧なテクニックと輝かしい美音を存分に発揮した演奏を聴かせており、アバド指揮のウィーン・フィルハーモニーも万全のサポートぶりを示しています。
伴奏のない1挺のヴァイオリンだけを用いながら、多声的かつ宇宙的な規模で展開されるバッハの雄大な《ソナタとパルティータ》。このアルバムに収録されたパルティータは、様々な舞曲を自由に配列した組曲の形で書かれた作品です。ロシア出身のミルシテインは生涯ヨーロッパ音楽の伝統を重んじる演奏を繰り広げました。彼の完璧なテクニックと輝かしい美音、そしてノーブルなスタイルを存分に発揮した演奏でお楽しみください。
発売元
ユニバーサルミュージックアメリカに移っても、最後までヨーロッパ・スタイルの気品あふれる演奏を貫いた、ミルシテインの小品集。キャピタル時代のミルシテインに顕著な冴えたテクニックが、各楽曲に華を添えている。
ベスト100シリーズのヴァイオリン編。ヴィヴァルディからストラヴィンスキー、協奏曲から二重奏まで、あらゆる編成のヴァイオリン曲を網羅している。演奏家もEMIが擁する古今の超一流ばかりだ。
ミルシテインは、20世紀に活躍したフランコ・ベルギー楽派を代表するヴァイオリニストの一人。本作は、彼が68歳の時の2度目の録音。ミルシテインのバッハ演奏の集大成的な意味合いのある、気品に満ちた音色が聴きどころだ。
パガニーニに触発されて作曲された、超絶技巧の無伴奏作品を集めたアルバム。クレーメルが、パガニーニもさぞやと思わせる、見事なテクニックを駆使して、鬼気迫る勢いで見事に弾ききっている。