制作・出演 : ハンク・ジョーンズ
ベイカーズ・ホリデイベイカーズ・ホリデイ
制作・出演
アラン・ロス / エヴァレット・バークスデール / コニー・ケイ / セルダン・パウエル / チェット・ベイカー / ハンク・ジョーンズ / ヘンリー・フリーマン / リチャード・デイヴィスス・ワンダフルス・ワンダフル
ザ・グレイト・ジャズ・トリオがメンバーを一新。リーダー兼ピアニストのハンク・ジョーンズの優雅で流麗な演奏スタイルを中心に、新メンバーで臨んだ、新たな伝説の幕開けとなる注目作だ。
ラヴリー・デイラヴリー・デイ
白人の中堅ジャズ・テナーの中でいつも趣味の良い歌心を聴かせてくれるアレンが、ピアノで歌うことにかけては右に出る者のいないリヴィング・レジェンドと組んだ。トリックもフェイントもかけないのにひたすら美しく溶け合うジャズの心。ひとつの理想郷だ。
ビリーヴィン〜チャカ・ジャズ・イン・ニューヨーク〜ビリーヴィン〜チャカ・ジャズ・イン・ニューヨーク〜
ポップ・ユニット、PSY・Sのメンバーとしてデビューし、近年はジャズを志向する女性シンガーの2004年録音作。パンチの効いたスキャットが気持ちいい(5)、明瞭で情感豊かな表現に個性が際立つ(7)など、快唱が並ぶ。(8)はドン・フリードマンのファンキーなピアノ演奏が楽しい。
ナウズ・ザ・タイムナウズ・ザ・タイム
バップの帝王、名アルト奏者パーカーによる1950年代前半の円熟期のプレイを収録した名盤が、《スープリーム・サウンド・エディション》シリーズとして発売。ワン・ホーンの名演集だ。
いつか王子様がいつか王子様が
ハンクとエルヴィンのジョーンズ兄弟が共演した『枯葉』と同じ2002年5月のセッションで録音。(1)は『枯葉』に収録されたものとは別テイクでドラムスの躍動感が強力。三者がそれぞれに音を慈しむような(4)や、最後のテーマにおけるハンクのプレイが冴える(9)も快演。
ロード・ソングロード・ソング