制作・出演 : バイエルン放送交響楽団
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/シェーンベルク:浄められた夜チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/シェーンベルク:浄められた夜
人気、実力ともに世界のトップ・クラスのヤンソンスの魅力は“現代的スタンダード”ではないかと思う。十分に洗練されているが、メリハリやコントラストが明快につけられ、親しみやすい演奏。ライヴならではの緊張感や求心力もこのシリーズの魅力だろう。
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」/シチェドリン:ピアノ協奏曲第5番ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」/シチェドリン:ピアノ協奏曲第5番
「火の鳥」から意外な響きが聴こえてくる。ふわり音色が受け渡されるはずのパッセージがゴツと滞る。炸裂するトゥッティの背後で金属打楽器の残響が蒼く漂う。シチェドリン作品でもパスティシュのような意匠のなかから突如異形の音の形が現れる。津々のライヴ。
シベリウス:交響曲第1番ホ短調/ブリテン:青少年のための管弦楽入門 ほかシベリウス:交響曲第1番ホ短調/ブリテン:青少年のための管弦楽入門 ほか
いまや世界最高の指揮者と称えられるヤンソンス。個性の異なるオケを率いても確実にハイ・レベルな響きを引き出すテクニック。ここでもバイエルン放送響の能力をフルに発揮させ、ダイナミックな演奏に仕上げている。彼が多くのオケに信頼される理由がよく分かる。
マーラー:交響曲第3番 交響曲第10番からアダージョマーラー:交響曲第3番 交響曲第10番からアダージョ
制作・出演
ゲルハルト・シュミット / テルツ少年合唱団 / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送女声合唱団 / マージョリー・トーマス / マーラー / ラファエル・クーベリック / ヴォルフガング・シューベルトバルトーク:管弦楽のための協奏曲/マルティヌー:ピアノ協奏曲第5番/ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ/ロシア風スケルツォバルトーク:管弦楽のための協奏曲/マルティヌー:ピアノ協奏曲第5番/ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ/ロシア風スケルツォ
ワーグナー:序曲・前奏曲集ワーグナー:序曲・前奏曲集
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / カール・ベーム / バイエルン放送交響楽団 / バンベルク交響楽団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ラファエル・クーベリック / ワーグナーJ.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV232J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV232
制作・出演
J.S.バッハ / カルロ・マリア・ジュリーニ / キース・ルイス / デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / ヤルト・ヴァン・ネス / ルート・ツィーザク / ロバータ・アレクサンダージュリーニが80歳を迎えて、初めて取り組んだ作品で、当初大きな話題を呼んだ録音。満を持してという言葉どおり、入魂の演奏で、ライヴ録音ともあいまって、美しくも情熱的なものになっている。
シューベルト:ミサ曲第6番 変ホ長調シューベルト:ミサ曲第6番 変ホ長調
制作・出演
アンドレアス・シュミット / ウォルフガング・ビュンテン / カルロ・マリア・ジュリーニ / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / ヘルベルト・リッペルト / ヤルト・ヴァン・ネス / ルート・ツィーザクシューベルトが最晩年に書いた最後のミサ曲で、シューベルトの傑作のひとつ。ジュリーニは、緻密にコントロールしたオーケストラと合唱団の抑制した表現が、この曲の真価を顕わにして感動的。