制作・出演 : フィル・ウッズ
スーベニールスーベニール
90年代のフィル・ウッズ・カルテットのレギュラー・メンバーによる94年の作品。パーカー直系のウッズの吹きっぷりも気持ちいいが、なんといってもリンチの成長が本作の要になっている。
ウォーキン・ダウン・レキシントンウォーキン・ダウン・レキシントン
発売元
キングレコード株式会社バイタリティあふれる音で評価されているドラマー大坂がリードを取り、素晴らしいゲストを迎えてのNY録音。かつての生活の地で、彼の実力と持ち味が十分に発揮されたレコーディングといえる。
ギル・エヴァンスの個性と発展+5ギル・エヴァンスの個性と発展+5
制作・出演
ウェイン・ショーター / エリック・ドルフィー / ギル・エヴァンス / ギル・エヴァンス・オーケストラ / ケニー・バレル / フィル・ウッズ / ポール・チェンバース / ロン・カーター発売元
ユニバーサルミュージックウォーム・ウッズウォーム・ウッズ
57年の録音だが、この頃の彼と言えばチャーリー・パーカーの後継者と誰からも思われていた頃だ。まだ若いフィル・ウッズのゆとりのあるプレイに驚かされてしまう。コンボ・プレーヤーとしてのフィル・ウッズがすでに完成していたのがこの時代だ。
フィル・トークス・ウィズ・クイルフィル・トークス・ウィズ・クイル
ウッズ&クイルは50年代にアルト・サックスという同一楽器で人気を博したグループ。本作は2人の競演盤で、パーカー・イディオムを駆使したプレイでスリリングなバトルを展開。全編ホットで瑞々しい魅力を感じさせる内容となっている。待望のCD化だ。
クール・ウッズクール・ウッズ
いかにもパーカー派らしいウッズの、ハートがこもった切れ味あるアルト・サックスを楽しめる。そして、大西もウッズやカーターという大物相手に健闘。でも、ちょっぴり、こぢんまりとした演奏に感じるところがあった。なぜだろう。筆者の体調のせいかも。