制作・出演 : マスネ
ゆるクラ うるうる センチメンタルゆるクラ うるうる センチメンタル
ワーナー・クラシックスが保有する一流アーティストによるクラシックの演奏をパッケージしたシリーズの一枚。その時の気分にあわせて、気軽にクラシックに触れることができる“ユルさ”がポイントだ。
愛の悲しみ愛の悲しみ
アメリカの曲を中心にした『エンターテイナー』と同時発売で、こちらは、もう少しクラシカルなアルバムになっている。演奏は非常に丁寧。過剰な表情づけは避け、すーっと耳に馴染む。もっと大胆に、積極的にとは言えるが、これは癒し系クラシックなのだ。
マスネ:歌劇「マノン」全曲マスネ:歌劇「マノン」全曲
2001年のバスティーユでのライヴ。優美な歌唱のフレミングと、恋するデ・グリューの心情を情熱的に歌い上げるアルバレス。この二人の迫真のやりとりが絶品である。激しいドラマを献身的に盛り立てるロペス=コボス率いるオケも見事。燃焼度の高い出来だ。
パリ〜ベル・エポックパリ〜ベル・エポック
19世紀末のパリの魅惑的な調べが詰め込まれたアルバムである。ヴァイオリンの名品をチェロで演奏しているが、「どうです、こんなに弾けるんですよ」というように、名技性を誇示するような趣はさらさらなく、マの真摯で含蓄に富んだ音楽づくりが心地よい。★