制作・出演 : メンデルスゾーン
意外にもメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲は、あまり演奏されない。10代後半の第1、2番、30歳ころから晩年にかけて書かれた第3番から第6番。メンデルスゾーンの透明なロマンが薫る、メロスによる名盤だ。
作曲家の生誕200年を飾るにふさわしい絶佳なる演唱の復刻。シュライアー20代の瑞々しい歌声と溌剌たる描出は、メンデルスゾーン歌曲の理想的な表現といってよい。柔軟かつ力強い声で綴られたリートの、何と美しく心に響くことか。オルベルツの伴奏も秀逸である。★
前作ブラームスに続き、今作もヴァイオリンの「三大協奏曲」のひとつ、メンデルスゾーンを収録、そして海外のコンサートや'00年のベルリン・フィルとの来日でも実力は折り紙付きのショスタコーヴィッチとの絶妙のマッチングです。17才の若さでデビューをバッハ無伴奏で飾るという常識離れした実力と、その精悍で知的な面影を兼ね備えた音色を、是非ご堪能下さい。
制作・出演
アレシュ・バールタ / イルジー・フワーラ / イルジー・ヴァーレク / イレナ・ホーカロヴァー / チェコ・フィルハーモニー木管五重奏 / チェコ少年少女合唱団 / メンデルスゾーン / モニカ・ピェコウチコヴァー / 江崎昌子発売元
株式会社ポニーキャニオンサラ・チャン16歳の時の録音。すでに熟達したテクニックを持ち、その音楽性は完成の域に近づいている。ヤンソンス、BPOという願ってもないサポートを得て、彼女の魅力が十分に開花した一枚。
川畠成道のデビュー10周年を記念したベスト・アルバム。既発売の8枚のアルバムの中から、川畠本人が選曲を手がけ、さらにピアソラの曲2曲の新録音を追加している。川畠ファン必携の作品だ。
全盛期のパールマンらしい、豊麗なヴァイオリンがたっぷりと聴ける2曲をカップリング。とりわけチャイコフスキーはオーマンディ率いるフィラデルフィアとの、まさに豪奢な競演が素晴らしい。
制作・出演
クリスティアン・アイゼンベルガー / セバスティアン・ナウアー / ソフィー・ブザンソン / ダニエル・ホープ / トーマス・ヘンゲルブロック / パスカル・ジーファル / メンデルスゾーン / ヨーロッパ室内管弦楽団 / ルーシー・グールドムターが17歳の時に演奏したメンデルスゾーン作品と、25歳の時に演奏したチャイコフスキー作品を収録。このチャイコフスキーの作品をもってカラヤンとの共演は最後となった。カラヤンの影響下にあった頃と独り立ちをした頃のムターの違いが楽しめる。